活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

2016年度の国税収入はいんちきアベノミクスのせいで7年ぶりの減収だったが国家財政は危機的状況だ

2017-06-30 20:48:40 | Weblog
2016年度の国税収入は15年度に比べ、1.5%ダウンの55.5兆円前後にとどまることがわかりました。円安誘導の効果もなく輸出産業は低迷、輸入も仕入れ価格高騰で企業経営や家計を直撃しています。

赤字企業も増加し、何のための異次元緩和だったのか。いんちき政策「アベノミクス」が偽装だったことが露呈しました。リーマンショックを受けての09年度以来、7年ぶりの落ち込みといいますから、今後の国家財政は危機的状況になるのではないでしょうか。

安倍政権による無能無策の経済政策は医療、介護、年金などの社会保障を一方的に削減する代わりに、安保関連費用は中国と北朝鮮を敵国と見なし煽り立て、「青天井」にしてきました。そのつけが国税収入の落ち込みという形で、深刻な影を落とし始めています。

税収不足で国民一人当たりの借金も天文学的数字になりますが、安倍政権は「われ関せず」に見えて仕方ありません。無能、無策に無責任がプラスされればこの先どうなるのか、簡単に予想はつきますよね。

安倍の筆頭番頭菅義偉が都議選を意識して「子どもの貧困」改善を例年に比べて半月以上も早く厚労省に発表させた

2017-06-29 20:35:25 | Weblog
上から目線でいつも偉そうにしている安倍晋三の筆頭番頭菅義偉官房長官。都議選では自民党にかつてないほどの逆風が吹き荒れ、選挙戦は苦杯をなめるのではと、マスコミは毎日報道しています。その菅は政権を握っていることをいいことに、勝利するためには何でも利用できる思い上がりもあってか、例年ならば7月中旬に発表される「子どもの貧困」を半月以上も早い6月27日に厚労省に発表させています。

選挙戦を制するためならば、何でも利用できる菅の立場ですが、明らかに行き過ぎであり、私物化しているといわれても返す言葉はないと思われます。

どうしてこんなに早く発表させたのかといえば、2015年度時点に比べ、「子どもの貧困が7人に1人」に改善されたからです。ただしこれはあくまでも数字上のもので、先進国では最悪に近いものとなっています。

菅は改善されたことを自慢したいらしく、記者会見の席上コメントを求められたときに、恥ずかし気もなく、「アベノミクスで改善された」と、しゃあしゃあと語っていました。

なにおかいわんやです。アベノミクスは何の効果もなく期待された「トリクルダウン」による賃金上昇は全くありませんでした。生活も苦しくなる一方が現状ではないでしょうか。特に母子家庭では前回調査と比べ、「生活が苦しい」と訴える割合が83%にも達しているということです。これでどうして菅が言うようにアベノミクスの成果といえるのでしょうか。

いんちきアベノミクスを巧みに加工、偽装までして国民をあざむく菅。「語るに落ちる」とはこのことではないでしょうか。

森友問題で安倍官邸に大貢献した佐川理財局長が国税庁長官になるんだって! もう税金払わないぞ!

2017-06-29 12:44:20 | Weblog
森友学園への豊中市の国有地8000㎡超を8億円以上値引きして、ただ同然に森友学園に引き渡した問題で、しばしば国会で答弁していた財務省の佐川理財局長が国税庁長官に抜擢されると報道されています。何だかばかばかしいとともに、がく然としますよね。

佐川は安倍晋三夫妻がかかわったとされる森友への国有地売却で、値引きした理由を地下から大量のごみが見つかったので、その撤去費用を差し引いたので「適正な価格で売った」と、まったく根拠のない答弁を繰り返していました。また、森友との交渉や面会の記録は「すでに廃棄した」と、国民を欺くような、のらりくらりとした答弁をしていたことは記憶に新しいところです。

