ライバル!

2017-04-28 13:32:27 | コメント
ライバルと対戦する時に思う気持ちは、「負けたくない!」と思うよな。

できれば「ライバルよりいいプレーをしたい」と思うよな。

憧れの選手であったら、違う感情かもしれないがね。

ライバルは、対戦相手にいるかもしれないが、同じチームの仲間にもいると思う。

代表で一緒だった選手が、自分のチームでお互いのチームで対戦する時なども、火花が散るよな!

お互いが良いところが、分かっているから、プレーをさせたくない、抑えようとする気持ちがプレーに出るよな。

チームの中でも、自分のライバルがたくさんいる方が、自分のためになる。

もしチームの中で、自分が一番だと思うと自分自身との戦いとなる。

リーダーとしての仕事があり、自分の成長のための戦いがあるということになる。

メンタルの強さと将来という大げさでなくても、自分のプレーも考えるよな。

ということは、ライバルは自分かもしれない。

練習に入る前から、フワフワした気持ではない。

仲間がライバルと思えば、練習のスタートから真剣そのものだよ。

今日は試合だとなったら、自然に気持ちは高まるというものだ。

いい準備をして、試合に望もうと真剣そのものになるが、表向きはリラックスを装うんだ。

だから、思い切って体を動かさないと緊張感だけで試合をすることになる。

身体をいじめながらボールプレーに専念してコンディションを作る。

そして、仲間と打ち合わせをしながら、今日のゲームの気持ちに入っていく。

最後に仲間と最高のプレーを誓い合いながら、勝利を目指してピッチに立つのである。

ゲームの最中は、その時その時の状況に合わせて、気持ちを削ぎすまして、プレーに没頭して、できる限り勝利に向かってプレーをする。

レフリーの最後の笛が鳴った時に、全力を尽くした結果がでる。

仲間と一緒に勝利をたたえることが出来る。

悲しみと悔しさが待っていることもある。

勝っても負けても、あの時こうすればよかった、もっといいプレーができるようにしたい、あの時のミスはいかん、あれは俺が悪かった、などなど反省の嵐だね。

良いプレーがあったら自信になる。

そしてまた次の試合に向けて、練習が始まる。

選手時代に感じたことで、シーズンに入ると、1週間が一緒なんだよな。

準備をしてきて、試合がある、あくる日は休み、そして練習初日走りと軽めの練習、あくる日は、チーム戦術、ポジション戦術。週の中半は紅白ゲーム45分×2.最後の日は、攻守に分かれ強化、次の試合に向けての確認。試合前日は移動。そして、試合当日となる。

1週間1週間が同じように過ぎていく、単純な感覚を持つこともあった。

でもその中で絶えず、自分との葛藤があった。

今調子がいいぞ!と思う時は気持ちも身体も充実していて、何にも意欲があり楽しいし、積極的なプレーが出て、俺はこんなこともできるんだと、自分のプレーの新しい発見がある!

そんな時ばかりでなく、スランプ状態の時やプライベートで悩みがある時は、1日1日が長く憂鬱で暗くなり、プレーもミスが続きさらに落ち込む。

だけどちょっとしたきっかけから、調子が上向きになる。これも気持ちを切り替えて前向きにやろうとしないといけない。

目指す目標があり、夢があり、近い課題があって、ライバルがいて、そして自分との戦いだ。

後から俺はやった!やりきったといえるぐらいにやった結果が満足できるように、毎日毎日その時その時に頑張れるようにしたいな!