『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

❝ルノー危機、日産株放出?❞ゴーンとプーチン“結託のアウトワズ”で3000億円評価損

2022-05-31 06:44:21 | 日記
ルノーはゴーンによってもたらされたロシア損失を埋めるキャッシュを得るために、日産持ち分約43%の保有株を一部手放さざるを得ないのでは?

ロシアのウクライナ侵略を受けてルノーはロシア事業からの撤退を決めた。ルノーはロシア事業の比率が非常に高く、キャッシュフローを依存していた。その理由は、カルロス・ゴーン氏がルノーCEO時代にロシア最大の自動車メーカー、アウトワズを子会社化したからだ。
2011年にプーチン大統領からゴーン氏に直接支援要請があり、拡大戦略を目指していたゴーン氏が数十万台の生産能力があるアウトワズの買収に飛びついた。ゴーン、プーチン両氏は似た者同士だ。ともに独裁者というだけではなく、私腹を肥やしている点がそっくりなように見える。類は友も呼ぶとでも言うべきか、阿吽の呼吸でアウトワズの買収が進んだ。
当初はルノーが50%、日産が17%をアウトワズに出資していたが、日産の持ち分をルノー側が引き取った。アウトワズはルノーが買収後、業績が好調で、ルノーの連結決算上、「孝行息子」となった。しかし、今回のウクライナ危機で、ルノーはアウトワズの操業を止め、株もすべてロシア側に売却することを決めた。
ルノーの経営危機で日産株に焦点
ロシアによるウクライナへの侵攻があった直後、ルノーはロシア関連で22億ユーロ(約3000億円)の評価損が発生すると発表した。ルノーはロシア事業を失うことで今後さらに経営に大きな打撃を受けることになるだろう。経営危機に陥るリスクさえある。
そうなった際にルノーが手っ取り早くキャッシュにできるのが日産株だ。ルノーの日産株の持ち分は約43%。日産の株式の時価総額2兆972億円(5月20日時点)から計算すると、資産価値は約9017億円ある。
ルノーの内部状況に詳しい日産元役員は「ルノーは今後、キャッシュを得るために、日産の保有株を一部手放さざるを得ないだろう」と見る。両社の関係が完全に切れるのではなく、アライアンスは維持しながら出資比率を落としていく流れだ。ルノーが日産株を半分程度手放せば、4500億円程度のキャッシュを得られる。
日産側も、ルノーとの関係は維持しながら、経営の自由度をより高めるためにルノーとの資本関係の「リバランス」を望んでいる。こう望む背景には、「ポストグローバル化」の国際情勢が影響している。
ウクライナ危機の以前からグローバル化の在り様が大きく変化していた。1989年のベルリンの壁崩壊によって東西冷戦が終結し、世界のマーケットは一つになったと言われる。自動車メーカーはこのグローバル化の波に乗り、世界市場を攻略してきた。
グローバル企業の環境一大変化
ところが米中対立による地政学的なリスクの高まりによって、単に効率性を重視して市場拡大を目指してきた手法に限界が生じ始めた。企業は事業の継続性を重視する。万が一有事などの想定外のリスクが起きても事業を続けられる戦略が重視されるようになり、サプライチェーンの見直しなどが進んだ。
米中対立を意識した企業行動の一例をあげると、トヨタ自動車は米国と中国の開発部門が直接メールのやり取りすることや出張で行き来することに制限をかけた。
そして、自動車メーカーの行動を大きく変えているのが世界で進む脱炭素化の流れだ。電動化に莫大な投資を迫られるようになった。しかし、一言で電動化とは言っても、世界の各地域で、電動化に対する考え方は違い、それに伴い求められる商品も違う。欧州や中国では一気にEVシフトが進むが、米国はまだそれほどでもない。各地域の特性やニーズに合わせてきめ細かい対応をしていかないと、顧客を失うことになりかねない。
こうした経営環境下にあって、ルノーと日産が協力して単純にコストを落とすことよりも、それぞれが独自の戦略を展開し、企業のバリューを高めていくことの方が重視される局面になった。単に規模の利益を追求するだけでは両社協業のメリットが出にくい時代になったというべきかもしれない。
こうしてウクライナ危機の影響を受けてキャッシュを得たいルノーと、独自の戦略を展開したい日産との間にアライアンスに対する「温度差」が生じているように筆者には見える。日本政府もリバランスには大賛成と見られる。
ルノー・日産これからの山場
日産がルノーとの資本関係のリバランスをするために、カギとなるのはフランス政府の意向だ。かつて国営会社だったルノーの筆頭株主は今でも同政府であり、トップ人事は政府の専権事項であるように経営に大きな影響力を持つ。再選されたばかりのマクロン大統領がどう判断するかにかかっている。

レバノンの裁判所関係者は30日、国際手配されている日産自動車(Nissan Motor)元会長のカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)被告が事情聴取されたと明らかにした。新たな法的措置は取られず、被告は解放されたという。
 匿名で取材に応じた関係者によると、マネーロンダリング(資金洗浄)や職権乱用、会社資金の不正使用などの疑惑をめぐり、被告の法定代理人立ち合いの下で聴取が行われた。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【世界の平均年収TOP3】1位は「アメリカ」! 日本人の給料 平均年収は韓国以下…

