★かっこいいぞ、尚五郎!
於一(宮崎あおい)に縁談話。
重富島津の嫡男・右近様。家格は問題ない。
於一の家の今和泉島津とは派閥が違うが、分裂した薩摩を繋ぐ架け橋になるかもしれない。
揺れる尚五郎(瑛太)。家格は下で三男。
右近を見つめる於一を見る。すごくせつない。
どんな男が好きかと聞く。
答えは「日本一の男。私にとっての日本一の男」
尚五郎は『日本一の男』は到底そんな男になれないと思っているが……。
「大切なのは何としてもなってみせるという意思。日本一の男になります!そう覚悟を決めた時、勇気が湧いてきました」
かっこいいぞ、尚五郎!
「ハチクロ」の竹本や「プロポーズ大作戦」の健などは見習ってほしい。
今のドラマの男の子はヘタレが多すぎる。自分もそうだけど。
必死の覚悟は人を動かす。
★於一の気持ち
於一の気持ちも尚五郎に向いているのでは?
せりふには表れないが、目の表情や「どんな男が好きか」と問われた時のためらいでそれと分かる。
ここは宮崎あおいさんの演技の凄さ。
直接描いたら興ざめになってしまうことがある。
例えば於一が「私はあなたのことが……」などと尚五郎に言ってしまったら趣は半減。
何気ない仕草や表情で視聴者に感じさせるのが一番見事な描写。
こういう演技や作劇を見られるというのは最高のぜいたくだ。
★しかし……
運命というものはわずかな違いで変わってくるもの。
藩主・斉彬(高橋英樹)から養女の申し出。
尚五郎がもう少し前に決意していれば、於一の生涯も大きく違っていただろう。
運命の歯車が別の形でまわり出す。
こうした運命、人生の岐路を描き出せるのは『大河ドラマ』の魅力。
※追記
二時間前……と回想描写を入れるのに桜島の煙がもとに戻る。
大河ドラマでこんな演出が見られるとは!
於一の兄は狂言まわし。
縁談の話を立ち聞きして、尚五郎に伝える。
物語を動かすためにこういう役回りは必要。
申し出を知っていると言う於一の父に斉彬。
「これは面妖な……」
『面妖』って言葉、江戸時代では日常的に使われていたんだ。
※追記
於一が「日本一の男」と言った後に「私にとっての」とつけ加えたせりふもうまい。
視聴者に尚五郎であることを思わせ、於一が単純に「日本一の男」を求める身の程もわきまえない女性でないことが伝わる。
せりふってどんな言葉をつけ加えるかで変わってくる。
そうそう。何が「日本一」かは人によって違うんですね。
於一(宮崎あおい)に縁談話。
重富島津の嫡男・右近様。家格は問題ない。
於一の家の今和泉島津とは派閥が違うが、分裂した薩摩を繋ぐ架け橋になるかもしれない。
揺れる尚五郎(瑛太)。家格は下で三男。
右近を見つめる於一を見る。すごくせつない。
どんな男が好きかと聞く。
答えは「日本一の男。私にとっての日本一の男」
尚五郎は『日本一の男』は到底そんな男になれないと思っているが……。
「大切なのは何としてもなってみせるという意思。日本一の男になります!そう覚悟を決めた時、勇気が湧いてきました」
かっこいいぞ、尚五郎!
「ハチクロ」の竹本や「プロポーズ大作戦」の健などは見習ってほしい。
今のドラマの男の子はヘタレが多すぎる。自分もそうだけど。
必死の覚悟は人を動かす。
★於一の気持ち
於一の気持ちも尚五郎に向いているのでは?
せりふには表れないが、目の表情や「どんな男が好きか」と問われた時のためらいでそれと分かる。
ここは宮崎あおいさんの演技の凄さ。
直接描いたら興ざめになってしまうことがある。
例えば於一が「私はあなたのことが……」などと尚五郎に言ってしまったら趣は半減。
何気ない仕草や表情で視聴者に感じさせるのが一番見事な描写。
こういう演技や作劇を見られるというのは最高のぜいたくだ。
★しかし……
運命というものはわずかな違いで変わってくるもの。
藩主・斉彬(高橋英樹)から養女の申し出。
尚五郎がもう少し前に決意していれば、於一の生涯も大きく違っていただろう。
運命の歯車が別の形でまわり出す。
こうした運命、人生の岐路を描き出せるのは『大河ドラマ』の魅力。
※追記
二時間前……と回想描写を入れるのに桜島の煙がもとに戻る。
大河ドラマでこんな演出が見られるとは!
於一の兄は狂言まわし。
縁談の話を立ち聞きして、尚五郎に伝える。
物語を動かすためにこういう役回りは必要。
申し出を知っていると言う於一の父に斉彬。
「これは面妖な……」
『面妖』って言葉、江戸時代では日常的に使われていたんだ。
※追記
於一が「日本一の男」と言った後に「私にとっての」とつけ加えたせりふもうまい。
視聴者に尚五郎であることを思わせ、於一が単純に「日本一の男」を求める身の程もわきまえない女性でないことが伝わる。
せりふってどんな言葉をつけ加えるかで変わってくる。
そうそう。何が「日本一」かは人によって違うんですね。