<土古里 上野バンブーガーデン店>でランチをしたぼくらわ トーハク(東京国立博物館)に移動して 9月8日まで開催中の<和様の書>を見に行ったのだ
展覧会名となっている<和様の書>の説明なのだ
『日本風の書という意味で、中国風の書に対して用いられる言葉である。日本には、独自の言葉がなかったため、中国から伝来した書を学び発展させてきた。そして、平安時代中期になり、日本独自の文化が芽生えるとともに、仮名が生まれ、その頃活躍した「三跡(さんせき)」と呼ばれる三人の能書(書の上手な人)によって、和様の書が成立した。和様の書の特徴は、筆がやや右に傾くような筆法で、転折の部分が比較的軽く曲線的で、柔和で優美な書風と言える。』
たくさん展示していた中で ぼくが気になった作品をちょっと ご紹介するのだ
国宝の<平家納経 法師品第十>なのだ
ぼくらわ はじめて 平家納経を見ることが出来たのだ 文字の書いてある面だけでなく 裏側も見れるようになっていて感動したのだ あと 巻物の軸になっている部分も 素晴らしいのだ
ぼくらの見た<法師品第十>わ 展示が終わってしまったけど 2週間ごとに<見宝塔品第十一>・<安楽行品第十四>・<如来寿量品第十六>が展示するそうなのだ
ぼくが惹かれたのわ 平家納経だけだったけど 織田信長や豊臣秀吉 徳川家康などの書もあったし 料紙の美しさなども印象に残っているのだ
ぼくらわ 達筆すぎる書わ 読めなかったけど なにか筆の動きが見えて 結構面白かったし あんな風に文字を書くことが出来たら って思ったのだ
ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ
東京国立博物館 <和様の書> 9月8日(日)まで
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1602
公式サイト
http://wayo2013.jp/
作品リスト
http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=3540
展示構成
第1章 書の鑑賞
第2章 仮名の成立と三跡
第3章 信仰と書
第4章 高野切と古筆
第5章 世尊寺流と和様の展開
展示替えを含め、156点を展示しており、2週間しか展示しない作品もあるそうです。
気になった作品(※展示期間)
1.鹿下絵和歌巻断簡 書:本阿弥光悦 画:俵屋宗達 (8月4日まで)
以前見たような・・・?宗達の鹿の絵も素晴らしいが、光悦の仮名が、植物の蔓のような流れる動きで美しい。
34.手鑑 藻塩草 国宝 (8月12日まで)
解説には、こう書かれています。
『江戸時代初期より古筆の鑑定業を営んでいた古筆本家に伝わった手鑑(てかがみ)で、鑑定の手控帳とも呼ばれる貴重なもの。極札がない代りに、古筆本家10代古筆了伴(1790~1853)による「手鑑目録」が付属する。』
10メートルくらいの長さで展示していて、全部ではないが、「○○切」とわかるようになっていた。
35.手鑑 翰墨城 国宝 (8月12日まで)
解説には、こう書かれています。
『古筆別家第3代古筆了仲(1656~1736)の所伝で、極札に代り、了仲による伝承筆者名が貼付された。質の高い手鑑。表紙の題箋は烏丸光広(1579~1638)筆で、江戸時代初期にはこの手鑑が調製されていたことがわかる。』
こちらは、全部ではないのですが、書いた人の名も載っていました。私が知っていたのは、「聖徳太子」、「紀貫之」、「弘法大師」くらいでしたが・・・。
8月13日以降は、展示期間がバラバラですが、<手鑑 見努世友>や、<大手鑑>も展示されます。
60.後嵯峨院本白氏詩巻 藤原行成 国宝 (8月12日まで)
62.白氏詩巻 藤原行成 国宝 (全会期展示)
三跡の作品の中で、藤原行成が、1番良かったというか、好みだった。
※三跡の説明
『平安時代中期、小野東風(894~966)、藤原佐里(944~998)、藤原行成(972~1027)の三跡と呼ばれる能書が登場した。東風にはじまる柔和な書風は、佐理を経て進化し、東風を模範とした行成によって、宮廷文化を代表する繊細、典雅な和様の書が確立する。』
63.平家納経 法師品第十 国宝 (展示は、終了してます。)
この「法師品」は、見返しに法要の様子を偲ばせる仏具を描いたそうで、私は、初めて平家納経を見れました。
80.古今和歌集 巻第二十(高野切) 伝 紀貫之 国宝 (展示は、終了しています。)
解説には、こう書かれています。
『「高野切」は、平安時代の仮名の最高峰に位置づけられる。中でもこの第一種書風の筆者は、巻第一の巻頭など重要な部分を書写しており、3人の中でも一番の能書であったと考えられ、格調高く洗練された仮名である。』
私は、書のこと全くわかりませんが、このような仮名(ひらがな)を書いてみたいと思いました・・・。
136.四季草花下絵和歌巻 本阿弥光悦 (8月4日まで)
書も確かに凄いが、様々な植物を描いた装飾に惹かれる。たぶん、この作品も以前に見たことがあるような気がする?
141.舟橋蒔絵硯箱 本阿弥光悦 国宝 (8月12日まで) ※写真は、総合文化展(常設展示)で撮ったもの。
解説には、こう書かれています。
『厚い銀の板で表された文字は、<後撰和歌集>の「東路の佐野の舟橋かけてのみ 思ひ渡るを知る人ぞなき」を、記したもので、画中に描かれた「舟橋」の2文字は省略されている。様々な工芸技術を結集した、光悦ならではの作品。』
何度か見たことのある作品で、いつも工芸の技術のみを見ていたが、和歌のことは、全く知らなかったので、勉強になりました・・・。
作品の画像は、載せてないので、展覧会のチラシを載せます。(クリックすると拡大します。)
書は、そんなに興味がないのですが、念願だった<平家納経>を見ることが出来ましたし、三跡の能書を見ることが出来て良かったです。
書に興味のない方でも、トーハクでは、『1年間有効で、総合文化展を何度でも見れて、お好きな6つの特別展を1回ずつご覧いただけるお得な制度』の<パスポート>が4000円で購入出来ますから、パスポートを購入して、ご覧になってみたら、いかがでしょうか?4000円で6つの特別展を見ることが出来るので、1回当たりに換算すると700円以下(666円)で、見れるので、オトクだと思いますよ。
この後わ 京橋(銀座一丁目)に移動して 8月4日までで もうすぐ終わってしまうけど ポーラミュージアム アネックスで開催している<ハナハナのハナ -香りのカタチ->を見たんだけれど そのことわ また 今度書くのだ
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