2022-05-30 06:21:48 | 日記
日本(3万8515ドル)人の給料が1997年以降、全く上がらない。主要先進35カ国の1997年時点の平均年収ランキングは、1位のスイスが599万円、2位のルクセンブルクが590万円、3位のオランダが570万円。以下、アメリカ、ベルギー、オーストリア、アイスランド……と続き、日本は14位の422万円だった(OECD=経済協力開発機構の調査、以下同)。 当時の日本はバブル崩壊後だが、平均年収が減りはじめたのは1997年以降のことだ。バブルを迎えて日本経済が世界のトップクラスになり、しかも1997年時点では一人当たりGDP(国内総生産)が世界4位だったにもかかわらず、平均年収は14位に甘んじていたことになる。より大きな問題は、日本人の給料がその後上がっていないことだ。
そして現在は、
2022年平均年収が高い国のうち、TOP3は以下の国々です。
●3位:ルクセンブルク:6万5854ドル
●2位:アイスランド:6万7488ドル
●1位:アメリカ:6万9392ドル
いずれの国の平均収入も日本(3万8515ドル)の1.7倍以上の水準となっています。それぞれの国の経済状況や特徴を確認します
第3位:ルクセンブルク
3位のルクセンブルクは、金融業を中心とした強い経済基盤で知られます。1人当たりのGDPは11万8000ドルと、日本の約3倍に上ります。実質GDP成長率も、2020年こそマイナスでしたが、近年は毎年おおむね3%以上をキープしています。
第2位:アイスランド
アイスランドは、1人当たりのGDPは5万7189ドルで、日本の約1.5倍となっています。水産業を中心とした経済基盤があり、再生可能エネルギーによる産業に力を入れている国としても知られています。
新型コロナウイルスの影響で2020年はマイナス成長ですが、2011年以降はEU平均より良好な数値を示しています。
第1位:アメリカ
平均収入の世界1位はアメリカです。1人あたりGDPは6万9221ドル。IT産業、工業、金融業と幅広い産業が発達し、GDP成長率も5.7%という高水準です。

日本はOECD平均も下回る22位

平均年収が高い世界と比較して、日本はどのくらいの位置にいるのでしょう。OECDの調査では日本の平均年収が3万8515ドルと、OECD平均(4万9165ドル)を1万ドル以上も下回る結果となりました。全体でも22位と、ぱっとしない順位と言わざるをえません。
終身雇用が定着している日本は、成果主義の国々と競争する上で人件費を抑えざるをえないという事情も、平均年収が伸び悩んでいる一因と考えられます。一方、2021年のGDP成長率は名目で0.7%、実質も1.6%と、経済成長の気配は一向にありません。
高い年収水準にないと知り、個人の備えが必要
もちろん国によって雇用制度などが異なるため、平均年収を比較するだけで一概に良し悪しを判断することはできません。ただ、世界的に見て日本の平均年収が高い水準にあるといえないことは、残念ながら確かです。
いつか経済が上向き、平均年収が上昇基調に戻ることをただ期待して待つだけでなく、将来に向けた準備を自分自身で行うことが大切と言えるでしょう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤井棋聖3期目へ、ヒューリック杯棋聖戦6月3日開幕

2022-05-29 07:05:46 | 日記
藤井棋聖は現在、出場したタイトル戦は負け知らずで、8冠独占も視野に入ってきた。残るタイトルは名人、王座、棋王の3つ。名人を目指す順位戦は最上位のA級に在籍し、来年優勝すれば名人に挑戦できる。挑戦者決定トーナメントから登場する棋王も今年度、挑戦の可能性がある。
しかし、6つ目のタイトルを目指した王座は今月、挑戦者決定トーナメント1回戦で同期の〝藤井キラー〟、大橋貴洸(たかひろ)六段(29)に敗退。大橋六段にはこれで4連敗となった。
藤井棋聖が今年度内に同時に保持できるタイトルは最大で6冠。期待が膨らむ藤井棋聖の夢の全冠制覇は来年秋以降に持ち越しとなった。しかし、その道のりは険しい。タイトル奪取はもちろん、保持するタイトルも防衛し続けなければならないからだ。
今後を占う意味でも、永瀬王座との初のタイトル戦となる今期の棋聖戦五番勝負が鍵を握りそうだ。
  • 第93期棋聖戦 五番勝負 対局日程
  • 藤井聡太 棋聖
    永瀬拓矢 王座
    第1局 2022/06/03 (金)
    roomホテルニューアワジ
    [兵庫県洲本市]
    (戦型 手数)詳細


  • 第2局 2022/06/15 (水)
    room高志の宿 高島屋
    [新潟県西蒲区]
    (戦型 手数)


  • 第3局 2022/07/04 (月)
    roomホテル三日月
    [千葉県木更津市]
    (戦型 手数)


  • 第4局 2022/07/17 (日)
    room亀岳林 万松寺
    [愛知県名古屋市]
    (戦型 手数)


  • 第5局 2022/07/27 (水)
    room沼津御用邸
    [静岡県沼津市]
    (戦型 手数)


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トム・クルーズ、『トップガン マーヴェリック』の公開記念150発花火プレゼント

2022-05-28 06:17:25 | 日記
 映画『トップガン マーヴェリック』が28日日本公開。主演、トム・クルーズが、休みを取らずに働き続ける理由を 明かした。
 休日に何をするのが好きかと問われたトムは、「僕にとってはこれが休日だよ。なぜなら今は映画の撮影をしていないからね! 今はただリラックスしている」と映画のプロモーション活動が休暇のようなものだとコメント。「僕は、休みは取らないんだ。僕は幸運で、映画の撮影現場にいることと世界を旅することが僕の人生。それは僕がずっとやりたかったこと。だからこれは仕事じゃないんだ。僕は夢のような人生を送っている」と夢を仕事にしたからこそ、休みは必要ないのだと説明した。

「今夜は、皆さんとともにここに残り試写会で、この映画を一緒に楽しみたいと思います」(トム)、「今日は皆さんと一緒に映画を楽しみたいと思います」(ジェリー)と話し、トム本人からの提案で、そのまま一緒にジャパンプレミアで映画を鑑賞することに。 