そんな佐川の要領を得ない答弁が安倍夫妻の「疑惑隠し」に有効だったようで、官邸側には「功労者」として認められ、今回の大抜擢にいたったのではないかと思われます。この人事には安倍の最側近、萩生田光一官房副長官らの関与があったことでしょう。なにせ政府機関の人事を一元管理しているといわれているからです。

その萩生田も「加計」問題では加計孝太郎とは安倍と同様、「深い中」であるとみられています。限りなくブラックの安倍官邸が森友問題で安倍に貢献した佐川を国税トップに起用することを思いついたことはある程度理解できます。だが国民の目を意識しない官邸。もう終わりじゃないですかね。そして納税意欲もすっかり失せました。

部下職員作成の萩生田官房副長官発言文書を「正確性に欠ける」とけなし自己保身図る松野文科大臣は男の屑だ!

2017-06-22 20:52:00 | Weblog
加計」学園獣医学部新設を巡っては、文科省が新たな文書の存在を公表しました。この文書は萩生田光一官房副長官の発言をまとめたもので、「(安倍)総理は平成30年4月開学とおしりを切っている」「文科省だけが怖気づいている」という内容になっていました。言うまでもなく加計学園系列大学の特区での認可を急ぐよう圧力をかけたものでした。

これだけ萩生田にきびしいい言葉を浴びせられた職員が「いい加減」な文書を作るはずがありません。言われた言葉が耳に残り、できるだけ正確に文書化を心掛けたことは疑う余地はないところです。

ところが松野博一文科大臣は」官邸の萩生田に頭が上がらないのか、「正確性に欠ける」と評し、「個人が備忘録程度として作ったもの」と、勝手に決めつけ、挙句に萩生田に謝罪までしたのです。

部下の職員が作った文書を正当に評価しないで、萩生田を忖度するだらしがない松野。ひたすら萩生田をかばっている姿には潔さはみじんも感じられません。保身のために男を下げた松野は「男の屑」ではないかと思います。

加計問題で国家戦略特区民間議員の竹中平蔵らが潔白を主張していたがごまかし会見の疑惑が深まった

2017-06-21 20:47:10 | Weblog
当ブログは先日14日に「加計」学園問題で国家戦略特区諮問会議の竹中平蔵、八田達夫らの民間議員が13日、内閣府で記者会見したことをアップしました。この問題は国民の疑念が膨らみ安倍官邸では抑え込むことができず「火消し」に民間議員を会見させて、火種が拡大しないよう思いついた茶番劇ではないか、不謹慎かもしれないが民間議員にはそのお礼として、内密のお金が渡ったのではないかとも推測しました。

どうやらこの推測は間違ってはいなかったように思っています。というのは安倍晋三の最側近、萩生田光一官房副長官が昨年11月、文科省に加計獣医学部新設を有利にするように、文書の文言を調整、指示していたことが明らかになったからです。このことで加計と特区申請で争っていた京都産業大学はふるいにかけられ、排除されてしまったのです。この直後に開かれた戦略特区諮問会議で獣医学部の新設が決まり、加計学園だけが応募できるように優遇措置されました。

以上のことを考えれば、民間議員たちが潔白を訴えていた会見は官邸による演出で、「茶番劇」だったということが理解できるはずです。何のための会見だったのか、金もうけとごまかすためのパフォーマンスではなかったのかと、疑われても仕方がありませんよね。それにしても萩生田、どこまでシラを切るつもりでいるのでしょうか。

福島原発事故を教訓に原発新設を白紙にした韓国文政治に取り返せない後れを取った日本安倍政治

2017-06-19 21:04:38 | Weblog
韓国文在寅新政権はきょう19日、東電福島原発事故を教訓にして、国内の原発新設案件のすべてを白紙にすると語りました。現在稼働中の原発も延長させないことを併せて表明しました。日本の負の遺産を教訓に「脱原発」に舵を切る文政権、見事な政治判断に敬意します。

一方、6年前に立ち上がれないほどのダメージを受けた日本ですが、原発利益共同体が主張する「経済優先」に、停止中だった原発を次から次へと再稼働させてきました。数えてみれば川内1、2号機、伊方3号機、高浜4号機がすでに営業運転しています。これでも懲りずに美浜3号機、大飯3、4号機、高浜1、2、3号機、玄海3、4号機についても再稼働させることが決まっています。電力会社を儲けさせるために老朽原発をさらに20年延長させようとして、政府が動いていることも心配の種です。

事故を教訓にする韓国。事故はなかったことにする日本。近代化を進める韓国文政治に対し、日本の安倍政治は戦・前戦中の70年以上前に針を戻そうとしているのです。

今、日本の各地の書店にはいわゆる「嫌韓本」がこれでもかと、これ見よがしに積まれています。同じ政治を私物化した朴クネと安倍晋三ですが、朴は逮捕され服役中で、安倍は権勢をほしいままにしています。民主主義では一歩も二歩も進んでいる韓国。それに比べて民主主義を否定する日本の安倍政治は国民の生命・財産をなんと粗末にしていることでしょうか。

どんどん韓国に後れを取る日本。嫌韓本にうつつを抜かしている場合じゃないと思いますよ。そんなつまらない本読んで内向きになるより、日本の前途はどうなるかを考えたほうがよっぽど健康にいいですよ。

民進党の次期衆院選マニフェスト「生活不安解消へ増税」はアホノミクスと同じまやかしだ!

2017-06-18 20:52:00 | Weblog
安倍政権の経済政策アホノミクスはまやかし、ごまかしがちりばめられ、とっくにに破たんしています。実質賃金も家計所得も急減、破たんしたことが裏付けられています。このアホノミクスに対抗しようと民進党前原誠司が会長を務める「尊厳ある生活保障総合調査会」が16日、次期衆院選マニフェストを発表しました。

それによれば「国民が生活する上での不安を解消するためには増税が不可欠だ」としています。幼児教育や保育の無償化、年金・医療・介護を安心して受けられるようにするには、増税してその財源確保を講じる必要性を強調しています。

安易な考え方にびっくりです。この程度の財源、青天井に増え続ける防衛費や米軍基地負担経費を減らせば、いくらでも捻出できるからです。国民の生活が苦しいのに、どうして増税することしか考えないのでしょうか。

甘い計算しかできない前原。蓮舫代表は昨年、この調査会の会長に前原を任命しましたが、こんな「がらくたマニフェスト」を国民の前に示して、果たして信任を受けられると思っているのでしょうか。まことにおめでたい民進党中枢としか言いようがありません。

中枢といえば蓮舫、野田、前原は自民党から政権を奪取する気構えが全く感じられないのです。パフォーマンスが過ぎる蓮舫代表始め、野田、前原が「自民党亜流」政治をから抜け出せないことが、民進党低迷の原因なのです。新陳代謝を図るためにも、3人には早期の退場を求めたいと思っているところです。

萩生田官房副長官が内閣府に「加計」獣医学部新設を指示したことにろくな調査もしないで否定した山本地方再生相は人間の屑

2017-06-17 21:10:01 | Weblog
総理の意向」「官邸の最高レベルが言っている」と書かれた文書は文部科学省が再調査したところ、その存在が認められています。しかし文書を送った側の内閣府は「存在しない」と国家戦略特区担当の山本地方再生相がきのう16日、記者会見で明らかにしました。

僅か1日足らずの調査でしたが、「文書は有っても無かったことにして」と安倍官邸側から強要されていたものと考えることが理にかなっています。見せかけの調査しかしないだろうと私も思っていました。最初から調査などする気はなかったのです。

この文書は萩生田官房副長官が同学園獣医学部新設の条件として、内閣府経由文科省に修正するよう求めた内容になっています。萩生田は安倍晋三とは「腹心の友」で同学園加計孝太郎理事長が経営する千葉科学大の名誉教授の肩書を持っているそうです。これだけでも「ずぶずぶの関係」であることがうかがえます。

報酬は受け取っていないといいますが、同学園を特区に指定したことに見返りはなかったと考えるほうがおかしいと思います。何にせ、獣医学部新設のため今治市が所有する土地代金37億円分をただで譲渡しているわけですから。金額面でも「森友学園」問題とは比べ物になりません。

ネトウヨ萩生田にあごで使われた山本ですが、大臣のイスを手放すことを恐れて、萩生田が発言したと思われるものまで、「発言したものがいないことを確認した」などと、いい加減なことを言っていました。挙句の果てには自分の部下の悪口まで口にしました。人間の腐った大臣で、まさに万死に値するとはこのことを指すのではないでしょうか。


安倍独裁政治を打倒するために「共謀罪」成立しても声を上げなければ何も変わらない

2017-06-15 20:51:30 | Weblog
けさの参院本会議で「共謀罪」法案が自公維の賛成多数で可決、成立しました。審議すればするほど内容がくるくると変わり、この法案のでたらめさがあぶりだされていました。所管の金田勝利法務大臣の答弁ほどひどいものはありませんでしたよね。金田本人がまともに答えることができず、ほとんどの時間、役人に助けを求めていたのですから。後世に名を残す体たらくぶりでもありました。こんな奴に法案成立のプレゼントすることが本当に悔しいですね。

ところで安倍晋三は独裁政治を進めるうえで、政権批判を封じ込めるために警察権力を用いて、戦前・戦中に国民を弾圧した治安維持法の現代版「共謀罪」成立をどれほど望んでいたことか。戦時体制の醸成には政権に逆らう勢力を切り捨てる「伝家の宝刀」を必要としたからです。

共謀罪成立を受け、早ければ来月には施行される予定です。施行されれば、政権に目ざわりの沖縄県での反基地闘争や原発に反対する運動など市民が持つ当然の権利は、取り締まりの対象になることがいまから懸念されています。そのほか共謀罪が内心を処罰できることから、言論や表現の自由も制限されることになるでしょう。

また、共謀罪を手に入れた安倍の独裁と圧政が猛威を振るうこともある程度の覚悟が必要でしょう。そのためには共謀罪廃止するまでは断固、安倍政治と対決し勝利しなければなりません。だって黙っていたら、安倍の「思うつぼ」になってしまうからです。

加計問題で国家戦略特区民間議員竹中平蔵らが潔白を証明する会見をしたのは官邸の演出で茶番。お金が流れていないか

2017-06-14 20:55:00 | Weblog
きのう13日、国家戦略特区の民間議員竹中平蔵や八田達夫らが内閣府で記者会見していました。彼らは身の潔白を証明するために、「政策をゆがめた事実はない」「一点の曇りもない」などと述べた後、安倍晋三にも言及しました。いわく「加計系列大学の獣医学部新設には、いっさいかかわっていない」と、とても信用できないことを真面目くさったような顔をして、しゃべっていました。

わざわざ記者会見したのは、安倍官邸から頼まれてのことではなかったでしょうか。国民の疑念は安倍と加計理事長は「腹心の友」、ゴルフや酒食も頻繁だったこと。加えて安倍の妻昭恵氏が加計系列保育園の名誉園長になっていること。そのほか獣医学部が15回も新設を拒否されていたものが安倍政権で何のためらいもなく国家戦略特区に認められたことにあります。

この国民の疑惑を晴らそうと安倍官邸が思いついたのが、民間議員を舞台に立たせることでした。これには報酬も一人当たり、ん万~ん百万単位が用意されたのではないでしょうか。それも表に出ない機密費で。

こう考えると、きのうの記者会見は安倍官邸が主役で、脇役が民間議員の壮大な茶番劇だったのではと思われます。これに便乗した民間議員はわずかな時間でふところを潤わせたのですね。こんなこと想像するのは考え過ぎですかね。