岡山城のすぐ隣にある後楽園にも行きました
前回訪れたのは役33年前になるでしょうか
当時初めてのボーナスで買ったニコンF2と28mm/f2.8の
レンズ一本だけもってコダクローム64を使っていろいろと
撮影してみた思い出があります
シンプルなニコンF2 なので露出計なんか無く自分の目の感覚だけで
シャッタースピードと絞りを決めてじっくりじっくり考えながら撮影したものです
陽も落ちかけた時間帯に広角レンズの片隅に夕日を入れて
レンズに太陽に光が当たってわざとゴーストを発生させコントラスト
落としてまぶしい夕日を表現したりもしました
適正露出だけでなく場面場面でのアンダー気味にすべきところ
オーバー気味にすべきところを使い分けて写真を作るということを知り
このときの経験がのちのちの撮影スタイルを作った気がします
岡山城と後楽園の間に川があります
休憩所近くの猫ものんびりしていました
川には岡山名物?のヌートリアが悠々と泳いでいまいした
名前は聞いたことがあるけど始めて見ました、しかもこのような街の真ん中にある川で
30年以上前の記憶がうっすらとよみがえってきました
確かにこのような風景でした
梅が咲き始めていました
写真もたっぷり撮って後楽園を出ても界隈には風情のあるものが
ありました現役のお店でしょうか
味わいあるお店でした
こちらは醤油屋です
なんとすごいのが
この家の壁板がなんというのか知りませんが
木板を焚き火のような火であぶり板の表面を焼いて炭にする
この焼き具合が非常に難しそうで表面の一部だけを炭にすることが
巧みさを感じます
最近はすっかり見かけませんが家を虫食いや湿気から守るのに
昔の家には多く使われていたはずです
50年ぶりくらいにこのような家を見かけました
子供のころはよくこの墨を指でつついて剥がしていたずらしたものです