 トムの映画制作に対する飽くなき情熱は、彼と仕事を共にした人々をしばしば驚かせてきた。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』などでトムと組んだダグ・ライマン監督もその一人だ。『バリー・シール/アメリカをはめた男』(トムが演じたのは、航空会社のパイロットからCIAに転身した男)の制作時にはトムと暮らしていたというライマン監督は、「トムと働くとなると、それは無休の仕事なんだ。どれだけ働き者だと言っても、僕自身、働き者だと思うけど、トムに比肩する者はいない」とDeadlineに明かす。
 「40日か50日ぶっ続けで働いた後、7月4日(独立記念日でアメリカの祝日)の週末が迫っていた。トムの誕生日は7月3日でホリデーと重なるから、彼は長い週末の休みを取って、どこかで誕生日を祝いたいんじゃないかと思っていたんだ。『誕生日のためにどこかへ出かけるつもりなの?』と聞いたら、『いいや。7月3日はみんなが休みだから、その時間を使って、スケジューリングに苦労していた飛行に関する8時間のミーティングができるんじゃないかと思って』と言われた。僕はものすごく疲れていたから、『誕生日に8時間のミーティングをしたいの?』と聞いたら、彼は『そう、それが僕が誕生日にしたいことだ。僕は映画を作りたい。それこそ最高の誕生日プレゼントだよ』と言っていた」
 休み予定の誕生日に長時間のミーティングを入れるだけでなく、当日は誕生日ケーキすらナシだったという。ライマン監督は「ケーキ? いいや、トムはケーキは食べない。誕生日ケーキを食べていたら、トムのような姿にはなれないんだよ」とトムがアクション大作にふさわしい体形の維持にも常に気を配っていることをうかがわせた。
 常に第一線で40本以上の映画を作り上げ、危険なアクションにも自ら挑んできたトムは、現在開催中の第75回カンヌ国際映画祭でその功績をたたえられて名誉パルムドールを受賞。今年60歳の誕生日を迎えるが、来年には人気アクションシリーズ第7弾『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』、再来年にはその後編の公開を控えているほか、ライマン監督とのタッグで宇宙ロケに挑む新作も進行中とその活躍はとどまるところを知らない。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小売がけん引して米国株式市場は516.91ドル高の大幅続伸

2022-05-27 06:30:25 | 日記
米国株式市場は大幅続伸。ダウ平均は516.91ドル高の32637.19ドル、ナスダックは30 5.91ポイント高の11740.65で取引を終了した。前日の流れを引き継ぎ、FOMC議事要旨 が想定内の内容で連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な利上げへの懸念が和らい だことに加え、インフレのピークアウトへの期待も相場のサポート材料となった。小 売企業が相次いで市場予想を上回る四半期決算・見通しを発表したことで消費関連銘 柄が上昇し、相場を押し上げた。セクター別では、自動車・自動車部品、小売、耐久消費 財・アパレルが上昇した一方、不動産が下落した。 百貨店のメーシーズ(M)は高級品の需要が持続している ことを背景に通期の利益見通しを上方修正し、急伸。ディスカウントストアのダラ ー・ツリー(DLTR)とダラー・ツリー(DLTR)は高インフレで消費者が低価格の商品 を求めているとして通期の売上高見通しを引き上げたことが好感され、大幅高。中国 のネット通販最大手のアリババ(BABA)は四半期決算が市場予想を上回る内容とな り、上昇した。4日続伸でNYダウはいよいよ底打ちかもしれません。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤井聡太叡王初防衛も、出口若武六段102手目の疑問手『42銀✕42角〇』で逸金星

2022-05-25 07:52:00 | 日記
千葉県柏市で24日に行われた将棋の第7期叡王戦五番勝負第3局で勝ち、今年度最初の防衛戦を制した藤井聡太五冠(19)藤井はタイトル戦での連勝記録を13に伸ばし、歴代2位の羽生善治九段(51)に並んだ。 。挑戦者の出口若武六段(27)を相手にストレート勝ちししましたが、終盤戦、AIの評価では形勢は揺れ動いていました。102手目42銀ではなく、42角なら出口が勝っていたかもしれません。只、 AIの読み筋は人間(実戦)では選べない手も多く、評価値を見ながらの第三者目線と対局者の心理は全く違うことでしょう。双方秒読みでの攻防は迫力満点でした。 最終盤、藤井聡太叡王に攻め急ぎの疑問手が出て、出口若武六段に本局最大のチャンスが訪れます。ただ、その正解手は秒読みでは発見が困難。次の指し手で形勢が傾き、最後は藤井叡王が勝利を収めました。 挑戦者の永瀬拓矢王座(29)と対戦する6月3日開幕の「第93期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)が、全8冠制覇の実現を占う試金石となる。
藤井五冠が手にしていない残り3タイトルのうち、王座戦は今月6日の決勝トーナメント初戦で大橋貴洸(たかひろ)六段(29)に敗れ、今年度の獲得が消えた。藤井五冠の大橋六段との対戦成績は2勝4敗。通算勝率8割超の藤井五冠に勝ち越す数少ない棋士の一人だ。
大橋六段は創造的な棋風で知られ、新手や妙手を指した棋士に贈られる「升田幸三賞」を受賞している。「週刊将棋」元編集長で大阪商業大学公共学部の古作登助教(59)は「藤井五冠は棋風が個性的な棋士に苦戦する印象がある」と指摘する。
棋聖戦挑戦者の永瀬王座も個性的な棋風で、相手の有効な攻めがなくなるまで受け続ける「根絶やし流」と呼ばれている。藤井五冠の永瀬王座との対戦成績は7勝3敗だが、好調だった昨年11月と今年1月に連敗。永瀬王座は今年度負けがなく、勢いもある。
古作さんは「藤井五冠が色んなタイプの棋士を相手に防衛できるかどうか、真価が問われる。成功すれば、8冠ロードも視野に入る」と話した。

