ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

ミュージカル『ミス・サイゴン』@博多座

2022年11月30日 | 絵画や音楽
先月下旬、『ミス・サイゴン』を観に博多座に行ってきました。2020年に予定されていた前回公演はコロナの影響により中止となったため、博多座での上演は実に8年ぶりになります。
超ロングランとなっている『ミス・サイゴン』。日本で初めて上演されたのは1992年だったそうですから、今年は初演30周年となる節目の年でもあったのですね。
開演の1時間くらい前に博多座に到着。入口の階段も、ミス・サイゴン一色でした。


開場を待つ列に並び、ほどなく入場となりました。


妻は友人と一緒に何度かここで観劇していますが、私にとっては初めての博多座です。


舞台は、ベトナム戦争末期の1970年代、陥落直前のサイゴン(現ホーチミン市)。
戦争で家族を亡くした少女キム〈屋比久知奈〉は、フランス系ベトナム人のエンジニア〈市村正親〉が営むキャバレーで、アメリカ兵クリス〈海宝直人〉と出会い、恋に落ちます。永遠の愛を誓いながらも、サイゴン陥落の混乱に無情にも引き裂かれる二人。アメリカに帰国したクリス。クリスが迎えに来る日を信じ、二人の間に生まれた息子タムを育てながら懸命に生きるキム。したたかにアメリカンドリームを追求するエンジニア。そんな3人を軸に物語は展開します。(キャストは私が観た公演時のもの)


遂に迎えた陥落の日。大混乱のなか、次々とヘリでサイゴンを脱出する米兵。取り残され散り散りになる人々。(写真は公式HPからお借りしました)


「ミスター・サイゴン」の異名をとる市村さん。博多座での千秋楽の前夜、エンジニア役通算900回の記念公演を迎え、特別カーテンコールが行われたそうです。(写真は公式HPからお借りしました)


この日の博多座は満員御礼。時間差退出だったので、私たちが会場を後にしたのは最後の方だったにもかかわらず、入口ではこの混雑が続いていました。


今年8月、旦過市場周辺の火事で焼失した小倉昭和館。その再興を希望する声が全国から寄せられていましたが、昨日(11月29日)、市民ボランティアの「シネクラブサポート会」が、昭和館再建に向けた支援を求める署名17,152筆を北橋市長に提出し、北九州市の支援を要請しました。すでに今月上旬、再建への決意を表明された3代目館主の樋口智巳さんは、この報告を受け「本当にありがたい。改めて自分は一人ではなく、全国の方々が応援してくださっているという思いが強くなった」と述べられています。これからも越えるべきハードルは多々あろうかと思いますが、再建への道のりが着実に進んでいくよう願ってやみません。
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週末は男子ごはん~えびとアンチョビのブルスケッタ

2022年11月27日 | 男子ごはん
サッカー日本代表が着用したユニフォームが世界的に人気を集めているそうですね。サムライブルーに染められたこのユニフォームのコンセプトは"ORIGAMI"。すっきりとしてシャープな印象を与える、いいデザインだと思います。ちなみに、サッカー日本代表のユニフォームには、伝統的にブルーが採用されていますが、これは日本の海と空を象徴しているのだそうです。
さて、今週の男子ごはんです。
《えびとアンチョビのブルスケッタ》つくおき「えびとアンチョビのペースト」
みじん切りにしたタマネギとニンニクをレンジで加熱(約2分)。下処理をしたえびを小さく切り、細かく潰したアンチョビと合わせて包丁で叩きます(レシピではフードプロセッサーを使用)。えびとアンチョビ、タマネギ、マヨネーズとブラックペッパーをボウルで混ぜ合わせ。これをバゲットにたっぷり塗り、上にミックスチーズをかけて、トースターで焦げめがつくまで焼いたらでき上がりです。


えびの旨みにアンチョビ独特の味わいが加わって、お酒によく合うおつまみになりました。バゲットのさくっとした食感もよかったです。


《ポテトサラダ》オレンジページcooking「クリトモ式ポテトサラダ」
残りはチーズを載せずに焼いてみました。えびペーストの旨みがより強く感じられるのは、こちらの方かもしれません。
後ろは、料理研究家 栗原はるみさんのお嬢さん、栗原友さんのレシピで作ったポテトサラダです。


