みいちゃんといっしょ

みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

今日の野良猫と秋の空。

2014年08月31日 | きょうの野良猫

 今日で8月も終わり。猛暑ではありましたが、なんか一瞬のような感じの夏でした。本当にエアコンなしで寝られなかった日は、2日間くらいでしょうか。それとも年をとって、暑さを感じなくなってきたのでしょうか。

 

 空の雲は完全に秋の雲に変わっています。

 

野良猫も暑い夏を乗り切って、余裕を見せていました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また、無駄なものを買ってしまいました。 Roland MC-303

2014年08月28日 | MUSIC

また、無駄なものを買ってしまいました。

理由 ノブ(Knob)とLEDがいっぱいついている割に安かったから。

Roland が 1996年に発売した、ダンスミュージックに特化したシンセサイザー+シーケンサー MC-303です。

(Roland MC-303)

 ダンスミュージックには全く興味がないのですが、歴史をひも解くと、伝説の名機、Roland TB-303、TR-808 というのがあったそうです。

(TB-303 1982年発売)

 (TR-808 1980年発売)

 両機が発売を終えた後にACID(ハウス)ミュージックで再度アナログシンセ人気が出て、他社が、同じような機器を発売する中、廉価版(といっても当時58,000円もします)で出した TB303とTR909(TR-808の後継機)が合体したかのような音源の機材が MC-303 です。

 ACID HOUSE の歴史については、電気グルーブのYouTube Music TV が、簡単にまとめて説明してくれています。

電気グルーヴのYouTube Music TV 第2弾!

 したがって、MC-303の音色には、アナログシンセサイザーの往年の名機、JUPITER、JUNO、SH-101をはじめとするビンテージ・アナログ・サウンド。そして、もちろんTB-303、TR-808/TR-909 の音が入っています。これは、ちょっと楽しいですね。

 折しも、今年 Roland が、30余年の沈黙を破って(ちょっと大げさですが)TB-303、TR-808/TR-909のすべてを精密にモデリングしたTB-3とTR-8を発売したので、ちょっとその雰囲気を味わってみたくてポチってしまいました。

RolandTR-8【送料無料】

RolandTR-8【送料無料】
価格:51,840円(税込、送料込)

 

 金属の筐体は、ずっしりとして、なかなか迫力あります。

 音源部は、448音色、12ドラムセットを内蔵した最大同時発音数28のマルチ・ティンバー。アルペジエーターをはじめ、キーボード・パッドを叩くことでリアルタイムにフレーズ再生が行えるRPSも搭載とシンセサイザーとしても結構多機能です。

 何といっても、MADE IN JAPAN です。

 

 ちょっと、遊べそうです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

調布市花火大会に行ってきました。

2014年08月24日 | 日記

 東京湾大華火祭に行く予定だったのですが、台風第11号のため、残念ながら中止となってしまいました。

 そこで、リベンジということで(もともと恒例なんですが)、調布市花火大会に行ってきました。

 会場には5時半ごろついたのですが、もうすごい人でした。

 打ち上げは6時30分から1時間。早く始めて早く終わらせるという、警視庁の指導通りの開催方針ですね。

 日没は6時20分ですけど、まだ明るいんですよね。

  例年通り、丸玉屋小勝煙火店さんの花火のようですが、ちょっと、いつもより元気がなかったような。東京湾大華火祭で打ち上げられなかった花火(確かこれも小勝さんのところだと思います)をここで全部上げちゃえばよかったのに。

 1時間楽しませていただきました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きょうの野良猫 & 稲穂

2014年08月23日 | きょうの野良猫

 きょうの野良猫はこの子。

 

 涼んでいるんだから、あっち行け!! という表情ですね。

 

田んぼの稲の穂が実ってきました。

 

あっという間に育ってきていました。

 

そのうち玄米茶のいいにおいがしてくるんですよね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この際、ラージヘッド・ストラトキャスターの年代を徹底的に調べてみる。

2014年08月23日 | MUSIC

 