❷ 将棋界最高位のタイトル戦、第35期竜王戦7番勝負の第4局が11月8、9の両日、福知山市内記の福知山城で開催されることが決まった。福知山城での対局は2018年の竜王戦以来4年ぶり2度目。史上最年少で五冠を達成した藤井聡太竜王(19)が、天守閣の特設対局室で新たな挑戦者を迎え撃つ。
 竜王戦(読売新聞社・日本将棋連盟主催)は、毎年10~12月に竜王位をかけて7番勝負で行われる。昨年の第34期竜王戦では、挑戦者の藤井王位・叡王・棋聖が当時の豊島将之竜王を破り、初の竜王位を獲得した。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤井聡太叡王初防衛なるか?&タイトル戦連勝記録13?5/24叡王戦第3局

2022-05-23 05:55:04 | 日記
第07期叡王戦(五番勝負)の第3局が明日行われます。
対局日:令和04(2022)年05月24日
対局場:三井ガーデンホテル柏の葉
    千葉県柏市若柴178-4ホテル&レジデンス棟
持時間:各4時間 振駒
先手▲:藤井 聡太 叡王
後手△:出口 若武 六段

藤井聡太叡王VS出口若武六段  下記の過去対戦成績をみると新人戦①で
負けて以来負けなしです。初防衛は確実?ファンの関心は対局よりもスポ
ンサー・不二家のおやつ?午前はカントリーマアムチョコまみれ でした。



対戦成績:藤井06勝、出口01勝
0110:18/10/10 ●出口 三段 vs 藤井 七段○ 新人戦➀
0111:18/10/17 ○藤井 七段 vs 出口 三段● 新人戦➁
0179:19/12/17 ○藤井 七段 vs 出口 四段● 王位戦
0181:20/01/07 ○藤井 七段 vs 出口 四段● 銀河戦
0196:20/03/09 ○出口 四段 vs 藤井 七段● 棋王戦
0318:22/04/28 ○藤井 叡王 vs 出口 六段● 叡王戦①
0320:22/05/15 △出口 六段 vs 藤井 叡王△ 叡王戦②
0320:22/05/15 ○藤井 叡王 vs 出口 六段● 叡王戦②

❷藤井聡太叡王は現在、タイトル戦連勝記録を歴代3位タイとなる12連勝。
最多記録は大山康晴十五世名人の17連勝で、デビュー早々に公式戦連勝記録29連勝を打ち立てた藤井が大山の大記録にどこまで迫れるか、今年の新たな注目点が加わった。 大山の17連勝は1961~62年にかけて達成された。九段戦第3~6局の4連勝を手始めに、王将戦、名人戦、王位戦をいずれも4連勝で防衛し、第1期十段戦の第2局に敗れるまで続いた。
歴代2位となる羽生善治九段の13連勝には、96年の7冠達成の瞬間が含まれている。95年に竜王戦第4~6局を3連勝して防衛すると、前期に7冠達成を阻まれた谷川浩司王将(当時)への雪辱を期した王将戦で4連勝し、7冠を達成した。並行して行われた棋王戦も3連勝のストレートで防衛。続く名人戦でも開幕3連勝を決めた。
今日勝って歴代2位タイとなるのか?

藤井聡太竜王の今後の対局予定

5月24日 叡王戦第3局 出口若武六段(ABEMA)
6月3日 棋聖戦第1局 永瀬拓矢王座
6月12日 叡王戦第4局 出口若武六段
6月15日 棋聖戦第2局 永瀬拓矢王座
6月19日 叡王戦第5局 出口若武六段
6月28、29日 王位戦第1局
7月4日 棋聖戦第3局 永瀬拓矢王座
7月17日 棋聖戦第4局 永瀬拓矢王座
7月13、14日 王位戦第2局
7月20、21日 王位戦第3局
7月27日 棋聖戦第5局 永瀬拓矢王座
8月15、16日 王位戦第4局
8月24、25日 王位戦第5局
9月5、6日 王位戦第6局
9月19、20日 王位戦第7局
9月23日 日本シリーズ2回戦
9月19、20日 王位戦第7局
10月7、8日 竜王戦第1局
10月21、22日 竜王戦第2局
10月28、29日 竜王戦第3局
11月8、9日 竜王戦第4局
11月25、26日 竜王戦第5局
12月2、3日 竜王戦第6局
12月14、15日 竜王戦第7局
2月1日 順位戦A級8回戦 永瀬拓矢王座
3月2日 順位戦A級9回戦 稲葉陽八段 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「どうやって暮らせば…」物価の高騰が困窮家庭を直撃

2022-05-22 08:13:34 | 日記
4月の全国消費者物価指数は、前年同月より2・1%伸びた。新型コロナウイルス禍で疲弊する困窮家庭に、エネルギーや食料品といった物価の高騰が追い打ちをかける。そこに襲いかかるのが世界的なインフレだ。光熱費は、昨年秋ごろから本格的に上昇した。コロナ禍から世界経済が急激に回復し、原油などエネルギー相場が上がった。今年2月以降は、ロシアのウクライナ侵攻や円安の進行が重なり、価格上昇を一段と加速させた。国民が切り詰められるのは食費ぐらいだが、エネルギーだけでなく穀物や食料などの輸入価格も高騰した。 ロシアのウクライナ侵攻が長引く中、年内は物価の上昇が続くとの見方が広がっている。 
みずほリサーチ&テクノロジーズが物価高の影響を4月に試算したところ、年収に対する光熱費や食料品などの負担率は、年収1千万円以上の世帯は0・5%の増加だったが、年収300万円未満は2・1%増え、約4倍の開きがあった。 主任エコノミストは「光熱費や食費は生活に欠かせないため、低所得者ほど負担が大きくなる。娯楽費を切り詰めるだけでは足りず、教育費を削る家庭も出てくる。教育格差が拡大し、貧困の連鎖につながる恐れがある」と指摘する。 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

