逆襲するさらりーまん

ーやっとこさ英検1級、通訳案内士試験合格。しかし英語の道は長い。基本的にやり直し英語+その時々に思うことなど。-

今週来ないと思っていた『TIME』が来た

2017年09月24日 09時43分35秒 | 一般的英語学習

東京地方は、金曜日、昨日と雨模様でしたが、今日はまずまず秋らしい過ごしやすい天気です。ジェットコースター並みの天気の変化を経て、ようやく秋らしい気候になってきました。

さて、先週の『TIME』は、95ページもあったので(通常は50ページ程度)、てっきり2週合併号かと思っていたら、さにあらず。月曜日に新しい『TIME』が送られてきました。

しかし、今週中(今日中)にこれを全文読むのは無理。先週半分読んだ先週号の『TIME』を今週中に全文読了した、ということで自分を勘弁してあげようと思います。とは言え、毎週送られてくる『TIME』をそのまま積んでおくとすぐに5冊とか10冊溜まってしまうので、出来るだけキャッチアップするようにしますが。

前にも書きましたが、当該週の『TIME』を全文通読するのは、僕の最低限のゆるーいノルマで、人によってはこれだけでは全く足りないでしょうし、また人によっては、毎週5~6ページしか読めない場合もあるでしょう。ですからこれは僕個人にとってのノルマ、というだけです。

さて、今週読了したタイムは先週までに半分読み、今週読了しました。

後半部分は世界の第一線でパイオニアとして各界で活躍している女性達が自らのことを書いた記事で、『TIME』のライターが書くような、難しい単語や凝った言い回しはなく、ストレートな表現ですので、非常に読みやすいです。

男女平等 (gender equality)と言われて久しい中、現実的には男性優位の壁(glass ceiling)がまだまだ根強い中で、それぞれの女性が自らの思いを書いていますので、女性の方には読むことをお薦めします。

さて、今週初めて出会った未知か忘れてしまっている単語です。僕が単語力のアップに力を入れている理由は、自分の体験から、論文や記事やスピーチ原稿などのオフィシャルでない場合の会話では、単語力があればなんとか切り抜けられる場合が多かったからです。もちろんこれも僕の個人的な考えに過ぎず、きっちりと文法や語法も学んでいく、という考えもありだと思いますし、正攻法でしょう。

simmer    とろとろ煮る(これは覚えておくべき単語)
lopsided    いびつな
snazzy    しゃれた、粋な
boringly    退屈な態度で
why    乳清
hemp    大麻、麻
casein    乾酪素
coalesce    癒合する(これも覚えていて損はない単語)
writ    令状(これは覚えておくべき単語)
savvy    知る、分かる(これも覚えておくべき単語)
defamatory    抽象的な
vim    精力、気力
ethnobotany    民族植物学(これは難しい単語です)
naughty    いたずらすきな、腕白な
disarray    混乱、乱雑
deftly    巧みに、器用に(これは必須の単語です)
nicety    正確さ、精密さ
prodigy    非凡な人、天才(これも必須の単語です)
dystopian    極めて悪い(これはかなり難度の高い単語です)

等々。来週も頑張っていきましょう。

 

 



 

 

 

 

 

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台風一過

2017年09月18日 19時22分07秒 | 一般的英語学習

台風18号が16日~18日にかけて、日本を縦断したため、東京地方も16日は雨模様で最高気温も23℃、17日は夜半から午前中は激しい雨、最高気温は21℃と10月並み、18日は台風一過の快晴で、台風が運んできた南風の影響で真夏並みの33℃とジェットコースターのような気候の変化です。この台風で亡くなられた方や避難されている方も多いので、直撃を免れた関東に住んでいる僕が『台風一過』などと軽々には言えませんが、科学技術の発達した現在、もう少し予防とか予測で被害を最小限に出来ないものか、といつも思います。

また、最近の台風は、僕の子供の時のようにヘクトパスカルがそんなに低くなくても、記録的な豪雨を伴うので、やはり地球の温暖化が影響していると思います。海水温が1℃上がると、それだけ雲に含まれる水蒸気が増え、豪雨を生みます。

会社は3連休でしたが、天候が荒れましたので、ほとんど家にいました。

今週号の『TIME』9月18日号は、『世界を変える女性』の特集号で、今週と来週の合併号なので、全て読まずに、約半分の47ページまで読みました。(全ページは95ページ)

前半はいつものように時事問題、後半は、『世界を変える女性』の個人個人の記事で、前半部分を読み終えました。

今週最後まで読まなくてもいいのをいいことに、またDVD(ブルーレイ)を観てしまった。
モーガン・フリーマンとマット・デイモンの『インビクタス ー負けざる者たちー(原題はinvictus, ラテン語で屈服しない、という意味です。)』を観てしまった。

この映画もいつか観たい観たいと思いながら、今まで観そびれていた映画です。南アフリカの元大統領のネルソン・マンデラをモーガン・フリーマンが味のある演技で、南アフリカのラグビー代表チームの生真面目なキャプテンをマット・デイモンが演じています。監督/製作はクリント・イーストウッドです。当然脚色はあるものの、実際に起こったことに基づいた映画です。ちなみにマンデラ氏が自伝『自由への長い道』をもし映画化するとしたら誰に演じてもらいたいか、との質問にモーガン・フリーマンを挙げ、その縁でモーガン・フリーマンがマンデラ氏を演じています。この映画は、自伝『自由への長い道』のほんの一部分ではありますが。