 シリアル番号から、1979年製と自分で勝手に決めていたラージヘッドのストラトキャスター。

 

 しかし、シリアル番号は、おおよその目安で、「S9」シリアルは、78年から82年で使われていたという情報なので、この際中を開けて本当に79なのか徹底的に検証してみることにしました。

 参考にしたのは、ラージヘッドの年代検証に定評のあるこのサイト。

Dating Late 1970's Fender Stratocasters

 

では、まず、ネックをはずします。

 

 前に外したときは、シリアル番号かと思って無視していたのですが、これがネックデイトでした。

0902*4193

09=ストラトキャスター
02=メイプルワンピースネック
 * =不明
41=41週
 9 =79年の略
 3 =水曜日

 つまり、このネックは 1979年10月10日(水)に作られたストラトキャスターのメイプルワンピースネックということが分かります。

 では、ネックポケットを見ます。

 

 ここにも、ネックデイトと同じ数字が符らているのが一般的のようですが、判別できず、GONZALEZさんのネームが確認できます。
 因みに、様々な番号がふられた FRR のスタンプは、品質管理スタンプのようです。
 76年後期から量産体制に対応するため、フェンダーはボディー加工にCNCルーター(コンピューター制御の切削機)を導入していったそうです。その特徴としてネックポケットの左右の隅に丸い窪みが見えています。 

 

 ボディーキャビテイ内には、電磁シールドを意図した導電塗料が塗られています。この加工が行われたのは79年後期からとの情報があります。

ボディーの中央に鉛筆ガキで謎の「2」?の文字が。

 

 今回初めて気が付いたのですが、アッシュボディーは積層板ですね。CBSが徹底的にコストダウンをしていた最後の時期ですからいたしかたないのでしょう。

 それにしては、4.4キロと非常に重たいです。

 と、一瞬思ったのですが、1979年のストラトが積層合板だなんていう情報は一切ありませんし、上の写真の向かって左の方を良く見ていくと、板の重なりと見えるものが下に傾いて流れていますし、トレモロカバーの中をもう一度よく確認したら、これは、良く揃った木目で、積層板ではないことが分かりました。

 CBS期フェンダーさん、そこまで疑って申し訳ございませんでした。 

次は、ポッドを確認。

きったない!!

ハンダやコンデンサーに隠れてほとんど読み取れませんが、

・・・7927 013446 250K A の数字が見えます。

1977年まではポッドの側面に数字が記載されていたのが、78年には底面に移動したそうです。

ハンダで見えない部分の3桁はメーカー名(137 = CTS)を表しているそうです。

・・・7927の最後の4桁は、79年27週 つまり 1979年の7月2日から8日の週に作られたということです。因みに 013446 の数字は日付とは関係ないそうです。


最後は、ピックアップデイトです。

 

  1970年代のフェンダーのピックアップボビンは、「グレーボトムス(gray bottoms)」の愛称で、灰色の繊維材料(バルカンファイバー~木材繊維又は木綿繊維の紙を塩化亜鉛溶液に漬けてできる緻密で強靭な素材)で作られています。
 ブリッジ側のピックアップには「96」と手書きされていますが、これは、コイルのターン数が9,600ターンを示しているものと考えられます。
 79年後期にには、ブリッジ側の音量減衰(弦の振幅幅がネック側より少ないため)を補うため、ブリッジ側のピックアップのみ9,600ターンの高出力ピックアップ「X-I」に変更されています。そこで、その他の7,600ターンのピックアップと区別するため「9,600」または「96」の文字が記されているとの情報に合致します。 

 この「グレーボトムス形式は、上の写真のような016730という番号が刻印された黒いプラスチックベースに変更される、1980年まで使用されたそうです。

 コイルがむき出しになっています。現在はテープやリボンが巻かれているのが普通だと思います。
 黒っぽいあずき色をしたプレーン・エナメル被膜のワイアーを使ったコイルは、70年代後期の特徴だそうです。 