❝NYダウ年初来安値❞イーロン・マスク米経済リセッション予想も3月以降日米株は「経験則通り」

2022-05-20 06:10:56 | 日記
米国の3月の利上げ後、日米株とも不安定な相場展開が続いている。5/18日にはNew Yorkダウが前日比1164ドル安となり、本日も米国株式市場は続落。ダウ平均は236.94ドル安の31253.13ドル、ナスダックは29.65ポ イント安の11388.50で取引を終了した。18日の下げ幅は 今年最大で、終値として年初来安値を本日も更新。17日に決算発表したウォルマートに 続き、18日決算発表したターゲットも業績が大きく悪化。小売り大手でさえない決 算が相次いだことを受け、インフレによる景気や企業業績の悪化懸念が強まった。しかし、日経平均は打たれ強い。ここまでは過去の米利上げ時の経験則と同様の値動きを示している。市場では今後もこのパターンを踏襲するなら、調整局面の米国株に対し、日本株の優位と株価上昇は年内11月~12月頃まで継続するのではないかと指摘する声がある。
 1980年以降の過去9回の米国の金融引き締め局面で、1回目の利上げ後のS&P500種株価指数の推移(中央値)を東海東京調査センターが試算したところ、米国株は利上げ開始の2カ月後にボトムを付け、4カ月後にはプラス圏に浮上。6カ月後まで上昇した後は、もみ合い商状へと転じていた。

  それに対し、日経平均株価は最初の米利上げ後はほぼ右肩上がりで推移し、8-9カ月後にはピークを付けていた。この間、米S&P500種をおおむねアウトパフォームする傾向がある。一方、今回は3月15-16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で最初の利上げが決定。米S&P500種は4月以降に調整色を強め、約2カ月後である5月12日に年初来安値を付けた。半面、日経平均は3月安値を下回ることなく、米利上げ後もおおむね堅調に推移している。 
 東海東京調査の平川昇二チーフグローバルストラテジストは「ここまでの株価の動きは過去の経験則とまったく同じ」とした上で、日米株の格差は「米長期金利が与えるインパクトの違いがあるため」と指摘する。金利上昇が株価バリュエーションの逆風になる米国株に対し、世界の景気敏感株としての色彩が強い日本株は金利上昇の背景にある景況感の改善ぶりがむしろ評価されやすいという。
  過去の経験則にのっとれば、米利上げ開始から8-9カ月後のことし11-12月まで日本株は強含むことになるとも平川氏は語る。過去のピークまでの中央値は、最初の利上げ時(今回は3月16日終値2万5762円)に比べ10%強の上昇率だった。
三菱UFJ国際投信の向吉善秀シニアエコノミストは日本株がアウトパフォームしやすい経験則について、「米国は日米欧の中でいつも金融引き締めでトップバッターとなるのに対し、日銀は遅い。米国と日本との政策にタイムラグがあることが背景」とみる。今回も米国や欧州が利上げしても日銀は引き締めできる状況にはないとして、「米欧はリセッション(景気後退)懸念が強いが、日本はまぬがれるかもしれないとの期待がある」と言う。
  もっとも、10カ月後からは日本株が調整し、高値圏で推移する米国株とパフォーマンスが逆転することもデータは示唆している。東海東京調査の平川氏によると、金融引き締めで米景気の悪化が次第に重しになってくる日本株に対し、米国株はバリュエーション低下圧力が一巡して1株利益の成長分が株価を押し上げるためと分析していた。

以下抜粋コピー

 米電気自動車(EV)メーカー、テスラの最高経営責任者(CEO)で資産家のイーロン・マスク氏は16日、米経済が「恐らく」リセッション(景気後退)に陥っており、最長1年半続くとの見方を示した。エコノミストの景気判断や入手可能なデータとは相いれない見解だが、同氏は企業に費用やキャッシュフローを注視するよう警告した。
  マスク氏はマイアミビーチで開催されたイベントで、「こうした局面は過ぎ、また好景気は訪れる。よく分からないが、たぶん厳しい状況が1年から1年半続くのではないか」と話した。ツイッターユーザーの1人が発言のライブ画像を投稿した。 米連邦準備制度が1980年代初頭以来の高インフレを抑制するため金融引き締めを進めることで、リセッションに見舞われるとの懸念がこのところ高まっている。ブルームバーグによる最新の月間エコノミスト調査では、今後1年以内のリセッション入りの確率は30%とされた。 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤井聡太叡王、盤と離れる時間が惜しい「頭の中の盤を動かしていると将棋が激しくなる」

2022-05-18 06:51:55 | 日記
藤井聡太竜王は贅沢した時は?との質問に「自販機で飲み物を買った時にぜいたくしちゃったなと思う」と庶民感覚丸出し。将棋の面白さについては「プロ棋士になると、セオリーが身について自由な対局が難しくなる。だからこそ、これまでのセオリーにない事を発見できた時のうれしさや楽しさはこれまで以上にある」と語った。将棋が根っから好きなんですね。又、対戦中の勝負メシが常に話題となるが、「最近は自分もけっこう注目して、他の方の注文を楽しんで見ています。この注文はどういう意図なんだろう、と」正に勝負飯ですね。

