ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が東電福島第一原発に事故後、線量計を携えて原発正門付近まで近寄り、取材していたことをTBSラジオで耳にした。決死の覚悟の取材ではなかったかと思い巡らしたが、本人は「そんなに怖くなかった」とケロッと話していた。
ゴーストタウン化した原発周辺市町村の悲惨さも伝わり、これが同じ日本かと考え込まざるを得なかった。
ところで国民に情報を提供する側の新聞・TVなどマスコミは、放射能汚染を嫌って、原発およびその周辺には記者を派遣していない。マスコミの唯一の取材源は原発の現場ではなく、情報を隠蔽する政府と東電である。
大手マスコミは早い段階での現場への取材は、防護服や線量計を使っての取材は可能であった。この原発事故は3月11日の最初の段階では、炉心溶融があったことから、チェルノブイリ級であること専門家は警告していた。
しかし、大手マスコミはこの警告を無視して、政府・東電のでたらめ情報を検証もしないで、先を争うようにそのまま垂れ流してきた。
そして本日12日、政府は原発事故の等級を、レベル4から最悪のレベル7にすることを決定した。最初から手のつけられない状態だったが、情報は「小出し」にされてきた。政府・東電に追随し、デタラメ情報を国民に提供した大手マスコミは、ジャーナリストとしての精神はかけらもない。
ゴーストタウン化した原発周辺市町村の悲惨さも伝わり、これが同じ日本かと考え込まざるを得なかった。
ところで国民に情報を提供する側の新聞・TVなどマスコミは、放射能汚染を嫌って、原発およびその周辺には記者を派遣していない。マスコミの唯一の取材源は原発の現場ではなく、情報を隠蔽する政府と東電である。
大手マスコミは早い段階での現場への取材は、防護服や線量計を使っての取材は可能であった。この原発事故は3月11日の最初の段階では、炉心溶融があったことから、チェルノブイリ級であること専門家は警告していた。
しかし、大手マスコミはこの警告を無視して、政府・東電のでたらめ情報を検証もしないで、先を争うようにそのまま垂れ流してきた。
そして本日12日、政府は原発事故の等級を、レベル4から最悪のレベル7にすることを決定した。最初から手のつけられない状態だったが、情報は「小出し」にされてきた。政府・東電に追随し、デタラメ情報を国民に提供した大手マスコミは、ジャーナリストとしての精神はかけらもない。