さて、ピックアップシリアルナンバーですが、

ブリッジとミドルは、124279

ネックは193879となっています。

 最初の「12」とか「19」はピックアップワインダーを操作する人のための指定番号。つづく4桁が週と年。つまり4279は1979年10月の15日から21日の週。3879は、1979年の9月17日から22日の週に製造されたということになります。

 ということで、ネックデイト、ポッドの刻印の位置と数字、ピックアップの材質および形式並びにピックアップデイトとシリアル番号から推測して、このラージヘッドのストラトは、間違いなく1979年の10月ごろに製造されたものということが確実にいえるといえます。

 ちょうど、ラージヘッドストラトの最終に近い年代と部品様式の過渡期の製造だったため確実な年代が特定できる個体でした。


 ところが、青天の霹靂で、ここで新たな疑問が、

1.ひっくり返したピックガードのポッド部分に貼ってあるはずのアルミの絶縁シートが貼っていない。79年後期からは全面にアルミシートが貼られていたはずです。少なくともコントロール部には貼られていなければなりません。

2.ピックガードの裏にシリアルナンバーの書かれたタグが貼ってない。

 

 その代わりにタグが貼ってあったであろう場所のボディーにタグの跡が残っています。

 

3. ピックアップの配線コードがタイラップで固定されている。オリジナルにタイラップが使われているとの情報はありません(1960年代ごろからタイラップはあったようですが)。
 80年代中期まで、組み込み時にピックアップのリード線を束ねるためには、1/2インチ幅のマスキングテープが使われているとの情報がありますので、後年にピックアップをいじってタイラップで止めなおした可能性があります。

4.前述のWEBの記載によれば、「フェンダーは1975年あたりで、ピックガード等のプラスチックを白色から黒色に切り替えられており、この移行中のギターに白と黒のプラスチック部品の混合、組み合わせを見ることができる。おそらく1977年のストラトは、部品を混ぜているが、それ以降は、すべて黒色でなければならない。また、ピックガードのコントロール部分の下に小さな銀シールドテープがある。 1980年に全体のピックガードは、シールドで覆われてしまった。」とあります。

 (白と黒のプラスチック部品が混ざった1976年のStratocaster)


  これから考えると、所有のラージヘッドのプラスチック部品はオリジナルの黒色から白色に取り換えられている可能性(黒の3-plyのピックガードやノブは出荷当時評判が悪く、白に交換された例があるようです)があります。

実際のオリジナルはこんな風貌だったのでは。

 

 あらぬ方向に知識が広がってしまいました。オリジナルに戻すにはまた、出費が!!

 


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きょうの野良猫

2014年08月17日 | きょうの野良猫

 野川と入間川との合流口のコンクリートの上でたたずむ野良猫発見。

 

 と思ったら、なんとカワセミを狙っていました。真っ白でバレバレなのに。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴーヤが忙しくなってきました。

2014年08月15日 | 日記

 雌花が咲いたら朝のうちに受粉させろとのインターネット情報に基づき、見張っていたのですが、既に咲いて、花が閉じてしまったものを発見。

 

 でも、既にゴーヤの実が結構育っているので、問題なさそうです。

早速雄花をもいで、他の雌花に受粉させてやりました。

 

 と、思ったら、既に蜂がきて万遍なく体を擦り付けていました。

 

 蜂にまかせておいて大丈夫そうですね。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴーヤに雌花の蕾が付きました。

2014年08月13日 | 日記

  5月上旬に苗を植えたゴーヤ。夏至を過ぎると、雌花がつくというインターネット情報を信じて、毎日楽しみにしていたのに、立秋を過ぎても、雄花ばかりで、一向に雌花が付かない。今年は諦めようかと思っていた矢先、ついに雌花の蕾が付きました。

 

もう一つあります。

 

 咲いたら、朝のうちに受粉させろという情報ですので、また、毎日観察しなくては。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きょうの野良猫 親子。

2014年08月12日 | きょうの野良猫

猫も子育ての季節なんですね。

可愛い子猫が2匹いました。

好奇心の強そうな洋風猫と

 
 臆病で逃げてしまった、和風猫の兄弟(姉妹)です。

 