勝負メシ❞藤井聡太竜王の師匠も一役買っています。 
以下抜粋コピー

ABEMAの中継で解説を務めた長谷部浩平四段(28)は藤井叡王の昼食休憩に着目。早々に盤の前に戻る理由を、藤井叡王とのエピソードを含めて紹介した。 少しでも体力を回復させて午後から夜の戦いに臨むべく再開時間のギリギリ、または時間を過ぎてから着座する棋士も少なくない。しかし、藤井叡王は盤と離れる時間が惜しいとばかりにあっという間に対局室に戻る。タイトル戦では休憩時間にお茶のポットやグラスの交換などが行われるためやや時間をおいてから着座するが、この日も休憩時間のうちに戻って鋭い視線で盤をにらむ姿が見られた。叡王戦第2局では昼食に「名古屋コーチン親子オムライス」を注文。過去の対局でもカレーライスや海鮮丼など、比較的早く食べ終えることのできるメニューが選ばれている。  その様子見た長谷部四段は、「藤井叡王が以前、『盤の前ではなく、頭の中の盤だけを動かしていると将棋が激しくなる』と言っていたんです。盤の前で考えらえれることが多いのはそういうこともあるのかなと思いました」というエピソードを紹介。局面を読むスピードが棋界一と言っても過言ではない藤井叡王を以てしても、脳内だけでは良くも悪くも激戦へ流れるようだ。  離席して冷静に読みを入れる棋士、体を休めることに重きを置く棋士と対局中の過ごし方様々で正解はない。一挙手一投足のすべてが注目を集める藤井叡王だけに、休憩時間の一部分を切り取って紹介することに長谷部四段の解説スキルが見られた場面だった。視聴者からは「貴重なお話」「興味深いです」といった声も上がっていた。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ワーク・シフト』グラットン教授が提言 企業はキャリアの選択肢広げよ

2022-05-17 06:19:54 | 日記

コロナ禍で日本人の働き方も否応なしに変化しています。グラットン教授の提言は将来の日本を先読みしているのかもしれません。

2012年の『ワーク・シフト』、16年の『LIFE SHIFT』と、働き方と生き方の未来図を示し、そこへ向けた戦略を提言してきたリンダ・グラットン・ロンドンビジネススクール教授。21年には、さらにその続編となる『LIFE SHIFT2』で人生100年時代の行動戦略を描き出してみせた。作家でコンサルタントの佐藤智恵氏によるインタビュ-、人生100年時代の企業の役割について深掘りする。

■日本企業は人事システムの再構築必要

佐藤 人々が人生100年時代をよりよく生きるために企業ができることについておうかがいします。多くの日本企業では、いまだ3ステージモデル(18歳で大学に進学し、20代で就職し、60歳で定年退職)を基本とした人事システムが採用されています。これについてはどう思いますか。

グラットン 日本企業は人事システムを再構築する必要があると思います。まず最初に新卒の一括採用、60歳一括定年という制度を見直す必要があるでしょう。このような制度が日本国内に広く浸透していれば、社員は「この会社を辞めてしまったらもう二度と戻れない」「もう35歳だから、いま転職しても同じような待遇で迎えてくれる会社はないだろう」と思わざるを得ません。

一括採用、一括定年をベースとする終身雇用制は就職希望者や社員のキャリアの選択肢を極端に狭めるものです。企業にとって重要なのは、人生100年時代を生きる社員の能力を最大限に生かすことです。そのためにも社員に多くのキャリアの選択肢を提供することが必要なのです。

優秀な人材をめぐる競争は激化していくばかりです。高度なスキルを備えた人材は自由に仕事が選べますから、より活躍の場を与えられて、自分のライフスタイルに合った会社に就職しようとするでしょう。しかも日本の子どもたちが、今後、米国や欧州などの外資系企業で働く機会はますます増えていきます。つまり日本企業は世界中の企業を相手に、人材争奪戦を勝ち抜いていかなければならないのです。

日本企業も優れたグローバル企業にならい、何歳でも入社できて、何歳でも退職できて、希望すれば何歳でも戻ってこられるような制度に変えていくべきです。それが結果的に優秀な人材の確保にもつながります。

次に報酬が勤続年数や年齢に応じて上がっていく仕組みもこわさなくてはなりません。すでに多くのグローバル企業では、勤続年数や年齢にとらわれない報酬制度を採用しています。卓越したスキルを持つ人材に選ばれるような報酬システムを提供しなければ、日本企業は競争力を失ってしまうでしょう。

佐藤 グラットン教授は、企業は垂直的昇進だけではなく水平的異動も可能な人事システムを構築すべきだと主張しています。これは具体的にはどういう意味ですか。

グラットン それはつまり、勤続年数に応じて報酬を決めるのではなく、職責や仕事の内容に応じて報酬を決めるべきだということです。勤続年数の長い社員が、自らの経験や知識を生かし、新しいことを学び続け、その結果、優れた業績をあげていれば高い報酬をもらっていても問題ありません。しかし単に「勤続年数が長いから」「年齢が高いから」という理由だけで高い報酬をもらうのは合理的ではありません。

私の考えは、企業は社員一人ひとりの能力を理解し、複数のキャリアパスを提供すべきだということです。もちろん卓越した業績をあげているエリート社員であれば、どんどん出世していきたいと思うでしょう。こうした社員のモチベーションを保つためにも垂直的昇進は必要です。しかしながら、社員の皆が皆エリートではないわけです。すると中には、昇進にそぐわないケースや本人が昇進を望まないケースも出てくるでしょう。

企業は、垂直的に昇進する道だけではなく、同レベルの役職で水平的に人事異動できる道も用意すべきです。肩書が変わらないと「自分は出世に遅れてしまった」とマイナスにとらえる人もいるかもしれませんが、横への人事異動は何もキャリアの停滞を意味するものではありません。むしろ経験を広げ、新たな人脈を築き、より社内で活躍する機会となるのです。

■早期退職推奨は大きな間違い

佐藤 コロナ禍で日本では主に50歳以上を対象に早期退職者を募集したり、退職勧奨を実施したりする企業が増えてきています。このような動きについてはどう思いますか。

グラットン 私は日本企業が早期退職を推奨するのは大きな間違いだと思います。まず国にとっては大きな損失です。国にとって望ましいのは、国民にできる限り長く働いてもらって、できるだけ多くの税金を納めてもらうことです。しかし、仮に50代で会社を辞めてしまう人が増えれば、日本の財政は大きな問題を抱えることになります。退職した後、その人が別の職場で同じように活躍できればよいですが、完全に仕事を辞めてしまえば、収入は大幅に減り、納税額も減ります。そうなれば国の財政は確実に悪化します。

