逆襲するさらりーまん

ーやっとこさ英検1級、通訳案内士試験合格。しかし英語の道は長い。基本的にやり直し英語+その時々に思うことなど。-

勝間和代さん 『最後の英語やり直し!』

2014年03月02日 01時19分31秒 | 本と雑誌

昨日、久々に丸の内の丸善に行ったら、勝間和代さんの 『最後の英語やり直し!』(毎日新聞社)が売られていましたので、題名に惹かれて、つい買ってしまいました。Photo

勝間さんの本は、まだそれほど有名でない頃の 『 無理なく続けられる年収 10 倍アップ勉強法 』 や 『 無理なく続けられる年収 10 倍アップ時間投資法 』 や 『 お金は銀行に預けるな 』 など、10 冊ばかり読み、当時はメールでの感想も受け付けていたので、感想を書いてメールしたら直接返事が来たりしました。(今は直メールもブログでのコメントも受け付けていないと思います。)

しかし、最近は、どの本でも繰り返されるご自分のキャリアの話と、あまりに効率化を求め、理路整然として書かれていて、「 人生はそんな理屈通りいかないんじゃないの? 人間、1 ヶ月や 2 ヶ月、何をする気にもならず、悩むこともあるんじゃないの?」という僕の思いもあり、またあまりにも多作のため、最近は食傷気味で全然買っていなかったのですが、この本は英語について、ですので、つい買ってしまった。

アマゾンの書評ではひどい評価ですが、書いてある内容は同感出来るものがかなりあります。( しかし、この本でもまた、受験当時最年少 ( 19 歳)で公認会計士試験に合格した話や、中学から慶応の話や、外資系企業で働いていた話が出てきますが。。。)

同感出来る点は、
1、英語の習得は時間がかかること。
2、生の英語に出来るだけ多く触れることが大事。日本では中学で 3 年間、高校で 3 年間、大学に進学した人は、教養課程の2 年間と 8 年間も英語を習うが、授業時間の大半が日本語教師により、日本語で説明されるので、生の英語に接している時間は非常に短いこと。
3、今まで日本では日本語だけで不自由しなかったので、どうしても英語を学ぶ、という動機付けが弱いこと。
4、語彙力があれば、通じるケースが多いこと。
です。
しかし、それらのことは、勝間さんが本にするまでもなく、ほとんど誰でも分かっていることです。また、ご自分では、英語の習得には時間がかかると言いながら、文法や発音を軽視し過ぎているところがあります。

勝間さんがどういう英語を話すのか、興味がある方は、
http://mainichi.jp/movie/ のニュースのコーナーをスクロールすれば、ダニエル・ピンクとのインタビューの動画が観れます。

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