元警官のエイドリアン・ウォールは女性を殺したとして刑務所に。13年経って、仮釈放になった。刑事のエリザベス・ブラックはエイドリアンをリスペクトしていた。そしてエリザベスは少女を監禁していた男二人を拷問した上に弾丸18発を浴びせ殺したとして州警察に目をつけられていた。エリザベスが明かそうとしない真実とは。エイドリアンの事件、エイドリアンのいた刑務所の強欲な所長、エイドリアンに母親が殺されたギデオン少年、監禁されていたチャニング。すべての人生がはまっていく…
うーむ。長い。ひたすら長い。ポケミス上下2段組で574頁。読んでも読んでも終わらなかった。給食が食べ終わらなくて、5時間目も給食を食べさせられている少食の女子になったようだ。(あの子はどうしているだろうか。今頃は、ラーメン二郎に行って「マシマシで」とか頼んでるだろうか)
しかししかし、面白かった。人間ドラマ的なミステリーだった。
チャニングとギデオンの二人の子供に、少し異常なほどに愛情を見せるエリザベス。彼女のややエキセントリックとも言える行動が一番のキモ。彼女に同情できるようなできないようなギリギリの感じがなかなかたまらない。
刑務所で身も心もボロボロになっていたエイドリアン。出所して何をするのか。本当に女性を殺したのか。その辺りも実に読ませる。

今日の一曲
本の原題は"Redemption Road" Bob Marleyで"Redemption Song"
では、また。
うーむ。長い。ひたすら長い。ポケミス上下2段組で574頁。読んでも読んでも終わらなかった。給食が食べ終わらなくて、5時間目も給食を食べさせられている少食の女子になったようだ。(あの子はどうしているだろうか。今頃は、ラーメン二郎に行って「マシマシで」とか頼んでるだろうか)
しかししかし、面白かった。人間ドラマ的なミステリーだった。
チャニングとギデオンの二人の子供に、少し異常なほどに愛情を見せるエリザベス。彼女のややエキセントリックとも言える行動が一番のキモ。彼女に同情できるようなできないようなギリギリの感じがなかなかたまらない。
刑務所で身も心もボロボロになっていたエイドリアン。出所して何をするのか。本当に女性を殺したのか。その辺りも実に読ませる。

今日の一曲
本の原題は"Redemption Road" Bob Marleyで"Redemption Song"
では、また。
上下2段組みがつらくなりました。
ポケミスも、最後に読んだのはいつでしょうか・・・
ジョン・ハート作品『川は静かに流れ』も『ラスト・チャイルド』も好きなので、読みたい・・・
でも、ふるさんが、「読んでも読んでも終わらなかった」と言われるのであれば、やめておこうか・・・
と、悩み中です。本屋さんで手に取ってから決めたいと思います。
書評七福神の8月度のベストで、書評家の北上次郎さんと吉野仁さんが一ヶ月に読んだ中でベストワンに挙げておられます。
http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/touch/20160915/1473891454
他人の評価が絶対ではないことは、読書メーターでみんなにボロクソにけなされている本が結構面白かったりすることが証明していますが、この本は「長いけど面白い」です。(と言うか、私の好みです)