活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

野党の質問時間短縮を主張している裏に若造議員を焚き付けている加計疑惑の黒幕萩生田幹事長代行の存在有り!

2017-10-31 21:00:25 | Weblog
自民党が国会質疑で野党の質問時間を減らし、与党にその分を振り分けることを主張をしていることが報じられています。今度の衆院選挙で圧勝したことをいいことに、「やりたい放題」するつもりのようです。

野党の質疑時間を減らしたい目的は自民党若造議員たちから、「なぜ質問をしないのか」という有権者からの声が多数寄せられているため、その時間を確保しなければならないというきわめて身勝手なものとなっています。

安倍政権は8月に開催しなければならない臨時国会を先送りし、9月後半にまで引き延ばししました。そしてようやく開催の運びになったところで、解散という手段を用いました。若造議員には臨時国会でいくらでも質問する機会がありましたが、安倍晋三自身が保身のため強引に解散に打ってでため奪われてしまいました。若造議員が安倍に強く抗議したらいいだけのことです。それを今ごろになって主張するなんてもってのほかでしょう。

突然の解散は加計学園疑惑を臨時国会で野党に追及されること恐れての「安倍の、安倍による、安倍のための解散」でした。今度開かれる国会でもこのことを恐れ、野党の「質問封じ」に動いた萩生田光一幹事長代行の存在が明らかなっています。萩生田は安倍と加計理事長との3人でバーベキューしている写真を、自らのブログに載せていながら加計との疑惑を否定し続けています。

うそをついて平然としている萩生田。若造議員にはもっともらしいことを手ほどきし、焚き付けることで野党の質問時間を減らすための工作をしていたわけです。加計と同様、「森友」問題も何ひとつ解決していません。ただはっきりしていることは政権の犯罪だということです。だからこの問題の黒幕である萩生田の動きから目を離すわけにはいかないのです。

カネと地位に恋々「踏み絵」を受け入れ希望の党に合流した民進党議員には国政を担う資格はまったくない!

2017-10-28 20:46:55 | Weblog
憲法改正、安保関連法に反対していた渡部周、大島敦、大串博志、大西健介、玉木雄一郎、山井和則、樽床伸二らをはじめとする25名の民進党衆院議員。その民進議員が前原誠司代表が主導する希望の党に合流、衆院選に立候補し、今月22日開票の結果、当選しました。だが彼らには国政を担う資格がないことが証明されました。

彼らはカネと地位に執着、信念を曲げて希望の党代表小池百合子が主張する憲法改正と安保関連法に賛同するか、否かを試された「踏み絵」をなんのためらいもなく受け入れたからです。民進議員時代はあれほど反対の立場を鮮明にしていましたが、希望に合流してからは政治信念を180度曲げた挙句、有権者の期待を裏切った罪は計り知れないものがあります。

これだけ恥をさらした議員たちは私の記憶にはありません。彼らはなにくわぬ顔してテレビなどのメディアに登場していますが、しっかりと名前を覚えておいて、次の選挙には落選の裁きを与えなければならないと心を新たにしています。

自民党盲信ネトウヨが山尾志桜里氏の800余票の僅差勝利に「当選は不正があった」として愛知県選管に抗議だとさ!

2017-10-25 20:55:20 | Weblog
不倫疑惑で週刊誌に散々ネガティブキャンペーンを張られて、民進党を9月に離党することを余儀なくされた愛知県選出衆院議員山尾志桜里さん。その山尾さんが衆院選に無所属で立候補し、22日投開票の結果、見事に当選を果たしました。このことにネトウヨが愛知県選挙管理委員会に対し、「陰謀だ」とか「当選は不正なもの」と抗議の電話を集中させたといいます。ごく常識のある人はこんなことしませんから、安倍を盲信するネトウヨぐらいしかいないでしょう。

なぜ選管にこんなバカげた抗議したのかといえば、山尾さんが128163票を獲得したのに対し、次点の自民党候補のそれは127329票(いずれも確定票数)でした。その差は僅か834票であることを問題にして、数え方に「難くせ」を付けているとのことです。中には警察にまで通報したという輩までいたようです。

この抗議は安倍応援のネトウヨが組織的に動いていることがわかります。同時に山尾さんへの嫌がらせも透けて見えてくるのです。それは山尾さんが昨年の国会で、安倍に保育士の置かれた立場を巡って堂々と論戦を挑み、真っ向対決、安倍をたじたじにしたことにあります。それを逆恨みしているのが見え見えだからです。あきれてものが言えませんよね。

ところで山尾さんにはこれまで以上に弱者に寄り添った議員活動をしていただきたいと念願するものです。逆風の中での当選まことにおめでとうございます!

国政をもて遊び自民党勝利に貢献した極右小池百合子氏は「希望」代表と都知事職を即刻返上し辞任せよ!