 この子がお母さんみたいです。自分もまだ子猫みたいなのに偉いですね。

 

子育て放棄したり、虐待するのは偉そうに言い訳する人間だけですね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風一過

2014年08月11日 | 日記

 昨日の台風(11号)は、遠いところを通過したのにかかわらず、結構すごい雨台風となりました。

 勤め帰りに電車から野川を見たら、水かさが凄いことになっていたので、今日散歩ついでに、状況を見に行きました。

 そうしたら、カルガモが余裕こいていました。

 昔は野川はずいぶん氾濫して、回りの家には床上浸水なんて被害がでたようですが、今は護岸や流れ込む水路の工事が完備して問題ないようですね。

 うちの家の周りは全体に土地も高くて、台風が来ても竜巻や落雷といったピンポイントの被害の危険を除けば、風も雨も全く心配がいらないというのはありがたいことです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宇宙博にいってきました。

2014年08月08日 | 日記

 幕張メッセで9月23日まで開催されている宇宙博に行ってきました。

 ナイトオープンということで、閉館後ゆっくり見られるという触れ込みです。

観覧の感想から言いますと、

1.博覧会というより絵画展のような感じ。淡々と展示物を鑑賞するのみで、子ども向けのアトラクションなど一切ありません。

2.会場がうす暗い。絵画展のような印象を受けるのは、この為です。
 撮影はOKなのですが、展示物保護のためか薄暗く、また、フラッシュ禁止のため、手ぶれなしに撮るのが至難の業。

3.私のように、ノブやメーターが並んでいるだけで、ワクワクするメカオタクならある程度楽しめますが、そうでないと、宇宙開発に相当興味がないと、きっと途中で飽きてしまうような展示の仕方です。

 では、展示物を見ていきます。

 入り口を入ると、米ソ宇宙開発の歴史展示が続き、その後、NASAの歴史を300点の実物や実物大モデルで解説しています。

サターンロケットですね。

 そして、アメリカ初の有人宇宙船「マーキュリー」。中で飛行士は身動きできず、まさに船体を着ている感じです。

 メーターとスイッチがいっぱい並んで、光物、ノブオタクとしてはワクワクします。

 ↓これと、共通するところがあります。

映画エイリアンのセットかと思えるようなブースです。

歴代の宇宙服が展示されています。

60年代のフィギア、G.I.ジョーの宇宙飛行士が着ていた銀ピカのやつもあります。

 アポロ計画の月着陸船のコクピット。
 隣にいたお母さんが子どもに、もっと見やすいところに窓を付ければいいのにと説明していましたが、ぎりぎりの設計なのでしょう。ちなみに立って操縦します。

Apollo 15 Lunar Landing (realigned) 

地上管制室の調整卓。サンダーバードの小道具のようなレトロな世界です。

 
 アポロ17号のモデルとパラシュートの実物。

結構目になじんでいる、アポロの船外活動用の宇宙服。

 映画のアポロ13でみんなで知恵を出し合って何とかしようとしていた、二酸化炭素除去装置ですね。 

 8Kは確かにすごい解像度ですが、ハッブル宇宙望遠鏡による、オリオン星雲やイータカリーナ星のガスの写真を使いまわした映像であることと、あまりにも上映時間が短い!!観客はみんな、「なんだ~」といって退場していました。

 次は、JAXAのエリアですが、さすがに歴史が浅く、展示物の密度が急に薄まります。

ISSの「きぼう」実験棟のモデル。

でました。「はやぶさ」。

「はやぶさ」が持ち帰った小惑星「イトカワ」の微粒子サンプルが提示されていました。

 何か、顕微鏡のレンズの先に裸眼で石のようなものが見えるので、「これが「イトカワ」の石か、でかいじゃないか凄いな」なんて思ったら、実物は50ミクロンぐらいのものらしく、勘違いのようでした。

