晩春から初夏に出現すると言われるウスバシロチョウが飛び出したとの情報があり、仲間に便乗して会いに行って来ました。
タテハチョウ科 ヒメウラナミジャノメ
岐阜市の北、山形市の山麓です。草むらを飛び交いお出迎えです。
タテハチョウ科 ヤマキマダラヒカゲ
サトキマダラヒカゲかと思いましたが、場所と羽根模様からヤマキマダラヒカゲだと思います。
アゲハチョウ科 オナガアゲハ
道路脇の空堀に舞い降りて来ました。
コチャバネセセリ
アゲハチョウやコチャバネセセリなどがこの場所に来るので探ってみると動物の糞がありました。道理でここに来るはずだと、納得です。
アゲハチョウ科 ウスバシロチョウ
フワフワと飛んでいるのですが結構なスピードでピント合わせが難しいです。
ハルジオンの花で吸蜜。やっと止まってくれました。
出会って舞い踊り、草むらに降りて交尾しました。
ハルジオンの花で吸蜜するウスバシロチョウのメスだと思います。交尾した雌の腹部には、他のオスとの交尾を防ぐため、交尾相手のオスが作った障害物がついています。
撮影していたら、数頭が草むらの中へ降りて、翅をバタバタ動かし地面を歩いています。ひょっとして枯葉や枯れ木に産卵しているのかと思い見てみましたが、卵らしきものは確認出来ませんでした。ウスバシロチョウは以前に一度だけ見たことがありましたが、今回は数十頭が乱舞する現場に遭遇出来て充分に満足出来ました。