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Le café oursblanc 226 貴族探偵考8 Noblesse oblige 位高ければ徳高かるべし

2017年06月12日 | ☆ Le Cafe Oursblanc ☆

   

 昨日は沢山のお客様にご来店頂き、隙を見てを口に詰め込む暇もない位の嬉しい悲鳴。

お待ち頂いたお客様&ご協力頂いたお客様、有難うございました!

又ご依頼時間が重なり対応させて頂けなかったお客様に関しましては、申し訳ありませんでした。

2週連続日曜臨時休の余波を肝に命じて、今後も精進させて頂きます。

Mご夫妻が区民農園で育てられた瑞々しい茄子&隠元と黒酢モズク、大野さんがお好きなタコわさの2品で

晩酌に相葉さん担当一番搾り「千葉に乾杯」を頂きました。タコに豊富に含まれるタウリンが効果的!

 

そして今日は、週で最も楽しみにしている月曜日(=貴族探偵 )! 土日録画の番組もざざっとチェック。

6/11「相葉マナブ」では 「 (仮称) 丸の内3-2計画  」に母校採用前司書のアルバイトをさせて頂いた、

東京商工会議所が含まれていて感慨深かったです。丸の内もどんどん変化して行きますね。

さて、突然ですが問題です。現地学校で受けるFrance語の授業(初級レベル)は一時限何分でしょう?

三択で、①90分  ②120分  ③150分     → 正解は途中短いbreakを挟みながらも②の120分。

大学でも一時限90分だったのに、どうかしてるんじゃないかという長さ。

  

狩猟民族の集中力って凄いなと思いつつ、学校帰りは脳がひたすら甘いものを求め

高カロリーのParis-Brest (自転車レースParis-Brest-Parisに因んだchou菓子, 小- 写真3 & 大- 写真4)を頂いてました。

山の様な宿題と格闘しつつNeuilly市ワイン市民講座(FR語only)もお誘い頂いた先輩とご一緒して

完全にキャパoverだったので、今となってはFR語耳も知識も消滅の危機に瀕しております。

そんな人かとご容赦頂いた上で、長らく書く書く詐欺になっておりました「貴族探偵」紋章にある

FR語「Noblesse  oblige」の説明をご笑覧下さい。 

 

まず「Noblesse」は数える事のできない非加算名詞 のnom  non-comptable で、

① (集合的に) 貴族、貴族階級、貴族の身分 ②高貴さ、気高さ を意味します。

「貴族」を意味する名詞には数えられる可算名詞 nom  comptable の「noble」もありますが、

可算非可算は単語ごとに固定している訳ではなく同じ名詞でも可算的にも非可算的にも使われます。

(ややこしいので、詳しくはお手持ちの方は仏語辞書巻末文法解説をご参照下さい。)

 

次に「oblige」は、「~に義務を負わせる、拘束する、~に恩恵を施す」を意味する

動詞の原形「obliger」の活用形(conjugaison)。

活用には様々なパターンがあり、同じ活用をする代表的な動詞は「manger(食べる)」。

命令法現在(impératif  présent)の二人称単数形も「oblige」ですが、

この場合は直接法現在(indicatif  présent)の三人称単数形「oblige」で目的語を持たない絶対用法。

 

つなげて「Noblesse   oblige」は、「位高ければ徳高かるべし」

(貴族はその身分に相応しく振る舞わねばならない)となります。

1837年イギリスの女優および著作家のFrances Anne Kembleさんが手紙で、

「……確かに『貴族が義務を負う(noblesse  oblige)』ならば、王族はより多くの義務を負わねばならない。」

と書かれた事が最初である様です。

最近老眼になって来たせいか、マイナスイメージの忖度を纏われた様に見える安倍総理にも再認識して頂きたいな~。

 

写真1の、末廣健一郎さん「貴族探偵」original  soundtrack の jacket にも描かれています。

一緒に写したのは、T様から茶道裏千家さん由来の和菓子(食べてしまいました.....)と一緒に頂いた

可愛いパンダさんのお懐紙 & N様からお土産で頂いた水戸黄門様の印籠をイメージしたお菓子。

<追記 祝 !! 上野動物園パンダのシンシンが本日赤ちゃんご出産との事!無事に育ちます様に!!

写真2は、North  Poleと一緒に紋章に描かれている12/24相葉さんBirthdayお誕生花の西洋ヤドリギ。

クリスマスが近づくとParisの街中にもヤドリギ売りの人が立たれていましたが、

ワインで有名なBourgogne地方へ晩秋出かけた際木の上に見つけて撮ったもの。

 

「小説すばる」2017/5月号で相葉さんと作者麻耶雄嵩先生の対談に、「貴族探偵」きかっけとして

水戸黄門様が出て来ますがすごく豊かな発想力でいらっしゃる!! 以下抜粋です。

「推理しない探偵って面白いなあ、と。」

「おじいちゃんだからたいしてアクションもできないし、聞き取り調査も推理も含め捜査のほとんどを

 助さん格さんとか風車の弥七がやっているわけですよ。」

「捜査も推理もしなくても、黄門様が現れれば事件は解決する。ああ、推理しない探偵ってありだなと思えたんです。」

    

写真5は、Bourgogne地方のGran cru ワインRomanée-conti専用畑の葡萄「Pinot   noir」種。

おそらく一生飲む事がないであろうワインですが、畑(写真6)は訪ねてじっくり観察させて頂きました。

ちなみにFranceで貴族の身分だった方のお名前には、「De」が付いています。

「La」や「Le」は少し違った意味合いで、同じ仕事や地方,村の首長の方などに付く傾向がある様です。

対立候補Le Penさんでなく、フランス新大統領が Macronさんになって安堵しましたが。

今夜の「貴族探偵」9話はついについに、原作「貴族探偵 3こうもり」。超楽しみです!!!

→<6/13追記 諸々衝撃が大きすぎ、液体窒素をかけられたみたいに...。(5/27嵐にしやがれ(‘◇‘)さん比喩)

                冬眠するかと思いました。( *´艸`) 十分に復習してから次記事をupさせて頂きます。

では、今週も気温変動に気をつけて良い週をお過ごし下さい。Bonne   semaine  ! !  


<関連記事>前記事   貴族探偵考1 原作とドラマのmariage    貴族探偵考2 Fantasyと貴族の余裕 貴族探偵考3 nobleと主題歌

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