どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『第17回 秘蔵の名品アートコレクション展@ホテルオークラ東京 別館地下2階 アスコットホール』なのだ

2011年08月28日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2011年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 招待券を頂いたので ホテルオークラ東京 別館地下2階 アスコットホールで 8月28日まで開催していた第17回 秘蔵の名品アートコレクション展 文化勲章受章作家の競演 日本絵画の巨匠たち>を見に行ったのだ(この展覧会わ 終了しているのだ)


この展覧会わ 58人の文化勲章受章者の作品が展示してあって <日本画>→<洋画>→<版画>の順に展示していて 90点の作品があったのだ

90点の中で ぼくが気になった作品を ちょっとご紹介するのだ

横山大観が描いた<夜桜>なのだ


炎に照らされたサクラが鮮やかに見えるのだ それと対照的に山の頂上部分わ 黒く覆われていているのだ えこうわ 数回見たことがあるみたいだけど ぼくわ 初めて見たので 嬉しかったのだ


山口蓬春が描いた<夏の印象>なのだ

タイトルの通り 夏っぽくて 面白い作品なのだ 周りに描かれていた朝顔の葉っぱわ デザイン化したみたいに描かれていてキレイで 麦わら帽子わ 寒色系のカラフルな市松模様になって 涼しげだったのだ


池田遙邨が描いた<山雪来る>なのだ

雪の降っている原野の下の方に 冬眠前?のクマの親子が描かれているのだ しかも このクマの親子わ ポーズをとっているかのように正面を向いていて かわいかったのだ


他にも 松園さんの<鼓の音>や 異国を感じる平山郁夫さんと 秋野不矩さんの作品も良かったのだ


今年の<秘蔵の名品 アートコレクション展>わ 終わってしまったけど チャリティーも兼ねているし 毎年開催して 見る機会があまりない 企業の所蔵の作品が展示していたりするので 次回以降で気になるときわ ぜひ ご覧くださいなのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


ホテルオークラ東京 別館地下2階 アスコットホール<第17回 秘蔵の名品アートコレクション展 文化勲章受章作家の競演 日本絵画の巨匠たち> 終了しました

http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/special/art11/




展示構成は、文化勲章受賞者58名、計90点の作品を展示しており、日本画、洋画、版画の順に展示していました。


気になった作品

1.竹内栖鳳 涼蔭

柳の木に休んでいるサルが描かれている。柳の木は描きかけみたいで、下の方の幹は余白があり、休んでいるサルは、のほほんとしている感じが良かった。松岡美術館所蔵なので、展示されているときに行って写真を撮りたい。


4.横山大観 鸜鵒(くよく)

水墨画の作品。楓の木の枝に丸っこい鳥が乗っている。落款に『横山秀磨』となっていたのは、なんでだろう?


5.横山大観 夜桜


左隻


右隻


前にも見たことがあるけど、今回また見れて嬉しかった。ずっと見ていて月が出ている左隻の方が好みでした。


10.上村松園 鼓の音


指のしなやかさ、着物や帯の柄も美しい。


18.川端龍子 鯉

六曲一双の屏風。無数の鯉が一方向に向かって泳いでいる。その泳いでいる形が、NIKEのマークを反転にしたような感じだった。全部が黒い鯉だったので、少し錦鯉を入れてもいいのでは?って思いました。


27.山口蓬春 夏の印象

中央に貝殻と、麦わら帽子が描かれ、まわりには、朝顔が描かれている。その朝顔の葉は、デザイン化されたような描き方で描かれていたり、麦わら帽子の網目もカラフルな市松模様で表していた。


31.東山魁夷 萬緑新

今の暑い時期に見るとより冷涼感が得られる。作品を見ながら、あんな場所で避暑したいと思いました。


33.杉山寧 雍

遺跡のような柱の上を巣にしている、仲が良さそうなつがいの鶴?が描かれている。鶴の鋭い眼や、羽ばたく羽根の質感が良く描かれていた。

前に1度見たことがあるが、もう1度見たかった作品だったので、嬉しい再会だった。


34.橋本明治 舞

ベタ塗りのような描き方をしているからか、着物の色や、舞妓の表情、より際立っているように思える。


40.山口華揚 春雪

椿の葉に積もる雪が描かれていて、その雪がふわふわしているように見えて、さわってみたくなる。


46.池田遙邨 山雪来る

雪降る大地の下に冬眠前のクマの親子が描かれている。親子ともにキョトンとこちらを向いている姿がかわいい。


51.平山郁夫 アフガニスタンの少女

青と黄土色にような民俗衣装にストールを巻いた少女が描かれているが、顔立ちは、少し日本人のように思えた。背景の壁?のブルーの模様がすごく美しかった。


52.平山郁夫 想一想

仏教伝来シリーズのような幻想的な作品。2本の木(沙羅双樹?)の間で、座禅をしている金色の姿で描かれている。


53.秋野不矩 テラコッタの寺院

以前、葉山で開催した<秋野不矩展>で見た作品。


54.秋野不矩 土の家

この作品と、NO.53の<テラコッタの寺院>は、土のパワーを感じました。


57.加山又造 牡丹

金地の背景に白と黒の牡丹の花が咲き、葉は、墨で描かれている。白い牡丹の方は、少し立体的に見える。


60.岡田三郎助 沼のほとり


この画像だと、分かりづらいが色鮮やかな明るい色彩の風景で光にあふれている感じがする。


77.小磯良平 横向裸婦

デッサンと思えるような感じで色が少なく描かている。何となくだが、『そのままの美』というテーマがあるような気がした。


78.小磯良平 集い

楽器や、構図、色合いのせいなのかもしれないけど、見た印象は、バロックのような古典の作品と思ってしまう。


86.伊藤清永 曙光

裸婦が鏡に向かい、口紅を塗る姿が描かれている。この作品は印象派のルノワールのようでした。


<秘蔵の名品 アートコレクション展>は、終わってしまいましたが、毎年開催していて、普段見る機会のない企業のコレクションなどが展示することもあるので、来年以降の開催で気になるテーマの時にご覧になってみてはいかがでしょうか?


ホテルオークラを出てから ぼくらわ 六本木一丁目駅に戻って 駅のビルの中にある<いづ味>でランチをしたのだけれどそのことわ また 今度書くのだ



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