もう、ゲットしてから1年以上経過した ZOOM S2t ZFX STACK PACKAGE
付属のソフトの方は、いろいろ工夫して、なんとか使えているのですが(特に Roland FC-200 MIDI フット・コントローラーをゲットして、使い勝手は格段によくなりました)、当初から、TUBE 側のボリュームを最大に上げても、TUBE 側だけでは、大きな音がでないので、真空管の役割ってこんなものなのかとあきらめていました(マニュアル上は、このノブを調節することでHi-Z端子からの入力信号を真空管で増幅することができると書いてあります。)
もしかしたら、真空管がいかれているのではないかと、先日壊してしまった、VOX VT15 から引き揚げた真空管 12AX7 に交換してみたらどうかと、修理に挑戦してみることに。
分解は裏のゴム足のねじ4本を外せば、すっぽりと中身だけを引き出せます。
さて真空管交換に臨もうとしたところ、真空管を差してある基盤が PCのライザーカードのように、主基板から垂直に立って刺さっている構造なのですが、なんと、この基盤がゆるゆるに主基板から外れていたことが判明(赤矢印の部分が、名付けてライザー基盤 写真を撮り忘れたので、ほかの方のブログの ZOOM C5.1t の写真をお借りしました。同じような外見でした)。
一発でこれが原因と納得して、主基板にぎゅっと差し込み、元通り組みなおして音出ししたところ、完全に復調しました。
[SOLIDSTATE] 側のノブを回した時と、まったく違う音がして、確かに真空管で増幅された音がするのには感動しました。
オーディオインターフェース単体としてもなかなか優秀なので、ぐっと使い道が広がり、すごく得した気分になりました。