京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

2017年11月句会の記

2018-02-13 09:38:23 | 日記
2017年11月句会の記
      金澤 ひろあき
 10月に右目が見えなくなり、手術、入院。また、台風も来たので、10月句会は中止でした。退院してはじめての句会です。行けるだけでうれしかったです。
 神戸より坪谷智恵子様、岡畠さな子様、そして童心を10年間愛読して下さっている大橋様が来て下さいました。大橋様は坪谷様のお知り合い。私や青島さんのファンだそで、ありがたいことです。
 句会の作品を紹介します。
  「アーウン」の話相手の夜長かな   三村 須美子
 三村さん、お孫さんが生まれて大忙し。でも、うれしそうですね。そろそろお話できるようになったのかな。
  晩鐘の五体に響き紅葉濃し      中野 硯池
 「五体に響き」で鐘の音の重々しさを体感していることが伝わって来ます。優れた表現だなと感心。
  台風や時代祭を持ち逃げす      青島 巡紅
 私が入院する直前、台風が京都を直撃しました。時代祭、史上初めて中止(延期ではありません)。
  海眺め心はじけて同窓会       岡畠 さな子
 「心はじけて」ですか。本当に良い同窓会だな、雰囲気がストレートに伝わりますね。
  吹く風に枯葉舞い落ち髪飾り     坪谷 智恵子
 冬到来ですね。髪に枯葉が降ってきて・・・。「髪飾り」でホッとした絵になりましたね。
紅葉降るワレモノ注意の片目にて   金澤 ひろあき
 退院してはじめて外出して紅葉を見ました。ただそれだけのことが大仕事で感動したのです。まだ再発もあるかもしれないから、十分気をつけよという状態でした。
 これからの人生、仕事も徐々に・・・です。