さらにこれは企業にとっても望ましいことではありません。シニア社員の中には卓越したスキルを持つ人たちがたくさんいますから、こうした人たちを手放してしまうことは、企業にとっても損失となります。企業は早期退職を促す前に、どのようにしたらその人たちに能力を発揮してもらえるかを考えるべきなのです。

佐藤 シニア社員の割合が大きいと若手社員がやる気や希望を失い、組織が活性化しないという指摘もありますが、これについてはどう思いますか。

グラットン それは年功序列制度を基本に考えているからでしょう。年齢や勤続年数に応じて、報酬や職責が決まっていく仕組みをベースに考えるから、そのような結論になるのです。より柔軟な働き方、より多様なキャリアパスを提供する人事制度があれば、シニア社員の多寡にかかわらず、若手社員は希望を見いだせるでしょう。

優秀な若手は早く出世して、早く経営に携わることができる。できるだけ長く勤務したいシニア社員は実力にあった職責で長く勤務することができる。こうした仕組みを構築できれば、若手社員も中高年社員もより活躍の場を得られます。

■アップスキリング・リスキリングへの投資が必要

佐藤 デジタルトランスフォーメーションが進む中、社員のスキルと新規ビジネスに必要なスキルがマッチしないケースが出てきています。このようなスキルのギャップに企業はどのように対応すべきでしょうか。

グラットン そのためには人材の教育、つまり社員のアップスキリング(現在のスキルの延長線上にあるスキルの習得)、リスキリング(全く新しいスキルの習得)に投資しなければなりません。IBM、AT&TなどのIT企業や大手銀行はすでに人材教育に巨額の投資をしています。(注:AT&Tは2018~2020年の3年間で10億ドルを投資)。日本企業も同じように社員のアップスキリングとリスキリングを支援すべきです。

これから先、多くの仕事が人工知能(AI)やロボットにとってかわられるのは避けられないことです。金融業界を見てもわかるとおり、人間がやるべき仕事の内容は明らかに変わってきています。つまり社員は常にアップスキリング、リスキリングを続けていく必要があるのです。

だからこそ上司や人事担当者が一人ひとりの能力を理解することがますます重要になってきます。その上で、この社員の能力を最大限に生かすために会社は何ができるだろうか、あの社員の能力をさらに伸ばすために会社はどんな支援ができるだろうか、と考えていくことです。

一人ひとりの社員の能力を把握し、最大限に生かすことは、会社の成長に直接結びつきます。社員が学び続けることができ、その能力をいかんなく発揮できるような会社は、今後、ますます成長していくでしょう。

佐藤 一人ひとりの能力やスキルを正しく把握するためには、膨大な労力を要しますが、このような能力やニーズに基づいた人事制度は、何万人、何十万人もの社員を抱える会社であっても実現可能でしょうか。

グラットン 管理職や役員にとって最も重要な仕事は社員の能力を理解することです。どれだけ大きな会社であってもその本質に変わりはありません。この社員はどんなスキルを持っていて、どういう仕事が得意で、どんなキャリアを志向しているのかを理解すること。それこそがマネジメントの仕事の本質なのです。

佐藤 グラットン教授はロンドンビジネススクールで人気講座「未来の働き方」(Future of Work)を担当していますが、2030年、私たちの働き方はどのように変わっていると予測しますか。

グラットン 「未来の働き方」は私たちがこのパンデミック(世界的流行)を自らの働き方を大きく変えるチャンスとして生かせるかどうかにかかっていると思います。感染が収束したからといって、パンデミック前の働き方に戻すのは大きな間違いだと思います。何時から何時まで働かなくてはならない、通勤にどれだけ時間がかかっても毎日必ず出社しなくてはならない、といった非生産的な制度をいまこそ変えていくべきです。

パンデミック下で明らかになったのは、私たち人間は場所や時間の制約から解放されても生産的に仕事ができることです。この結果はこれまでの偏見を覆すものです。私たちはコロナ禍での学びを生かし、「未来の働き方」をより柔軟で生産的なものに変えていかなくてはなりません。

佐藤 最後にNIKKEI STYLEの読者にメッセージをお願いします。

グラットン NIKKEI STYLEの読者の皆さん、人生100年時代を生きる皆さんにはこれから先、素晴らしい人生が待ち受けています。どうか与えられた長い人生を最大限に生かし、実り多いものにしてください。新しいことを学べば学ぶほど、良い友人をつくればつくるほど、仕事を通じて社会に貢献すればするほど、人生は豊かになっていきます。何歳になっても周りの人や社会とのつながりを大切にして、世界により良い影響を与え続けていただきたいと思います。

リンダ・グラットン Lynda Gratton  ロンドンビジネススクール教授。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ショウヘイ・オオタニ、スゴイ」大谷翔平が通算101号

2022-05-16 05:32:06 | スポーツ
エンゼルスの大谷翔平投手が14日敵地で行われたアスレチックス戦、5回に今季7号の本塁打を放ち、大リーグ通算100号に到達した。 メジャー5年目、通算459試合目(投手のみでの出場を含む)での到達は日本人最速。松井秀喜、イチローに続いて3人目の快挙となった。
 そして、エンゼルスの大谷翔平投手は15日も(日本時間16日)、敵地・アスレチックス戦に「3番・指名打者」で先発出場し、初回の第1打席で2試合連発となる先制の8号2ランを放った。

 

日本人メジャー本塁打ランキング
1松井秀喜10年175本
2イチロー19117
3大谷翔平5100
4城島健司448
5井口資仁444
6福留孝介542
7青木宣親633
8松井稼頭央732
9新庄剛志320
10田口壮819
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤井聡太叡王2連勝❝叡王第2局、千日手を制する❞

