遠くなる

私自身、人並みの苦悩も絶望も味わってきました。

だからといって、

だれよりも大変な経験をしたとも思いませんし、

逆に、順風に生きてこれたとも思いません。

では、

私が支えられたのは何か？

とあらためて考えてみると、

時々で違うけれども、

自分を支えてくれる家族や友人がいました。

それらの方々には感謝していますし、

忘れません。

だからといって、今も付き合いがあるのかというと

そういうわけでもない。

みなさまのコメントを読んでいて、

私自身の経験も思い出します。

情景も、感情もかなり詳細に記述できるほどにです。

私の３０代はほんとうに波乱だらけでしたが、

その間、苦しみながら成してきたこともたくさんあります。

仕事をしながら、１００％理系の私が

心理の大学を卒業して、カウンセラーやコーチングの資格を各種とり、

登山を雪山をするほどに本格的にはじめ、

ジムに通って、身体を絞り、

そしてたくさんの方々と出会い、新しい場に出会い、

経験を積んできた。

だから今いえることは、

人生は経験でしかないし、それこそがすべてだと感じていること。

そして、どんなに過酷な経験も

遠い、自分の人生時間の一コマとなっていることに気づく。

良くも悪くもなく、忘れることはなくても、

良い想い出と同じ一コマに過ぎないことに気づく。

今日は、今の私の過去への感じ方を話してみました。