スペースシャトル「アトランティス」のモデル。

タイルの1つひとつに、番号がふられています。

スペースシャトルのコクピット。結構広いです。

 というわけで。実物が見られたということで、興味深い展覧会ではありましたが、宇宙少年(兄弟)のような人でないと、なかなか、この面白さはわからないのではないかといった感じの宇宙博でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八日目の蝉

2014年08月07日 | 日記

 自宅近辺の蝉が鳴きはじめたのが、7月17日。それから、3週間。旧野川遊歩道には天国に行った蝉がたくさん落ちています。

 

 蝉は、地中に幼虫で7年間いて、成虫になってから7日間で死ぬといわれ、人生の儚さの象徴とされるようですが、7年7日のごろが良いためか、また、成虫の飼育が困難ですぐ死んでしまうことからきた俗説と言われています。

 幼虫として地下生活する期間は3-17年(アブラゼミは6年)に達し、成虫期間は野外では1か月ほどとも言われ、短命どころか昆虫類でも上位に入る寿命の長さだそうです。

 ということは、このセミは7月に第1陣で羽化した蝉なんですかね。

 今も、どんどん順番で羽化しているみたいで、珍しいところに抜け殻がありました。

 きょうは立秋。まだまだ猛暑が続くようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きょうのみっちゃん 猛暑です。

2014年08月06日 | みっちゃん

 8月6日。今日は、広島 69年目の「原爆の日」です。

 連日猛暑が続いています。エアコンをつけていない部屋の温度が35度を指していました。

 

 みっちゃんは、このところ良くいうことを聞いて、エアコンのある部屋で寝ていたのですが、昨日あたりから飽きてしまったのか、頻繁に部屋を出ていって、暑っつい、廊下などで寝てしまいます。

 

 そこで、「そんなところで寝ていたら死んじゃうよ」と声をかけると、しぶしぶエアコンのある部屋にもどってきます。でも、明らかにグロッキー(死語の世界)になっています。

 

 なんとか、お気に入りのアマゾンの箱に誘導して、寝かしつけています。

 

 どういう意地のはり方なのでしょうか?

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fender ’54 Stratcaster をゲット (その3~形状比較)

2014年08月01日 | MUSIC

 

速報!! Fender ’54 Stratcaster ゲット!!

Fender ’54 Stratcaster をゲット (その2)

と連続して書いてきましたが、今回はその3。
 オリジナルの ’54 Stratcaster と Fender Japan ST-54 83DMC との比較、つまり、どのくらいオリジナルにせまれているかということを検証していこうと思います。同時にStratcaster のプロトタイプといわれる、'54 Stratcaster の特徴をインターネット検索を駆使しながら比較していきたいと思います。

 こまごまと比較していたら、すごい長文になってしまいましたので、時間があったら、見出し+ハイパーリンク(古い!!)を作りたいと思いますので、ご容赦を。

 ( Fender Japan ST-54 83DMC )

 今回、Stratcaster 誕生60周年にひっかけて、1954年モデルの Fender Japan ST-54 83DMC をゲットしたのは、とても54年のオリジナルは買えませんから(否、買えますけれどあえて買いません。なんと、オークションで程度が悪いものでも、25,000ドル=250万円、Near Mint(新品に近い) コンディションだと2,000万円ぐらいしています)、少しでもその雰囲気が味わえるものを手に入れて、実物大のプラモデル感覚(高っか~いプラモですが)で楽しもうというところにあります。
 そこで、下のプラモデルのように、オリジナルにどれだけ迫れているかを明らかにして、もし相違があるなら、できるだけ補完し、スケールモデルに近づけて楽しみたいと思います。


(1/8 "Fender The Best Collection" '54 stratcastaer)

 また、本場 USA fenderの60th アニバーサリーモデルも出ていますが、結局はレプリカですから、わざわざレプリカに30万円も出さなくとも、品質のいい、Fender Japan の '54 リイッシューモデルで十分プラモデル気分は味わえると考えました。
 更に、Fender Mexico も 廉価で、Custom Shop の雰囲気が味わえる、Road Worn'50s Stratocaster というのを出してはいるのですが、これは、レリック仕様(Worn=使い古した)なのと、57年以降モデルなので、選択の対象からはずしました。
 以下、比較のもとになる ’54モデルの特徴の解説は、これも先日入手した、1/8スケールの"Fender The Best Collection" stratcastaer の解説書や解説WEBを参考にしています(オボコちゃんではないけれど出典が分からなくなってしまいました)。

 では、まずヘッドストックから。以下は向かって左がオリジナルで右がST-54 83DMC(以下ST-54という)です。

 外見上の特徴として第一に挙げられるのが、そのヘッドストックの形状だといわれています。外周と角が大きく面取り加工され全体的に丸みを帯びた仕上げです。この面取りは指版エンドにまで達し、一見して54年製であると認識することができるといわれています。

 ストリング・リティナーは54年から56年まで、ラウンドタイプが採用されているいるのも大きな特徴です。

 この辺、Fender Japan さん、すごく頑張ってくれています。文句なしの再現性でしょう。東海楽器さん、寺田楽器さん、アトランシアさん等のどこが木材加工したか分かりませんが、職人さん、いい仕事してますね(By 中島誠之助)。

 Crafted in Japan の時代(1997年ごろから2008年ごろまで)は、各下請けの工房で、きっと少しずつ仕上げに差異があったはずで、この辺、比較してみると、それぞれの工房の個性が出ていて逆におもしろいのかもしれません。(残念ながら 83DMC は発売数が少ないのか、WEB上にほとんど画像がなく、厳密な比較ができないのですが)

 さて、ヘッドの裏ですが、

 オリジナルのチューナーは"No Line" Kluson Deluxe tuners といわれるもので、「Kluson Deluxe」のブランド名のスタンプが落とされて、他よりも広い帯だけが残っている形状のもの。

↓これです。

クルーソン・デラックス ギタ―ペグ バラ単品 フェンダー6連タイプ刻印無し1弦側用 ニッケル : kd-6inline-mb-ninl-1one :  GENZO VINTAGE GUITARS - 通販 - Yahoo!ショッピング
 更に、ヘッド裏からネックグリップの境目のない、のっぺりとした滑らかなラインが他のストラトと異なり独特な部分です。

 この点、ST-54 は、チューナーにMade in Japan(GOTOH製らしい) の「MHG-SD91 NI」という Klusonタイプの別物が使われており、すべて均等なラインが引かれています。油穴は忠実に再現されています。雰囲気はでていますね。

 さて、ヘッド裏からネックグリップにかけての形状は、面取りはされていますが ST-54は角ばった形状になっています。この辺、弾き心地を大きく左右する部分ですから、もうちょっと頑張ってほしかったです。ST-54/VSP この点忠実に再現されているようです。

 つぎに、’54 オリジナルの特徴とされるのが、1弦側のカッタウェイとネックと接する部分がほぼ直角に成形されていることです。

  残念ながら、ST-54 は、丸く成形されています。この部分は作業上チップしやすいので、オリジナルもその後、角を落とした形状に変更されたそうです。
 ST-54は、丸く成形されていますが、非常に薄く削られている部分で、ネックを外して戻すとき、ここが折れないかとヒヤヒヤしながらはめたような状況で、ここは安全上丸い形状が確かにいいですね。

 この点、60th Anniversary American Vintage 1954 Stratocaster は、ここも忠実に再現しているようで、さすがにたいしたものです。30万円ですからね。

 次は、ピックアップとそのカバーの形状です。

  まず、オリジナルは面取りされた丸みが強く、光沢のあるカバーで、ベークライト(フェノール樹脂の商標名。発明者ベークランドにちなんだもの。)製~ポリスチレン製との説も。割れやすく、きれいに保存されているものは少ないようです。

 シングルコイル・ピックアップにセットされたアルニコ・マグネット(アルミニウム (Al)、ニッケル (Ni)、コバルト (Co) などを原料として鋳造された磁石)のポールピースは、各弦ごとに出力バランスを取るための高さの異なるスタガード(千鳥配列)・ポールピース。特に3弦に対するポールピースが短く、ショートGと呼ばれているそうです。

 これに対し、ST-54 83DMCは、その名の通り USA Made ディマジオの Classical Vintage DCS-1 が搭載され DiMarzio Collection の銘が印刷されています。 
 ディマジオが Fender Japan 用に供給していた
特注品のようです。これに該当する現行ディマジオの製品がどれかはわかりませんが、年月を経て退磁した状態に近づけるため、アルニコ2や3(普通はアルニコ5)を採用した Virtual Vintage シリーズに近いものではないかと思われます。

DiMarzio DP408 Virtual Vintage '54 Pro 【御茶ノ水本店】

DiMarzio DP408 Virtual Vintage '54 Pro 【御茶ノ水本店】
価格:9,720円(税込、送料別)

 

 この形状の違いは、ST-54 が、Dimarzio のピックアップ搭載を売りにしている点で致し方ないことですが、ちょっとオリジナルからかけ離れすぎて、気になる大きな形状の違いと言えます。

 音や出力の特徴については、後日レポートしたいと思います。

↓こんなの売ってますけど、カバーだけでこの値段なら

 Vintage Clone Parts THE CLONE 54 SC COVER SET

 Vintage Clone Parts THE CLONE 54 SC COVER SET
価格:7,766円(税込、送料別)

 ↓これを買ったほうがいいですね。何か、世界1,954個限定だそうです。

 次は、同じくプラスチックパーツのボリューム・トーンノブとスイッチノブ。そしてピックガード。

 

 ボリューム・トーンノブは、ショートスカート(もしくはトールボーイ)と呼ばれるもので、現行のものが、上端に向かって、テーパーがついているのに対し、ストレートな円筒形になっている。色は白というより、ちょっと透き通っています。

 スイッチノブはフットボール・ノブと呼ばれるもので、細身で先端が僅かに尖っています。

 ピックガードは、1-plyのホワイト8点止め(59年から11点止の3-ply、いわゆるミントグリーンのピックガードになります)。

 これに対して、ST-54は、ピックガードを含め一般の部品が使われています。この点、現在販売されている Fender Japan のフラッグシップモデルの ST-54 VSP も ここにはまったく気を配っておらず、同様に一般の部品を使っています。特定のモデルに特有の部品を使うのはコスト的に厳しいことがあるのでしょうか。
 白い1-plyのピックガードは Fender Japan のラインナップ ’54 ’57 ’58の1ply8点止が共通部品なので、特注品を使う必要がなく、特に問題なく再現されています。

↓こんなの売っているのですけれど、やっぱりこんなにコストかかるのでしょうか?

 

 次は、トレモロユニットです。

  オリジナルは1954年からの1971年の前期までに使用されているスチールをプレスした「FENDER PAT.PEND」の刻印入りブリッジサドルです。この後、サドルは1981年まで、安価なダイキャストの四角いものに変更されます。
 刻印されている「PAT.PEND」 Patent Pending、特許出願中という意味ですよね。
現在は、Vintage シリーズや Custom Shop のレプリカでない限り、「FENDER FENDER」が刻印されているようです。いつ特許を取得したんですかね?

 これに対し、ST-54は「FENDER FENDER」の刻印入りスチールのプレスサドル。虫眼鏡で見なければ区別つかないような部分ですが、もしこだわりたければ、インチスケールですが「FENDER PAT.PEND」の刻印がされた ↓ こんなものも売っています。

 

 ボディーの形状比較の最後は、ピックガードの裏とボディーの処理です。

 オリジナルはポッド部分のみにシールドがなされている。スイッチは3way。
ST-54もシールドはポッド部分のみ、スイッチはハーフトーンが可能な5way。
どちらも、手処理のハンダづけ。この辺は手間がかかってもプリント基盤配線とかにしないのですね。 そこで、自分でポッドやコンデンサを好みのものに簡単に交換できるということですが。

  トーンコントロールポッド用のコンデンサ(ラテン語 英語ではcapacitor)は、オリジナルは、ワックスペーパーモールドコンデンサというものがついています。

 種類はオイルコンデンサ絶縁(油を含浸した紙を誘電体としたもの)のようです。

  ST-54には、一般的な緑いろの丸いガムのような、セラミックコンデンサーがついているようです。コンデンサにはオイル・フィルム・セラミックなどの種類がありますが、これは、絶縁体の種類だそうです。
 トーンボリュームを10(コントロールかけない状態)に していても、コンデンサを信号が通過しているので、コンデンサを交換することで、音が変わるといわれています。もちろんトーンコントロールを使用した場合には、コンデンサの個体性質により、きき具合が大きく変わるということになります。当時の音を出すには、やはり、当時のものを使うという信仰みたいなものがあるようです。

 ピックアップは、どちらも形状はブラックボトムのシングルピックアップで雰囲気はよく似ています。

 

次は、ボディー裏。

 オリジナルのボディーはアッシュの2ピースから3ピースが多かったようです。

 ST-54は、同じくアッシュで、よく見ないとわかりませんが、3ピースボディーです。

 ネックはオリジナルはソフトVシェイプという表記,中厚手のV、large rounded "D"シェイプ、Uシェイプ、Cシェイプ等あらゆる表記が混在しています。

こんな記載がありました。

These early models demonstrate the development of the design and the manufacturing process. The body contours are not as consistent and uniform as later models where automation, jigs and preset machinery was brought online to deal with exploding demand. These are very much handmade instruments.

 (これらの初期のモデルは、製造プロセスとのデザイン開発を実際にやってみたものである。ボディーの輪郭は、オートメーション、治具(ジグ)、プリセットされた機械が需要の爆発に対処するためにオンライン化された以降のモデルのように一貫して均一ではない。これらは、多分に手作りの楽器である。)

 つまり、1954年のStratcasterはプロトタイプであって、製品によって、ネックの形状が少しずつ異なるために、VやUやDやCと感じるようです。ただ、概して太くて厚いという印象のようです。

 ST-54 は、カタログ上、Vシェイプをうたっています。親指にネックがあたる感じが、いま持っているストラト(79年製)の細めのネックと異なり、なんとも、いい感じです。

 オリジナルボディーサイズは、重量7.50ポンド(3.4キログラム)。1 5/8インチ(4.12cm)のナット幅と25.5インチのスケール長とされています。

 ST-54も実測重量3.4キロ。ナット幅実測4.2cm 指板のラジアス 7.25inch=184R。カタログスケール値、324スケール = 648mm = 約25.5inch ですので、完璧な再現性です。

 ネックはどちらも4点止めの長方形プレートですが、オリジナルにはシリアル番号が刻印されています。

 上部カッタウェイまで入り込んだ、深いコンターが特徴的で、ST-54 は非常によく再現されています。

 トレモロのカバープレート。オリジナルは、白の1-plyで弦通しの穴が丸く、初期ロット(200台ぐらい)には上部にシリアル番号がふられています。

 ST-54 は残念ながら、一般の1-plyの部品、それもちょっとミントグリーン風の色です。

 オリジナルのトレモロブロックはボールエンド穴の浅いスチール製です。微妙なテンション感が現行品とは違うと言われています。
 ST-54 は カタログでは DIECAST BLOCK S5D VINTAGE とされていますが、今回ゲットしたものは、
 同じく穴の浅いスチール製に変更されていましたから、再現性良好です。 

 

 ところで、’54 Stratcaster は、当時249.5ドルで発売されたそうです(ケースは別売で、39.95ドル)。1954年当時の平均給与は年3,000ドルだそうですので、月額250ドル。つまり、1か月分の給料に合わせた値段のようです。結構いい値段でしたね。

 

(当時の雑誌広告)

 

 ということで、各項目ごとに比較した結果、Fender Japan ST-54 83DMC は、結構オリジナルの’54 Stratcaster に迫れているという結論となりました。
 あとは、オタクモデラーの技量を発揮して、細々した点を補完してあげれば、ぐっと雰囲気が出るのではないかと思います。結果は後日。 
 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする