出石の皿そば屋

1月2日の皿そば屋のことです。
　この日は、城崎出発で午後3時過ぎには、同行の2名を京都駅で新幹線に乗せねばなりませんでした。温泉宿をゆっくり目に出たので、出石のそばの有名度は調査済みでしたが、どこの店とまでは調べていませんでした。インターネットも宿にはなくて。途中で、タイヤチェーンをはずし、この町の入り口に着いたのは12時少し前。そこで町に入ってすぐ、駐車場の広い、でかいプラ人形が屋根に突っ立ている派手な店のPに停めました。すると、ちょうど隣のボックス車に若い家族が戻ってきたところでした。われわれは車を降りたところでしたが、彼が突然「この店のソバはひどくまずいです。１０皿注文したが２皿でもう食べるきがしないので出てきた。女性店員は香水をつけているし。論外な店。やはり、もっと旧市内の古い店に行くべきです」と話しかけてきました。
　トウゼン我らも同意して、車を出して逃げ出しました。
　そこで中心地の町営駐車場（400円）に停めて、近くの「老舗」とおぼしきお店に入りました。
　これは大正解でした。手打ち皿そば入佐屋さん。あとで調べると、この店のウェブとブログもしっかりしたものが作っていました。伝統を守る会の役員の方でした。
・・・「口コミは信用できる」というエピソードを書きたくて、日付が飛んだけれど記述しました。