農業技術研修会などで得た知識いろいろの中から役に立ちそうなトピックスを自分の記録も
兼ねて紹介していきます。
研修会知識⑨
徒長苗は根が十分育っていないという現象の裏返しです。植物を成長させる重要なホルモン
は3種類で、オーキシンは細胞を大きくし、ジベレリンは細胞を縦長に成長させ、サイトカイニン
は細胞分裂を促進させます。全部がバランス良く機能するためには、苗の根っこが先ず成長して
毛細根を増やし、サイトカイニンを放出することが最重要です。徒長苗は根が弱く、サイトカイニン
が不足し、ジベレリンやオーキシンの働きで細胞が縦長に大きく成長し長く伸びた状態になって
しまっているのです。根がない植物は育たないという昔からの言い伝えは的を射ているというわけです。

徒長しているか、いないかは植物を真上から観察するとわかります。ほとんどの植物であてはまる
のが、144度の法則。葉が144度ずつ回転しながら出てきて、6枚目と1枚目が重なります。
重ならないのは、途中の細胞が細長く肥大してねじれたため。肥料を調節して合わせられる
ようになればスゴイですがある程度改善できても健康な苗の数倍苦労することになります。

徒長が良くないのは野菜が美味しくないということ。必ず硝酸値が高く苦いからです。
硝酸は根から吸われた酵素で分解されアミノ酸になるのですが、根が機能していないため
酵素が十分でなく硝酸として樹体に残ってしまうという理屈です。硝酸が体に悪いかどうかは
いろいろな説がありますが、一頃はブルーベビーの原因とも言われていました。野菜を苦く
するだけでなく、水を汚す物質として問題視されるようになっています。とにかく肥料は
極力使わない事、これは化学、有機を問わず共通して言えることですね。
兼ねて紹介していきます。
研修会知識⑨
徒長苗は根が十分育っていないという現象の裏返しです。植物を成長させる重要なホルモン
は3種類で、オーキシンは細胞を大きくし、ジベレリンは細胞を縦長に成長させ、サイトカイニン
は細胞分裂を促進させます。全部がバランス良く機能するためには、苗の根っこが先ず成長して
毛細根を増やし、サイトカイニンを放出することが最重要です。徒長苗は根が弱く、サイトカイニン
が不足し、ジベレリンやオーキシンの働きで細胞が縦長に大きく成長し長く伸びた状態になって
しまっているのです。根がない植物は育たないという昔からの言い伝えは的を射ているというわけです。

徒長しているか、いないかは植物を真上から観察するとわかります。ほとんどの植物であてはまる
のが、144度の法則。葉が144度ずつ回転しながら出てきて、6枚目と1枚目が重なります。
重ならないのは、途中の細胞が細長く肥大してねじれたため。肥料を調節して合わせられる
ようになればスゴイですがある程度改善できても健康な苗の数倍苦労することになります。

徒長が良くないのは野菜が美味しくないということ。必ず硝酸値が高く苦いからです。
硝酸は根から吸われた酵素で分解されアミノ酸になるのですが、根が機能していないため
酵素が十分でなく硝酸として樹体に残ってしまうという理屈です。硝酸が体に悪いかどうかは
いろいろな説がありますが、一頃はブルーベビーの原因とも言われていました。野菜を苦く
するだけでなく、水を汚す物質として問題視されるようになっています。とにかく肥料は
極力使わない事、これは化学、有機を問わず共通して言えることですね。
この時期から苗作りをするとほとんどが徒長してしまいますね。
加温だけではダメで日光が必要なんでしょうね。
プロの技を知りたいです。
最低3日間は外出不可、播種床に密着して湿度、
温度、日照などの管理と観察に当たるべしという
鉄則があります。もちろん、播種の前に、作物全体の
作型に合わせた時期選定と、天文学とも連携した
播種のタイミングなど、基本的な自然科学を予定に
組み込んだ上でです。なかなか難しそうですが、理屈
は簡単だし、情報はたくさんあるので、皆さん結構
成功されていますね。私はまだ横で見ているだけなので
実際に実現できるかどうかは疑問ですが。^^
Heyモーです
う~~ん 参ったなあ
今種蒔きしてるもの みんな徒長しまっくっていますから!!
うちの現状では発芽がしたら日当りバッチリの場所が
まったく確保できないです
区民農園が当たるまで種蒔きをしないでいるのも
勇気が要ります・・・
対処が分かって来るようです。まず観察することが
大事なので、無駄になっても多めに蒔いて、抜いて
観察してみるなどの努力が必要なんでしょうね。
とりあえず、毛細根を発達させる段階では葉は出て
来てませんから、暗闇でなければ大丈夫だと思いますよ。
してみるのも手ですね。
自分もそのうち時間ができそうですから、一緒に
いろいろ工夫してみましょう。