日刊ゲンダイ(関東版) 2012年10月19日販売
橋下ブレーン 小沢に鞍替え 第三極で地殻変動 (日刊ゲンダイ)
小沢のドイツ訪問に同行したのは「脱原発弁護団全国連絡会」代表の河合弘之氏。M&A訴訟でも活躍している辣腕ビジネス弁護士だが、2人の急接近には必然的理由がある。
もともと「大阪府市絵エネルギー戦略会議」のメンバーだった河合氏は、元改革派経産官僚の古賀茂明氏や「環境エネルギー政策研究所」の飯田哲也所長らとともに大飯原発再稼働反対の立場で今夏の電力需給問題などに取り組んできた。しかし、「大阪府市エネルギー戦略会議」は突然、休止に追い込まれ、橋下市長の脱原発への意欲も目に見えて急低下したのは、周知の通りだ。そこに小沢登場である。脱原発の姿勢を鮮明にし、今月15日の会見では「今夏は歴史的猛暑だったが、原発再稼働なしで電気は足りた」と言い切った。
「口にこそ出して言いませんが、河合氏が橋下氏に失望し、小沢氏に期待を寄せているのは間違いないでしょう。そうしたら、小沢氏のドイツ訪問に同行した。小沢代表は『河合弁護士から脱原発派の市民団体の意見を聞きたい』と言っています。両者の接近は本物です」(ジャーナリスト・横田一氏)
「訪独中の小沢代表は3つの基本政策の順番を変更し、「脱原発」をトップにした:平野 浩氏」 (晴耕雨読)
ドイツ訪問中の小沢氏がアルトマイヤー独環境相と会談、ドイツが進める「脱原発」の現状について意見交換。
「生活」は10年後に原発ゼロを掲げ、次期衆院選に向けて公約づくりをしており、ドイツ訪問はその一環である。
大臣に日本のことを聞かれ、格好悪かったと小沢氏は語った。18日朝日新聞
訪独中の小沢代表は3つの基本政策──①反消費増税、②地域主権、③脱原発の順番を変更し、「脱原発」をトップにした。
原発は国民の命の問題に関わる問題であり、これを中心に据えることにした。
3党首会談 妥協点は1月末解散 2月17日総選挙 (日刊ゲンダイ)
きょう(19日)夕方に行われる民主、自民、公明3党の党首会談。野田首相が「近いうち」としてきた衆院解散の時期について、より踏み込んだ時期を示すのかどうかが焦点だ。
民主党の輿石幹事長は「(党首会談が実現すれば)もう少し具体的な提案があるのではないか」と誘い水を向け、自公両党を会談のテーブルに乗せたが、この輿石発言を額面通りに受け止めるバカはいない。
「民主党執行部は党独自の調査で『次の選挙の当選者は80人前後』という結果に真っ青です。現在は当選2回以下の議員と個別に面談し、『12月にもう一度、調査を行う。その間に地元を回って支持を取り戻せ』とハッパをかけている最中です。自民・公明が求める『年内解散』なんて、あり得ません」(民主党関係者)
ペテン首相突然の経済対策に大疑惑 野田内閣即刻退陣が最良の経済対策 (日刊ゲンダイ)
補正予算でなく予備費9000億円で景気浮揚を図るというイカサマ政治を経済専門筋はどう見るか
「何じゃこりゃ、と。これが率直な感想です。まったく意味が分からない」
同志社大教授の浜矩子氏(国際経済学)が呆れた。
野田首相が突然、経済対策をやると言い出して、経済専門筋を驚かせている。前向きなサプライズではない。誰もが「いったい何をやりたいの?」と唖然呆然なのである。
9月10日、首相官邸前の野外会見でマイクを持った福島みずほ参議院議員(左)
市民提示の候補案は無視――野田内閣が規制委人事を決定(週刊金曜日)
「脱原発国民連合」創設で全国行脚⇒ 国民相互の連絡網。脱原発・反原発エネルギーを各選挙で統一候補のための活動につなげる。全原発即時廃炉を求め、原発再稼動と新設に断固反対する公約を掲げ、公約違反をしない候補者を応援する。
街カフェTV/ 脱原発国民連合(藤島利久)