鳩山首相の辞任はないと思っていた矢先、本日2日、民主党議員総会で、辞任したいこと表明した。唐突の感は否めないが、総選挙を前に、早急な態勢立て直しで再出発するしかない。
就任早々から「政治とカネ」の問題の処理に追われ、国民から疑惑の目で見られ、支持率を落としていたところに、「普天間」問題で約束と違った最悪の選択をしてしまった。このことが辞任の直接の「引き金」になったものと考える。
振り返れば、昨年9月に歴史的な政権交代があったが、民主党政治そのものは自民党の「悪政政治」を踏襲したに過ぎなかった。変革を求める国民の期待を裏切ったことは残念至極であった。また、古い金権体質からも抜け出すことにも「及び腰」であった。
政権公約であった企業・団体献金の廃止も議論されることなく、今国会での成立の目処さえ立たない、お寒い状況であることは遺憾のことである。まさに「絵に書いた餅」であった。「政治とカネ」の問題でクリーンさをアピールすることができず、国民の「信」を集める努力もしなかった。側近や幹部たちの無能ぶりも責められて当然である。
それにしても国民、特に沖縄県民を犠牲にして、アメリカに奉仕する主体性なき民主党政治が、結果的に鳩山首相の寿命を縮めたこと、なんとも皮肉なことではないか。
就任早々から「政治とカネ」の問題の処理に追われ、国民から疑惑の目で見られ、支持率を落としていたところに、「普天間」問題で約束と違った最悪の選択をしてしまった。このことが辞任の直接の「引き金」になったものと考える。
振り返れば、昨年9月に歴史的な政権交代があったが、民主党政治そのものは自民党の「悪政政治」を踏襲したに過ぎなかった。変革を求める国民の期待を裏切ったことは残念至極であった。また、古い金権体質からも抜け出すことにも「及び腰」であった。
政権公約であった企業・団体献金の廃止も議論されることなく、今国会での成立の目処さえ立たない、お寒い状況であることは遺憾のことである。まさに「絵に書いた餅」であった。「政治とカネ」の問題でクリーンさをアピールすることができず、国民の「信」を集める努力もしなかった。側近や幹部たちの無能ぶりも責められて当然である。
それにしても国民、特に沖縄県民を犠牲にして、アメリカに奉仕する主体性なき民主党政治が、結果的に鳩山首相の寿命を縮めたこと、なんとも皮肉なことではないか。