2022-05-15 04:54:51 | 日記
藤井聡太叡王に出口若武六段が挑戦する第7期叡王戦五番勝負は、藤井が開幕戦を制し、初防衛に向けて幸先のいいスタートを切った。藤井が連勝して防衛に王手を掛けるか、出口が返してシリーズ成績をタイに戻すか、第2局は本日、愛知県名古屋市「名古屋東急ホテル」で9時から開始される。持ち時間は各4時間(チェスクロック使用)で、使いきると1手60秒未満の秒読み。昼食休憩は12時から13時。おやつは午前が10時、午後が15時にそれぞれ出される。
❷藤井が出口に千日手指し直しの激戦の末、勝利した。藤井は開幕2連勝、2連覇へあと1勝とした。これでタイトル戦は12連勝と圧倒的な強さだ。タイトル戦初登場の出口はかど番に追い込まれた。第3局は24日、千葉県柏市「柏の葉カンファレンスセンター」で行われる。 

立会人は久保利明九段。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤井聡太竜王・新しいCPU高性能自作PCで8冠取りか?

2022-05-13 06:12:52 | 日記
藤井聡太竜王(19)はこれからタイトル戦の対局が続く。5月6日(金)に行われた王座戦挑戦者決定トーナメントでは大橋貴洸六段に129手で敗れましたが、今後防衛戦が本格化します。 4月末叡王の防衛戦が開幕し、1勝しましたが、5/15には第2局です。6月からは研究パートナーであり、宿命のライバルとも言える永瀬拓矢王座(29)との初タイトル戦となる棋聖戦が始まります。日程が過密で5冠を維持するのも大変ですね。

以下抜粋コピー

5つのタイトルを保持する藤井聡太竜王(19)は、いま最も多忙な棋士。そんな藤井竜王がリラックスした表情で、「100万円あったら、またパソコンをつくるかもしれません」と語ったのは、叡王戦に特別協賛するレオス・キャピタルワークスの藤野英人代表のYouTubeチャンネル「お金のまなびば!」に登場した際のこと。叡王戦の開幕に合わせて4月28日に公開された動画での一場面だった。
 近年の棋士は研究にAI(人工知能)を活用するのが常識だが、藤井竜王は棋界屈指の“パソコン好き”として知られる。
 2020年には地方紙のインタビューで「自作した最新のものはCPU(中央演算処理装置)にAMDの『ライゼン・スレッドリッパー3990X』を使っています」と語った。AMDは世界的なCPUメーカーで、藤井竜王が名前を挙げたのが約50万円の高額製品だったことが話題を呼んだ。
 多くの棋士が研究に活用する将棋ソフト「水匠」の開発者・杉村達也氏は「藤井さんのライゼンも、そろそろ買い換え時かもしれません」と話す。
「プロ棋士の方とPCの話をしていると、3~5年で換える人が多い。今年の夏か秋には、AMDから新しいCPUが発売されると言われています。新製品が出たら藤井さんも買い換えるのでは。今度はコア数と呼ばれる計算する“頭脳”の数が倍に増えるかもしれない。現在の最新鋭機種は1秒に約8000万手を読みますが、同じ時間で倍の手数が読めることになる」
 トップ棋士の対局ともなれば、AIが数億手、数十億手と読むことで“最善手”に辿り着く。深い研究には膨大な手数を読む必要があり、新しいCPUで研究時間短縮が期待できる。
 ただ、藤井竜王は“効率”だけを求めているわけでもなさそうだ。億超えの年収とされる藤井竜王なら、本来は「100万円」どころかPCにいくらでもお金がかけられる。杉村氏が続ける。
「より高性能の既製品PCを購入したり、大企業のサーバーを時間借りするクラウドへの移行など、選択肢は色々ある。むしろ、自作PCだと組み立てだけで5~6時間はかかるし、パーツ選びも含めると膨大な時間が必要。故障の際も、どのパーツに原因があるのか自分で見つけ出さなくてはいけない。それでもわざわざ組み立てるのは、藤井さんがPCの自作を本当に楽しんでいるのでしょう」
 新たな自作PCが多忙な生活の癒やしとなり、さらに強さを見せるのか。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大谷翔平、通算100号本塁打&4勝目はお預け。

2022-05-12 11:56:42 | スポーツ
エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地・レイズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。6回5奪三振2安打1失点と好投したものの、今季4勝目はならなかった。  打線が8回に同点に追いつき黒星は消滅。チームは延長10回で2-4で敗れ、連勝は3でストップした。  打撃では4回1死から一塁内野安打で出塁。2死後、二盗を決めて今季5個目の盗塁をマークした。通算60盗塁としたが、得点にはつながらなかった。初回2死は一ゴロ、6回2死は遊ゴロと160キロ前後の剛速球を武器とする左腕マクラナハンを打てなかった。8回2死一塁は空振り三振に倒れた。4打数1安打1盗塁で打率.258、通算100号本塁打はお預けとなった。
❷8年ぶりの地区優勝へ向けてロケットスタートを切ったエンジェルス。彼らの好調な滑り出しを支えるのが、ふたりの“偉才”。大谷翔平とマイク・トラウトである。  言わずと知れた二刀流スターの大谷は、ここまで投げては3勝(2敗)、防御率2.78、奪三振率12.80をマーク。打っても打率こそ.258ながら、6本塁打、21打点、長打率.445と上々の成績だ。一方、過去3度のMVP受賞者であるトラウトも今季は絶好調。打率.337、9本塁打、19打点、OPS1.183、長打率.457と軒並みハイアベレージを記録しているのだ。  球界屈指の才能を持つ両雄が健在だからこそ、エンジェルスが地区優勝争いを繰り広げられている。 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする