どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『2回目の<ベスト・オブ・ザ・ベスト>』なのだ

2015年05月29日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<ハリマ・ケバブ・ビリヤニ>で遅めのランチをしたぼくらわ もう終わってしまって 今わ 長期休館中のブリヂストン美術館で 5月17日まで開催していた<ベスト・オブ・ザ・ベスト>を見たのだ



ぼくらわ 3月にも1度見ているけど 数点展示替えがあったのでもう1度見に行ったのだ

↓3月に見た感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/9c62703336cbcb583ae2d3ba25997cfd


2011年の<青木繁展>でも見ているけど<海の幸>が良かったのだ


サメが捕れ 意気揚々と歩いている場面が描かれているのだ 一部わ 色の塗りが甘くて未完のように思えるけど 迫力のある作品なのだ 中央でこちらを向く 白い顔の人わ 恋人の福田たねといわれているけど X線を撮って調べてみたら 鑑賞者の方を見てなかったそうなのだ

あと この作品の額縁が 鱗模様なのも面白いのだ


同じく 青木繁展でも見た<わだつみのいろこの宮>なのだ


全体的に緑の印象があって 海の中の森のようだったのだ 左下の豊玉姫わ 山幸彦に視線をやり 頬を赤らめていて 少し照れているような感じに見えて良かったのだ

あと なんとなくだけど シンメトリーの構図だと思ったのだ


藤島武二<天平の面影>なのだ


背景の壁が金色っぽいからかもしれないけど なんとなく天女のような雰囲気のある女性って思ったのだ


他にも モネ<黄昏、ヴェネツィア> ドニ<バッカス祭> 藤島武二<黒扇>なども良かったのだ

モネ 黄昏、ヴェネツィア



ドニ バッカス祭


藤島武二 黒扇



3月に見た時よりも すっごく混んでいて 入る前にも並んでいたのわ ちょっとビックリだったのだ

休館前に 素晴らしい作品を見れたし 石橋美術館の青木繁の作品にも会えて 良かったのだ

前にも書いたけど 再開後も 出来れば ポストカードわ 50円で販売してくれれば 嬉しいなぁ~ って思うのだ



ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ

ブリヂストン美術館 <ベスト・オブ・ザ・ベスト> 終了しました

http://www.bridgestone-museum.gr.jp/




展示構成

彫刻ギャラリー

ブリヂストン美術館の歩み

印象派の誕生

印象派と象徴派

日本の洋画1

日本の洋画2

セザンヌとピカソ

マティスと20世紀美術1

20世紀美術2

古代美術

戦後美術

石橋財団コレクションは、現代2500点あるそうで、そのうち約1600点は、ブリヂストン美術館が所蔵しており、この展覧会では、その中からベストセレクションの161点を展示しています。


気になった作品

81.黒田精輝 鉄砲百合

匂いが香ってきそうな白い鉄砲百合で、外交に照らされ清々しい作品でした。


82.藤島武二 天平の面影


解説には、こう書かれていました。
『花咲く桐の木の下で、天平時代(奈良時代)の服装をした女性が、箜篌(ぐご)という弦楽器を抱いて立っています。藤島は正倉院御物、浄瑠璃寺の≪吉祥天≫、醍醐寺の≪絵因果経≫などを参考にしたと語っています。文化が花開いた日本の古代への憧れを、藤島はこんな健康的な女性であらわしました。』


89.青木繁 海の幸


解説には、こう書かれていました。
『館山市布良(めら)旅行中、同行した坂本繁二郎が偶然漁港で見た大量陸揚げの様子を、青木は伝え聞きました。すると眼がらんらんと異様に輝き、翌日からこの作品の制作にとりかかったといわれます。一瞬でこんな絵柄を思いついた青木の強烈な想像力は、いまも私たちの心を揺さぶります。』


90.青木繁 わだつみのいろこの宮


解説には、こう書かれていました。
『「古事記」の山幸彦と海神の娘・豊玉姫の出会いの場面が描かれています。兄・海幸彦の釣り針を求めて海底に下りてきた山幸彦の樹上に、左下が宮殿の入り口にある井戸に侍女と水を汲みに来た豊玉姫です。二人は結ばれます。山幸彦はやがて地上に帰り、兄を破って支配者となりました。』


ブリヂストン美術館の素晴らしい作品たちが、数年見れないのは、残念ですが、これを機に、もしかしたら日本各地に巡回などがあるでは?と思いました。もし、開催されるのであれば、ぜひ、ご覧下さい。


今回も素晴らしい作品を見れましたし、美味しいものを食べることが出来て、大満足でした。

ありがとうございます。



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