2017-10-23 20:43:20 | Weblog
希望の党代表で都知事職も兼ねるウルトラ右翼「日本会議」幹部に名を連ねる小池百合子氏。きのう22日の衆院選投開票では党の浮沈がかかっているというのに、党本部に身を置くわけでもなく、パリにトンズラしていたといいます。負け戦を覚悟しての逃避行は国政をもて遊び、結果的に安倍自民党勝利に大貢献した立役者といえます。希望の党設立からの一連の行動は代表としてはふさわしくなく、党代表と都知事職を返上の上、一切の政治の場から身を退くことを求めます。

国政では公示前勢力を割り込み、都政においても豊洲市場移転問題や情報公開も進んでいません。このため、すべての業務に停滞を招いているなど、まったく成果上がっていない状態が続いています。また、小池は関東大震災が発生したとき、日本の官憲や自衛組織によって朝鮮人が虐殺されましたが、それを追悼する式典への追悼文作成を拒んでいます。その理由が「(この問題は)歴史家がひも解くもの」として、虐殺の事実を認めようとしませんでした。虐殺の事実を認めない都知事がいるのですから、本当にあきれたものです。小池自身があったことをなかったことにするのですから、歴史修正主義者そのものではないでしょうか。追悼文を式典に寄せた歴代の都知事にも泥を塗りたくった責任はあまりにも重すぎます。

もはや小池には国政も都政も託せる存在ではなくなりました。欲の深い「緑のたぬき」はどちらも辞任するとは語っていませんが、一刻も早い辞任を求める次第です。


自民党の外交・安保の政権公約は北朝鮮、中国を敵視して緊張を煽るだけの妄想にかられたまがい物だ!

2017-10-21 20:24:20 | Weblog
どうして安倍自民党政権はアジア諸国、特に東アジアの隣国と友好関係を築くことができないのでしょうか。中国・朝鮮を植民地化した加害の責任を認めていないからではないでしょうか。残念ながら安倍政権はそれを払拭する努力がまったくされていません。

北朝鮮に対しては核・ミサイル開発に脅威ばかりを煽り、対話することを放棄して、相も変わらずの圧力と制裁の一辺倒だけです。この圧力と北の脅威を利用してイージス、アショアをトランプ政権と米軍需産業に奉仕するため、価格の交渉もしないで言い値で購入している情けない有様につくづく閉口しています。中国に対してもやたらと南・東シナ海での軍事的緊張を煽り、首脳会談も開けない状態が続いています。これでは善隣友好関係などは全くの夢物語でしょう。

そのくせトランプには薄ら気味悪いほどの従属ぶりです。沖縄での辺野古基地建設反対運動を警察権力を使って強硬に排除。米と一体になっての軍事力増強していることは北や中国を刺激、挑発していることは見逃せません。両国を敵視している政策は非常に危険で、近いうちに「一触即発」の恐れさえ懸念されています。

このように近隣国と良好な関係を築けない安倍自民党政権を衆院選挙で勝利させたら、その先に待ち受けているのはファッショ国家でしかありません。そしてウルトラ右翼安倍の狙いはトランプの要請を受けて、日本を戦時体制下に導くことにあります。さて明日の投票、でたらめでまがい物の自民党政権公約にごまかされないで、平和主義を標榜する政党にぜひ一票を投じてください。

米戦闘機が広島上空で火炎弾を発射したが日米両政府による戦時体制構築への誘導ではないのか!

2017-10-20 19:40:30 | Weblog
米軍の日本上空での横暴な振る舞いを黙って見過ごす日本政府・防衛省。今月11日午後2時過ぎ、広島県上空で米軍FA18戦闘攻撃機が火炎弾「フレア」を発射したことが住民の目撃で明らかになりました。フレア発射は対空ミサイルを発射されたときの機体への命中を避けるためのものといわれていますが、そのような訓練していたとは全くあきれたものです。しかも、この訓練が陸地上空で行われたものですから、まるで戦時体制下のニッポンですよね。

わが物顔でやりたい放題の米軍に対し、政府・防衛省は自粛の要請をしただけといいます。これでは日米両政府が戦時体制への誘導をしているものと受け取ることができないでしょうか。住民を不安に陥れる訓練に強く抗議し、即刻中止を求めないことは、国民を戦争に駆り出し日常化させる政府の底意が透けて見えて薄気味悪いです。

企業の「内部留保」が増加している源泉は労働者の賃金搾取によるものだからそれに課税することにためらう必要はなし!

2017-10-19 20:41:30 | Weblog
2016年度の企業の「内部留保」は約406兆円を計上しました。前年度より約50兆円増えた計算です。増えた原因は非正規雇用の採用による、低賃金労働が広がったことにあります。どうしてこのようになったかは、自民党が財界や大企業に貢献するために労働法制を次々に規制を緩和したからです。

いまや非正規雇用は全労働者の4割に相当する2000万人を超えてしまいました。非正規雇用の給料は正社員の良くて半分でしょう。仮に正社員が年収500万円とすれば、非正規のそれは250万円が相場ということになりましょうか。(派遣社員は派遣会社にピンハネされますから、もっと少なくなります)

本来であれば非正規にも500万円を払わなければならないのですが、その半分しか払いませんので残りの半分250万円を丸々蓄えている計算になります。それはそうですよね。正社員と異なり給料が安い上に会社負担分の社会保険料、厚生年金保険料や交通費まで全部雇用者の自腹にさせるわけですから。これほど都合のいい働かせ方はありませんよね。

というわけで内部留保の増加は賃金搾取によるものですから、それに課税することで国家財政の改善に寄与してもらい、合わせて社会的貢献してもらうのが正道ではないでしょうか。そして内部留保に課税できることが法制化されれば、賢明な経営者は非正規雇用の採用から手を引きますよね。だって税金払うぐらいだったら、人財に投資したほうが企業経営はかえって盤石になるからです。

介護報酬の一部引き下げが決定的なのに政権公約の「働き方改革」に影響するとして公表を先送りする政府・厚労省の不埒な態度

2017-10-18 21:00:30 | Weblog
厚生労働省が介護サービス事業所の実態調査を終えていますが、介護報酬の引き下げを公表すれば事業所が反発することを恐れ、先送りしていることが新聞報道されていました。衆院議員選挙に影響するからというのが先送りの理由です。かなりのあくどさですね。

この実態調査公表は9月末から10月初旬には公表されていますから、今回の先送りは政権からの強い圧力があってのことと考えられます。それは事業所が受け取る報酬が少なくなれば、当然に職員の給料アップどころではなくなります。従って政権公約の「働き方改革」で所得の向上をさかんに謳っていますが、とりもなおさずうその発表を垂れ流したことにもなるからです。

介護報酬引き下げが決定的なのに選挙に不利になるからと、公表を先送りする政府厚労省の不埒な態度には公僕としての良心はひとかけらもないことがよく理解できることと思います。ところで防衛費は毎年うなぎ上りになっていますが、逆に社会保障費は毎年削減されています。これが現状ですから自民党安倍政権の公約はうそにまみれたものといえます。くれぐれも騙されないようにしてください。

自民党の「働き方改革」の本旨は長時間労働プラス低賃金労働させて財界・大企業に奉仕することが最大目的だ!

2017-10-17 18:32:20 | Weblog
自民党が衆院選で大勝することがマスコミ等で報じられています。自民が勝利すれば解散で廃案になった「働き方改革」関連法案がふたたび息を吹き返すことになります。政権公約には「長時間労働の是正」と「同一労働同一賃金」の実現が謳われています。

耳障りのいい言葉が羅列されていますが、最大の目的は財界・大企業の利益に貢献する経済対策であると断じることができます。反対の声を上げなければ、年収1075万円超の専門職には長時間労働の温床である残業代を支払わなくていい(残業代ゼロ)ことが法制化されてしまいます。

この残業代ゼロ法案がいったん成立すれば、年収が4百万~5百万クラスのサラリーマンにも順次適用されることは時間の問題だけとなってしまいます。際限なく広がる裁量労働制で成果が出るまで奴隷労働を強いられ、経営者にとってはこれほどありがたく都合の良い働かせ方はありません。しかも労災事故にはならないのですから。

同一労働同一賃金についてもこれほどの曲者はないといってもいいでしょう。正社員であっても賃金が安い非正規社員の賃金に合わせることが最大目的なのです。早期実現に向けすでに布石が敷かれています。すべてが財界・大企業に奉仕するためです。

財界・大企業の欲望を満たすために労働者を犠牲にする、働き方改革の本来の目的は長時間労働と低賃金労働にあります。経営側のあくどい儲けを正当化させる自民党。こんなこと許していいですか!

民進党前原誠司代表は再結集論に「有権者を愚ろうする」と批判したがそれは想定内ではなかったのか

2017-10-16 18:52:00 | Weblog
おととい14日、民進党解体の首謀者、前原誠司代表が鶴ヶ島市で参院議員を中心に小池百合子都知事が代表を務める希望の党に合流しないで、民進党再結集の動きが浮上していることについて、「有権者を愚ろうすることになる」と批判していました。民進代表前原の力量のなさと小池に体よくあしらわれている姿ほど、惨めなものはありませんでした。ですから再結集は議論されて当然のことだと思います。

野党第一党の代表である前原が小池の新党希望の党に飲み込まれ、民進議員が希望から立候補するには「踏み絵」を強制され、小池の意に沿わなければ排除されるやり方に反発、無所属で立候補しなければならないという動きも急速に広がっていました。また、前原は枝野幸男がリベラル新党「立憲民主党」を立ち上げ分派することも「すべて想定内のことだった」と、胸を張って記者会見していたことが思い出されます。

あれほど安保法制に反対していた前原が、小池の希望に合流すると同時にそれをいとも簡単に封印、小池と一緒になって政権交代を実現させるというのですから、代表としての資質はまったくありませんでした。その前原が「再結集は絶対認められない」と、偉そうな口を利いていましたが、想定内のことで有権者を愚ろうしているのは、前原自身にあることを再認識する必要があります。

それにしても、こんなクズがよく民進代表に選ばれたものですね。いつまで代表を続けるつもりでいるのですかね。。