《トルティーリャ》Nadia「本当に美味しいトルティージャ(スペイン風オムレツ)」
ジャガイモとタマネギは薄いいちょう切りにし、オリーブオイルをかけて全体にオイルをコーティング。ジャガイモが木べらでスッと潰れるくらいまで、時々混ぜながらフライパンで蒸し焼きにします(蓋をして弱火から中火で15~20分)。アスパラやピーマン、ベーコンなどを、炒め時間に応じて順次追加。これを熱いうちに卵を溶いたボウルに入れ、塩を加えてよく混ぜ合わせます。
オリーブオイルを熱したフライパンに卵液を投入。外から内に大きく混ぜてから、蓋をして弱火で7~8分焼きます。


フライパンより大きい皿を使って裏返し、今度は蓋をせずに中火で2~3分焼いたらできあがり。


わが家の定番になった具だくさんトルティーリャです。


《長いもとベーコンのペッパー焼き》主婦の友新実用BOOKS『酒の肴とおつまみ・おかず』
ベーコンや黒胡椒の風味がいいと好評だった、長いもとベーコンペッパー焼きをリピしました。
輪切りにした長いもとベーコンをこんがり焼き、青ねぎを加えます。鍋肌から醤油を垂らし、ブラックペッパーを振りかけたらでき上がり。ビールによく合いますよ~🍺


《羽根つき餃子》Nadia「【必ず成功する】皮パリパリ肉汁ジューシー羽根つき餃子」
K RAUMさんのブログに触発されて、初めて餃子を自分で作ってみることに…… (^^ゞ
参考にしたのは、熱していないフライパンに餃子を並べて小麦粉を溶いた水を注ぐという、Nadiaの上記レシピ。妻は半信半疑でしたが、【必ず成功する】という呪文に惹かれるものがありました (^^ゞ
何が悪かったのか、結果的には失敗。皮はパリパリにはならず、焦げ目もほとんどつきませんでした。もちろんレシピのせいではなく、ごま油を入れすぎたのかもしれません。餃子の具は美味しかったので、次はもう少し、焼き方を工夫してみたいと思います~💦


《餃子の皮ピザ》cookpad「ジェノベーゼの餃子の皮ピザ」
余った餃子の皮で簡単なビールのおつまみを……。
オリーブオイルを薄く塗った餃子の皮に、バジルペースト、タマネギのスライスを載せ、マヨネーズをかけたら、トースターで軽く焦げ目がつくまで焼きます。マヨネーズの代わりにチーズでも大丈夫です(というか、レシピではチーズとなっています)。


《中華そば》
ごま油を熱し、長ねぎ、ベーコンを炒め、鶏がらスープの素、塩、胡椒を軽く振り、もやしを加えてさっと炒め合わせます。ゆでた菊水の細ちぢれ麵に市販のあごだしラーメンスープを注ぎ、ねぎ、ベーコン、もやしをトッピングしたら簡単醤油ラーメンの完成です。


お伊勢参りに出かけた姉夫婦が、いろいろお土産を買ってきてくれました。


さっそく伊勢うどんを食べてみることに。沸騰させたお湯に入れて2・3分もすると、みるみるうちに麺が太くなっていきます。


ゆであがったうどんを器に入れ、添付のタレをかけて伊勢うどんを初体験ヽ(^o^)丿
このあと、生卵を落としてみたところ、まろやかさが増して尚いっそう美味しくなりました。


伊勢名物赤福も懐かしくいただきました。伊勢神宮に参拝した折、赤福本店で食べた味が忘れられません。


戴きもののねんりん家のバウムクーヘン。しっとりして美味しいです~♪


サッカーW杯カタール大会、今日は大事な第2戦。あと4時間後にはキックオフです。今夜も、サムライブルーの躍動を期待したいですね。頑張れ、日本代表ヽ(^o^)丿
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医生ケ丘ふれあいウォーク

2022年11月25日 | 北九州
先週の日曜日、自治会主催の「医生ケ丘3世代ふれあいウォーク」に参加してきました。骨折からほぼ1か月経ち、痛みもなくなってきたので、私にとっては格好のリハビリウォーキングです(^^ゞ
集合場所の医生ケ丘市民センターで、行動概要の説明に続いて軽いストレッチを行った後、実行委員の方を先頭に出発しました。参加者は、小学生からお年寄りまで3世代およそ50名。談笑しながらのんびり歩いて、およそ1時間で洞北緑地という公園に到着しました。


洞北緑地には広い芝生広場がいくつかあり、若い人たちがサッカーやラグビーに興じていました。模型飛行機(?)を飛ばしている親子もたくさん。公園内に二つあるドッグラン(大型犬用、小型犬用)も盛況でした。シベリアンハスキーよりもひと回り以上大きなアラスカン・マラミュートという犬種も見かけました。


ランチ休憩を利用して、公園内を一人で散策。公園のキャパも大きいですが、いたるところにベンチが設置してあって、休憩場所には事欠きません。


メタセコイアの並木道もきれいでした。


紅葉はすでに盛りを過ぎていましたが、秋らしい風景をあちこちで見ることができました。




うれしかったのは、何度かジョウビタキを見かけたこと。写真は不鮮明ですが、とりわけこの雌雄2羽のジョウビタキは、私に気づいても飛び去ることなく、けっこう長い時間楽しませてくれました (^^)v


心配されていた雨に遭うこともなく、やわらかな秋の日差しの下、3世代の交流ウォーキングを楽しんだ一日でした。日常的な動きについては、骨折の影響はほぼ解消したという自信にも繋がりました。今後も少しずつ慣らしていき、運動の強度を高めていければと思います。
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週末は男子ごはん~BLTサンドイッチ & 魯肉飯

2022年11月22日 | 男子ごはん
20日に開幕したサッカーW杯カタール大会。明日はいよいよ日本代表が、優勝候補の一角ドイツと対戦しますね。厳しい相手ですが、まずは緒戦を制して勢いに乗ってほしいです~⚽
さて、今週の男子ごはんです。dancyuやオレンジページなどの雑誌から、目に留まった料理をいくつか作ってみました。今回も3週間分くらい溜まってしまいましたが、最後までお付き合いいただければ幸いです(^^ゞ
【追記】
昨夜のドイツ戦、日本代表が見事に初戦突破しました。相手にボールを支配され、シュート26本の猛攻を受けながらも、ゴールを許さなかった日本。残すは27日のコスタリカ戦、12月2日のスペイン戦。次の試合に向けて気持ちは切り替えつつも、勢いを保って1次リーグを勝ち抜いてほしいですね。

《BLTサンドイッチ》dancyu 2022年5月号「BLTサンドウィッチ」
レタスを氷水でシャキッとさせて水気を切り、トマトは6~7㎜にスライス。ブロックベーコンを適当な厚さに切り、こんがり焼いていったん取り出します。同じフライパンにバター2個を熱し、その上にパンを2枚載せて色づく程度に軽く焼いたら、裏返してもう一方の面はしっかり焼いてカリッとさせます。
バターを塗った面にベーコン、トマトを置き、塩とブラックペッパーを振ってレタスを載せます。もう一枚にはタルタルソースをたっぷり塗って2枚を合わせ、包丁の腹などで軽く押さえて密着させたらでき上がりです。


ベーコンはコストコの定番、アップルスモークを薄切りに。BLTサンドイッチにはぴったりでした。


《豚の柚子みそ漬け》オレンジページcooking「豚のゆずみそ漬け」
オレンジページcookingの『忙しい日こそ漬け込み肉を」という特集を参考に、とんかつ用のロース肉を柚子みそ漬けに漬け込みました。
漬けダレは、みそ、柚子胡椒、みりん。これにロース肉を一晩漬け込み、食べる前に30分ほど常温におきます。キッチンペーパーでさっとタレを拭いて、サラダ油を熱したフライパンで両面焼いたら完成です。お酒は、黒ゴマの風味がよい紅乙女KUROを合わせました。


《鶏もも肉の柚子みそ漬け》オレンジページcooking 夕飯
豚ロース肉が上手くいったので、鶏もも肉でも試してみました。同じ配合のタレに一晩漬けこんだ鶏肉を、両面こんがり焼いたらでき上がり。ビールはマスターズドリーム"樽生仕立て"です。


《トマトとえびの卵炒め》オレンジページ「トマトとえびの卵炒め」
熱したフライパンに溶いた卵を流し込んで大きく混ぜ、半熟になったら取り出します。下処理して片栗粉をまぶしたえびを炒め、色が変わったらトマトを投入。さっと炒め合わせたら日本酒を振り、別皿の卵を戻し入れて塩、ブラックペッパーを振りかけます。全体を大きく混ぜたらでき上がり。えびに火を通しすぎないよう手早く炒めるのがポイントです。


マスターズドリーム3種類はどれも美味しかったのですが、中でもこの"ダイヤモンド麦芽の恵み"は、口あたりまろやかで一番好みでした。


《アボカドとカンパチのセビーチェ》オレンジページ「セビーチェのサラダ」
セビーチェとは、新鮮な魚介と野菜を香辛料や酢、オイルなどの調味液に漬け込んだもので、ペルーを中心に広く南米で食べられている料理。言ってみれば、南米風魚介のマリネです。このメニューもオレンジページで見つけました。
白身魚(ここではカンパチ)をジップロックに入れ、マリネ液(おろしニンニク、ライム果汁、塩、胡椒)を加えて軽く揉んで、冷蔵庫で30分以上冷やします。ボウルにタマネギ、オリーブオイル、アボカド、グレープフルーツ、カンパチ(マリネ液ごと)を入れて混ぜ合わせ、岩塩で味を調えたらでき上がり。櫛切りにしたライムと一緒に器に盛って、タバスコを振りました。ライムの香りさわやかなセビーチェ、白ワインやスパークリングにぴったりのおつまみです。


《魯肉飯》danchu 2022年5月号「魯肉飯」
再び雑誌dancyuから、台湾の代表的な屋台飯 魯肉飯(るーろーはん)です。前々から興味があったのですが、割と簡単そうなレシピだったので、作ってみることにしました (^^ゞ
豚バラブロックを1.5~2㎝角にカットし、半熟のゆで卵を準備。フライパンにサラダ油を熱し、タマネギと長ねぎ(どちらも薄切り)をじっくり炒めます。焼き色がついたら角切りの豚肉を、次いでニンニクと生姜(みじん切り)を投入。火が通ったら日本酒と紹興酒を振って炒め合わせ、醤油、オイスターソース、砂糖、水を加え、沸騰したら八角と鷹の爪を入れて、弱火でことこと煮込みます(30~40分)。火を止めてゆで卵を加え、粗熱が取れたら冷蔵庫に一晩。これで尚いっそう肉に味がしみこむとともに、卵は半熟のまま煮卵になります。食べる前に温めて、ご飯の上に載せ、塩ゆでした青梗菜を添えれば、八角の風味豊かな魯肉飯の完成です。


《かぼちゃとベーコンのキッシュ風》つくおき「かぼちゃとベーコンのキッシュ風」
耐熱皿にオリーブオイルを塗り、カボチャの薄切り、ベーコン、カボチャ、ベーコンと交互に重ねます。ここに、溶いた卵に小麦粉、マヨネーズ、白だしを混ぜ合わせた卵液を流し入れ、この上にミックスチーズをトッピング。200度に予熱したオーブンで20分ほど焼き、粗熱が取れたら適当な大きさに切り分けます。


白ワインやスパークリングがよく合うおつまみになりました。


《牛すじの煮込み》キリンレシピノード「牛すじ煮込み」
牛すじ肉と生姜、長ネギの青い部分を入れた鍋に水を注ぎ、アクを取りながら20分ほど下茹で。流水で肉を洗い、適当な大きさに切り分けます。牛すじ、大根とこんにゃくをそれぞれ圧力なべで加圧調理してから大きな鍋に移し、生姜、砂糖、醤油、みりん、酒、水を注いで弱火で30分ほど煮込んだらでき上がり。器に盛って長ねぎの薄切りを散らし、七味唐辛子を振りかけました。


《鶏皮ポン酢》DELISH KITCHEN「鶏皮ポン酢」
鶏皮をゆでて水洗い。キッチンペーパーで水気を拭き取ります。余計な脂肪分は取り除いて細切りに。ポン酢しょうゆで和えて器に盛り、青ねぎ、一味唐辛子を振りかけたら完成です。


《スパゲティ・ミートソース》夏梅美智子『男子おかずの感動レシピ』
ミートソースに初挑戦しました。フライパンでタマネギ、ニンニク、セロリ(いずれもみじん切り)を炒め、香りが立ったら豚のひき肉を加えてほぐしながら炒めます。塩、胡椒、ナツメグを加え、ひき肉に火が通ったらトマトの水煮缶を投入。ローリエ、コンソメを加えて混ぜながら、ほぼ水分が飛ぶまで煮詰めていきます。粉チーズを振りかけて、バジルを飾ったらでき上がりです。


《ナポリタン》【家事ヤロウ】昭和喫茶店のナポリタンのレシピ「宮川大輔さん実家の味を再現」
ミートソースついでに、ナポリタンにも初挑戦。こちらは、『家事ヤロウ』という番組で紹介された宮川大輔さんのレシピを参考にしました (^^♪
フライパンでタマネギ、ベーコン、ピーマンを炒め、塩・胡椒で味を調えます。水気を切ったマシュルーム(缶詰)を加え、ゆでたパスタを投入。ケチャップを入れて炒め合わせ、さらにピザソースを加えて、全体になじませたらでき上がりです。


レシピでは最後にミックスチーズを振りかけるのですが、ここでは敢えて省略しました。隠し味のピザソースが秀逸。昔懐かしい味のナポリタンになりました。


東京の友人が送ってくれた野菜たっぷりのスープ詰め合わせ。


どれも美味しいのですが、今のところ「ボルシチ」が一番好きな味でした。


ジムの友だちから戴いた焼きたてのパン。人参パンと、今回が初めてのコーヒーパンにコーヒーホイップクリームを添えて……。


今年の秋は紅葉狩りにも出かけられなかったのですが、皆様のブログできれいな風景を楽しませていただいています。
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ジョウビタキと名残りの秋

2022年11月18日 | 北九州
響灘緑地グリーンパークで、今シーズン初めて見かけたジョウビタキ(♀)。遥か遠く北の大地から、山を越え海を渡ってようやく帰ってきたのですね。自宅周辺では先月半ばくらいから、それらしい声は聞こえていたのですが、姿を見るのはこの日が最初でした。


平日だったせいか、人もまばらな芝生広場。


秋のバラフェアも終了間際のこの日、バラ園の主役たちも心なしか寂しげです。
京成バラ園芸の和歌シリーズ “しののめ” 。


ズヴニール・ドゥ・アンネフランク、別名アンネの思い出。淡いピンクからクリーム色へのグラデーションがきれいなバラです。


純白の花を一斉に咲かせるアイスバーグ。「Iceberg(氷山)」という名のとおり、小山に雪が降り積もったようにも見えますね。


燃え上がる聖火を思わせる、鮮やかな朱赤のバラ、オリンピックファイヤー。


ブラックバッカラは赤みを帯びた黒。エンジに近い色あいです。


2次大戦下、軍靴の足音迫るフランス・リヨンで作出されたピース。
ナチスドイツによる占領を目前にして、フランシス・メイアンは交配を重ねて作り出した苗木「3-35-40」を、リヨンを脱出する米国総領事に託します。他の苗木が戦火の混乱で消失するなか、アメリカに渡った苗木は、バラが繋いだフランシスの友人、ロバート・パイルのもとに届けられました。ロバートによって大切に育てられたこのバラは、1945年4月29日、全米バラ園芸協会によって名前が付けられることになりました。そして、まさにその会議の席上、長い戦争の終わりを告げるベルリン陥落のニュースが飛び込んできたのです。全米が歓喜に沸くなか、このバラは、戦争のない世界を願って「平和(peace)」と名付けられました。


温かみのあるクリームイエローと淡いピンクのグラデーションが美しいエレガントレディ。今は故人となられたエリザベス女王の許可を得て、かつては「ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ」と呼ばれていました。


日本を代表するバラの育種家、寺西菊雄さん作出のエスプレッソ。


時期的には遅いと思いますが、グリーンパークのコスモスはまだ華やかでした。


白地にピンクの縁どりが可愛いピコティ。


多肉植物を育てている友人から、株分けした寄せ植えをいただきました。どんどん増えるのだそうです。育て方が上手なのでしょうね。


木工房 風来舎、 半沢清次さん作のスツール。妻は前からこの椅子が気に入っていたのですが、私の骨折を機会に購入する決心をしたようです。


私が楽に靴を履いたり脱いだりできるようにと、玄関の隅に置いたスツール。細部にわたって実に丁寧に作りこまれており、デザインも素敵です。「そんなの要らないよ~」と言っていた私ですが、実際に使ってみると、どっしりとした安定感があり思いのほか快適でした。
コメント (14)
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