U-14の総括から3

2016-01-15 15:47:27 | コメント
選手のプレー振り、ゲーム運びに進歩がみられるようになったことは前に書きましたが、
そこで、ボールの持ち方、技術がうまくなれば、また大きく成長すると思う。

敵を見てプレーできるようになって、パスを味方にしっかりつなぐことができるようになったのだったら、今度は、自分がボールを受けた時のボールコントロールや、ドリブルのボールコントロールで、敵とプレーするということも同じだと思う。

敵と試合をして、敵に取られないパスを味方に出す、敵の裏を付いて、突破のパスを出す。
敵とプレーしていることは、ボールコントロールでも一緒のことだね、敵の触れないところにボールをタッチコントロールすることになる。
敵がボールを取りに、足を出して来たら、触れないように交わす。
フェイントをかけたり、逆を突いた動作、タッチから、敵を交わす、敵を抜く、ボールキープすると一緒のことだね。
敵と試合をしているのだから、敵に取られない、敵に渡さない、ボールを失わないということが大事だね。
これがサッカーのプレーだと思う。

だから、敵を感じてプレーできるようになれば、ボールコントロール、ドリブルもうまくなるということと一緒なんだ。
これからは、ボールコントロール、ボールの置場所、タッチの仕方、交わし方、逆を突くプレーをどんどん覚えていってほしい。

うまくなれば、もっとサッカーが面白くなる!

ボールコントロール、ボールタッチ、ドリブルタッチというのは、みんな同じことだと思ってほしい。

よくあることなんだが、ゲームの中で、敵と対面して、ドリブルで抜きに行った。
相手をかわす時、抜くときに、大きかった、切り返した、フェイントをかけて抜いた、それを相手に取られた、ボールを失ったとする。

それは、相手がうまかったかもしれないが、自分の大きなミスだね、これは、絶対自分のミスで、ボールを失ったことになる。
自分のミスで、チームがボールを失った訳だから、一大事だよな。
自分は大変なことをしたことになる。

だけど大事なことは、ミスを悔やむのでなく、ボールを失った同じミスを2度とやらないことなんだよ。
ボールタッチが、大きかった、切り返しが甘かった、切り返しをしたのが良くなかった、フェイントになっていなかったなどの反省をして、同じ失敗をしないこと。
1回失敗した経験を勉強するのが人間だと思う。

いかにして、ボールを失わないか! 
プレーを考え、ボールの置場所、タッチ変化と速さ、体を入れ相手をブロックする。

相手の嫌がることをする!
相手をだますことを考える!
相手に追い込まれない!
相手のワナにはまらない!
“したたかさ”が必要かな!

後は、うまくなろうと思ったら、練習あるのみ。
ボールタッチ、ドリブルタッチ、体を入れる、ボールの置場所、フェイント、のトレーニングをすること。
トレーニングは、練習の中で、いろんな種目練習の中でいつも意識すること。
もちろん、11対11のゲーム、少人数ゲーム、ミニゲームの中で意識してトレーニングすること。
それも必ず、発想、イメージを持ってプレーすることが大事です。
実戦の中でプレーできるようになったら、自信がつきます。
そうなれば、うまくなった証拠です。
どんどん高いレベルの中で、強い相手に、自分の思うプレーができるようになったら本物です。

1人1人のプレーの進化を期待する!

チームがさらに成長することを期待します!