『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

❝今はまだ上昇初期段階❞日経平均 年度末2万5000円に暴騰か?

2017-10-28 19:15:54 | 日記

大幅高であっさり22000円台乗せ、今はまだ上昇初期段階の可能性も?外国人主導の株式の上昇が止まりません。日銀も買い出動しなければならない潤沢な資金を持っており、しかも、購入した株は基本売却しない。そういった観点では株価の堅調は当面止まりありません。年末には25000円との声すら囁かれ始めました。外国人投資家が買うから上がる。上がるから日本人投資家が買う。という循環がしばらくは続きそうです。年末にかけては、悲観論者を一掃する株式上昇リスクを頭に入れるべきでしょう。

以下コピー

過去1年のPERは14倍を中心として13~15倍のレンジで推移してきた。ここからはレンジをひとつ切り上げて15倍を中心に14~16倍のレンジとなるだろう。長期の平均が15倍だからノーマルな水準に回帰するだけのことである。1500円のEPSを16倍で評価すると2万4000円である。スパンを年度末までに広げればじゅうぶん達成可能だろう。おそらく来年3月時点で1年先のEPSを見れば5%程度のアップサイドがあるだろう。1575円×PER16倍なら、2万5000円を超えてくる。

年度末の日経平均は、2万5000円。荒唐無稽に聞こえるだろうか?『9プリンシプルズ』の訳者・山形浩生氏は「あとがき」で、この9つの原理をわかりやすい言葉に、もういちど翻訳してくれている。

・自然発生的な動きを大事にしよう
・自主性と柔軟性に任せてみよう
・先のことはわからないから、おおざっぱな方向性で動こう
・ルールは変わるものだから、過度にしばられないようにしよう
・むしろ敢えてルールから外れてみることも重要
・あれこれ考えるより、まずやってみよう
・ピンポイントで総力戦やっても外れるから、取り組みもメンバーも多様性を持たせよう
・ガチガチに防御をかためるより回復力を重視しよう
・単純な製品よりはもっと広い社会的な影響を考えよう

『9プリンシプルズ』のサブ・タイトルは、「加速する未来で勝ち残るために」であるが、上記を読めば、「加速する株式市場で勝ち残るために」としてもまったく違和感がないどころか、これこそまさに、これからのマーケットでサバイブする必須の原理だと思えてくる。

コメント (1)
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