ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

河川敷ウォーキング

2022年03月19日 | 野鳥
ぽかぽかと暖かく、突き抜けるような青空が広がった一日、しばらくサボッていたウォーキングに出かけました。
軽くストレッチをして自宅を出発。住宅街をいくつか抜けて、遠賀川の河川敷に向かいます。遠賀川は、福岡県中部の嘉麻市・馬見山に源を発し、筑豊地方を流れながら穂波川や彦山川、犬鳴川や笹尾川と合流し、芦屋町で響灘に注ぐ1級河川。九州では唯一、鮭が遡上する川でもあります。(写真は、このブログに何度も登場した遠賀川河口堰)


遠賀川右岸を河口堰に向かって歩いている間、繰り返し上空を通り過ぎていくT-4×4機。立ち止まって見上げてばかりで、なかなか先に進みません。


4機のうち3機は、真っ白な機体に濃い赤の塗装。これは航空自衛隊芦屋基地に所属するT-4独特の仕様で、"レッド・ドルフィン”という愛称で呼ばれています。


河川敷をのんびり歩いている間に、オオバンやヒドリガモ、キクロハジロの群れ、カンムリカイツブリなど、数種類のカモの仲間を見かけました。
光沢のある深い緑色の頭部。首には白いリング。マガモはカモ界の貴公子だと思います(笑)


こちらはヒドリガモ。ヒドリガモの♂は、頭部の中央にクリーム色のラインが入るのが特徴です。


後ろはヒドリガモですが、前はマガモの♀のように見えます。


カイツブリは後ろ姿しか撮れませんでした (^-^)ゞ


目つき鋭く上空を旋回するミサゴ。


暫く粘りましたが、今回は狩りのシーンは目撃できませんでした。


写真ではわかりにくいですが、左の河岸が少し突き出た部分に数人のカメラマン。三脚に巨大な望遠レンズを装着して、ミサゴを狙っています。


少し上流側(河口堰付近)で、ゆったりと泳ぐコブハクチョウ。人に慣れているのか、岸辺に寄ると近づいてきます。


コブハクチョウがいるのは、こんなところ(写真右端)。


ミサゴのハンティングは諦めて、再び河川敷を歩いていると、ハクセキレイが顔を出しました。2羽いたのですが、どちらもすばしっこくて、なかなかファインダーに入ってくれませんでした~💦


痩せて見えますがツグミです。胸をそらして空を見上げ、タタタッと走りだしてはまた止まり……の繰り返しでした。


🍀

今日は朝早くからお墓参りに行ってきました。帰りがけの公園で桜がほぼ満開に。


アマギヨシノ(天城吉野)とカンヒザクラ(寒緋桜)を掛け合わせて作られた「陽光」という品種で、ソメイヨシノよりも少し早く花が咲くそうです。


雨上がりで空気もしっとり。気持ちのよいお墓参りができました。
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ジョウビタキ、帰ってきました!

2021年10月29日 | 野鳥
春先、北に向けて旅立ったジョウビタキが帰ってきました。先日、それらしい声は聞こえたのに見つけられずにいたジョウビタキ。昨日は、遂にその姿を現してくれました。


茂みから飛び出したジョウビタキ(♀)が、近くの住宅のアンテナにとまってくれました。飛び出した茂みの周辺は以前、ぽっちゃりとしたジョウビタキ(♂)が縄張りにしていたところ。今のところ、あのジョビくんはまだ見かけていません。


春から秋口にかけて、中国北東部やロシア・バイカル湖付近で繁殖するジョウビタキ。今年も山を越え谷を越え、海を渡って遥々やってきてくれたんですね。長旅お疲れさまでした~(^^♪


ツマグロヒョウモンの♂です。


翅の先端に黒い模様がある方が♀で、こちらの方が少し体が大きいのだそうです。


日本では最も生息数が多く、都会でも普通に見られるヤマトシジミ。翅の色や模様がシックで綺麗な蝶だと思います。

昨日は、グリーンパークのバラ園を散策中、ジョウビタキ(♂)も見かけました。すぐに飛び去ってしまったので写真は撮れませんでしたが、精悍な表情のジョウビタキでした。わが家周辺のぽっちゃりジョビくんも、早く元気な姿を見せてくれるといいのですが……。
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ツバメ

2021年06月16日 | 野鳥
夏鳥のツバメを今年初めて見かけたのは3月中旬、間もなく北に帰るジョウビタキを観察中でした。それ以来、空中を素早く飛び回る姿は目にするものの、なかなか写真を撮る機会に恵まれませんでしたが、ある朝ようやく電線で休憩中のツバメ数羽を見つけました。


とまっていたのは全部で5羽。そのうち3羽は幼鳥を含むファミリーのようでした。


姿かたちではほとんど区別がつかなかい3羽でしたが、そのうちの1羽が電線の上で他の2羽から餌をもらっていたんです。


途中で場所が入れ替わったりしていましたが、おそらくこの子が巣立って間もない幼鳥だと思います。


あどけなくて可愛らしい表情を見せてくれました。


私が子どものころは、どの家の軒下にもツバメの巣があり、大きな口を開けて餌をねだる姿を見るのが楽しみでしたが、近ごろはめっきり見かける機会が少なくなりました。と言うか、実はここ数年間、ツバメの巣を見たことがありません。いったいどこで巣作りをして、ヒナを育ててるんでしょう。ツバメはたくさん飛んでいるのに……不思議です。
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白鳥ファミリー~響灘緑地 頓田貯水池

2021年04月27日 | 野鳥
昨日、先月末は抱卵中だった白鳥ファミリーの様子を見に、頓田貯水池に行ってきました。
北九州市若松区にある頓田貯水池は、遠賀川の水を汲み上げて作られた貯水池で、北九州市の主要な水源のひとつです。市内には遠賀川河口堰を含めて7つの貯水池がありますが、今日現在、頓田貯水池は898万㎥(貯水率98.1%)と随一の貯水量を確保しています。貯水池の北側には、北九州市最大の響灘緑地グリーンパークが整備され、貯水池とともに市民の憩いの場となっています。


貯水池には、一周約7㎞のサイクリング(ウォーキング)コースが設けられています。中央を走る貯水池横断道路で南北に分離されており、南側の頓田第一貯水池、あるいは北側の第二貯水池だけを歩くこともできます。この場合、距離はおよそ4㎞となります。この日は南側だけをのんびり一周。林間コースではウグイスをはじめ、たくさんの野鳥の声を耳にしましたが、姿を見つけることはできませんでした(^^ゞ


貯水池で一番多く見られる野鳥はオオバンです。


ボケボケですがミサゴだと思います。強い風に苦労しながら、水面にダイブし獲物を捕らえていました。


さて、コブハクチョウの状況です。先月末、母親が抱卵していた巣は空っぽ。一体どうしたんでしょう???


付近を探していると、近くの岸辺で白鳥の親子を発見。この日最初の白鳥ファミリーです!


ほかの卵は孵化しなかったのか、あるいは天敵に襲われてしまったのか……どうやら、ヒナはこの1羽だけのようです。


小首をかしげる様子が可愛らしい~♪


母親が水に入るのを待ちかねている様子のヒナ。


父親を先頭に、家族で泳ぎ始めました。


小さな体で一生懸命、母親についていきます。


やはり好きなのはお母さん……なんですね(笑)

ここでカメラは、まさかの電池切れ。以後の写真はスマホで撮りました……(^^;)

この日2組目の白鳥ファミリーです。こちらもヒナは1羽だけ。もう一羽の親ハクチョウも、近くには見当たりませんでした。


ヒナを見守る目が優しいですね。


3組目の白鳥ファミリーです。このファミリーにはヒナが4羽。なんだかホッとしました !(^^)!


石についた藻を食べているのでしょうか。ヒナたちは小さな波にもユラユラゆらゆら……。


この日は3組の白鳥ファミリー、合わせて6羽のヒナに出会えました。これからも順調にすくすく育ってほしいと思います。


きのうは満月。濃い黄色に輝く明るい月でしたね。4月のフルムーンは、アメリカ先住民の呼び方では「ピンクムーン(Pink Moon)」。4月になると、フロックスと呼ばれる芝桜の仲間がピンク色に大地を染め上げることから、このように呼ばれるのだそうです。


ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手、3年ぶりの白星おめでとうございます!!!
日本時間の今日(4月27日)行われたテキサス・レンジャーズ戦に「2番・投手」として二刀流出場した大谷選手、投打に活躍して見事勝利投手に輝きました。連日、胸がすくようなプレーで明るい話題を提供してくれる大谷選手。まさに「躍動」していますね。ひじの故障を乗り越えての1072日ぶりの白星に、心から拍手を送りたいと思います。
大リーグで活躍する日本選手も増えてきましたが、私が一番記憶に残っているのはシアトル・マリナーズのイチロー選手です。古い話で恐縮ですが、2003年8月15日にセーフコ球場(今はT-モバイルパークと言いますね)で行われたマリナーズvsレッドソックス戦。緊迫したゲーム展開の中、マリナーズが塁を埋めた場面でイチロー選手が打席に立ち、目が覚めるような満塁ホームランを打ちました。試合後、興奮冷めやらぬまま駐車場に向かっている間に、多くの地元マリナーズファンから「イチローはすごいな!」と声をかけられたり、肩を叩かれたり、ハグされたり……。その日の感動や興奮は今でも忘れられません (^-^)ゞ
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桜&野鳥ウォーキング

2021年03月29日 | 野鳥
数メートル四方の範囲に3羽のジョウビタキ(♂2羽、♀1羽)がニアミスした場所で、再びジョビくんを見かけました。定かではありませんが、あの時の2羽目の♂に似ているような気がします。ジョウビタキは仲間が集まって渡りを始めるそうですが、まだ旅立っていなかったんですね。(写真は3月24日に撮影したもの。これ以降は確認できていません)


近くでヒヨドリの声がしたせいか、しきりにそちらを警戒していました。


こちらは八幡西区の本城公園です。この公園の桜はソメイヨシノのほかにも種類の異なる桜が多いので、3月中旬から4月下旬ごろまで長く桜を楽しむことができます。


公園内にあるスタジアム(本城陸上競技場)は、小倉北区のミクニワールドスタジアムが完成するまで、サッカーJ2のギラヴァンツ北九州の本拠地となっていました。


外周沿いのトラックでは、多くの人がウォーキングやジョギングを楽しんでいました。このトラック、クッション性が高くて膝や足首にやさしいんですよね~♪


トラックの向こうは、自由かつ多目的に使えるグランド。その奥に桜並木が見えていますね。


こちらがその桜並木です。10年前はまだ小さかったのですが、今では桜のトンネルができるほどに大きくなりました。


この日は週末だったので、桜の木の下やベンチテーブルでお花見をするグループもちらほらと……。いずれも小規模で、控えめに楽しんでいるようでした。


この公園には八重桜が多く、国道199号線沿いとミニトラック沿いはほとんどが八重桜です。


八重の桜も、ソメイヨシノと同じく例年より開花が早まっているようでした。


八重桜は個体差が大きく、ごく淡いものから濃いピンクまで様々な色あいの花を咲かせます。


花の咲き方も、見ごろを迎える時期もかなり幅があるので、本城公園では長く桜を楽しめるんです。


ちなみに、本城公園の桜リレーのフィナーレを飾るのは御衣黄(ぎょいこう)。4月下旬になると、きれいな萌黄色の花を咲かせてくれますよ~♪


公園の一角で見つけたツグミ。この鳥ももうじき北に帰っていくんですね。


ツグミは、日本では繁殖期を迎えないためさえずりません。このため「口をつぐむ」から「ツグミ」と呼ばれるようになったのだとか……。


群れになると騒々しいムクドリですが、畑や草地では害虫を食べてくれるグランドキーパーの役割を果たしているそうです。


明るいオレンジ色の翅がきれいなベニシジミ。


こちらは響灘緑地グリーンパーク外周のソメイヨシノです。




公園に車を止めて、頓田貯水池の周囲をぐるっと散策しました。


鳥の声を頼りに探してようやく見つけたホオジロ。


野鳥図鑑によると、声は「チョッピーチリーチョチーツク」だそうです。たしかに、そんな感じの鳴き方だったような気がします (^-^)ゞ


岸から少し離れた巣で抱卵中の白鳥。来月にはヒナを見ることができそうです。


先日は見逃したカイツブリの成鳥。潜水が得意で、頻繁に潜って小魚やザリガニなどを捕食しています。若鳥と同じで、やはり目つきが鋭いですね(笑)


カンムリカイツブリ。この日は1羽だけしか見当たりませんでした。


細長いくちばし。この鳥も、水に潜って小魚を捕まえるそうです。


風もなく穏やかな週末、本城公園と頓田貯水池の桜&野鳥ウォーキングを楽しみましたヽ(^o^)丿
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