マンデラ氏や彼のアパルトヘイトとの生涯にわたる闘いについては、ほとんどの方がよくご存じですので、ここでは触れませんが、長い獄中生活を経て、アパルトヘイトがまだ激しい南アで初めて黒人として大統領になったマンデラ氏が、黒人の報復を恐れるようになりながらも心の奥底ではアパルトヘイトから脱することが出来ない白人層と、今まで散々迫害してきた白人層に憎悪の念を持ちながらも依然として貧しさから抜け出せない黒人層を、お互い闘うのではなくて、1995年に南アで開催された第3回ラグビー ワールドカップの優勝への道のりを通して劇的にお互いの宥和・共感を築いていく姿を描いた作品です。(南アは第1回と第2回のラグビー ワールドカップは国際社会からアパルトヘイトを非難され、出場を禁止された。第3回にようやく出場が認められ、初出場、初優勝した。)

インビクタス(invictus)は10代で両足を切断するという悲劇にあったイギリスの詩人 ウィリアム・アーネスト・ヘンリーの詩の題名で、映画の中でマンデラ氏が27年におよぶ長い獄中生活やその後の苦境にも耐える原動力となった文章として度々出てくる、I am the master of my fate. I am the captain of my soul. はこの詩の最後から取ったものです。自分の信念は凄まじいまでの困難があっても決して諦めずに、しかも迫害した相手を恨むことなく宥和・共感まで図ろうとしたマンデラ氏と南ア国民を描いた、感動的な秀作だと思います。

翻って、日本の政治の世界では、OO学園の補助金のネコババに政府が関与しただの、OO議員が不倫で(議員を辞めるのではなく)なぜか所属政党を離党するだの、OO議員が秘書に対する『このハゲー、バカやろう』発言で謝罪するだのしないだの、今の政党では選挙に勝てないから新党を結成するだの、挙句の果ては、天災やら人災で大変な時期に、10月に全てを頬かむりする衆院解散をするなど、政治哲学のかけらもない次元の低い話ばかりです。

日本の政治家センセイ達もリーダーとしての政治家はとはどうあるべきか、この映画を観て少しは考えて頂きたいと思います。



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9月4日~9月10日の学習記録

2017年09月10日 08時24分26秒 | 一般的英語学習


東京地方は、先週末は過ごしやすかったですが、今週末は暑さがブリ返していますね。今年は7月初旬は猛暑、8月初旬~中旬はほとんど雨で湿度が高く蒸し暑く、8月下旬は多少気温が下がって過ごしやすい日もあったと思ったら、9月に入って寒暖の差が激しい日々が続いており、気持ちは若い僕でも、体調をおかしくしてしまいそうです。(僕はすでに実年齢は58歳、9月19日に59歳になる、”あら還”ですので。)

さて、今週は『TIME』は休刊ですので、ノルマのないことをいいことに(笑)、好き勝手な学習をしています。

会社主催の”心理学と関連させて職場の人間関係を円滑にする”という趣旨のセミナーに参加したり、かなり前から読み始めてまだ読了していない『Homo Deus』の続きを読んだり、前回のメールで書いた『メンタル心理カウンセラー』の学習をしたり、と睡眠時間を削るほどの中々面白い1週間でした。

セミナーの方は会社主催で、”社外秘”ですので、今まで会社でさんざん好きなことをやってきた僕も、まだ会社に籍がある以上、詳しく公表出来ませんが(笑)、心理学的なアプローチからの人間関係の構築、というのは中々面白かった。僕は数学的ロジックが苦手で(というよりあまり興味を感じない。また学生時代は数学が大の苦手で、自慢じゃないが(全く自慢にならないが)テストで零点を取ったこともある)、決して論理的な人間ではありませんが、人と交渉するときは、理詰めで主張する傾向がある。論理学が発達している欧米ではあたりまえのスタンダード(というかロジックの前提がないと、交渉の端緒につくことも出来ない)、情緒的な日本では上手くいかないこともある。(もちろん、日本でも理科系の人に多いですが、チョー論理的な人もいて、個人差もあり、ケースバイケースですが)

また、偶然ですが、現在学習を始めている『メンタル心理カウンセラー』と被る部分もあり、中々いいセミナーでした。

さて、『Homo Deus』です。

著者の Yuval Noah Harari (ユヴァル・ノア・ハラリ)はイスラエルのヘブライ大学の歴史学者。彼のことについては、『Homo Sapiens』(邦題 サピエンス全史)が世界のベストセラーになったので(『Homo Sapiens』については以前僕のブログでも少し触れました)Googleやユーチューブで検索すれば、いくらでも出てきますので、深く触れません。

『Homo Deus』は僕としては、『Homo Sapiens』に比べて読むのに非常に時間がかかっており、ようやく半分まで到達した段階です。というのは、『Homo Sapiens』は史実をもとにした過去から現在に至る人類の歴史書で、一般向けとはいえ、著者は歴史学者ですから、すでに歴史学的に論証されていることをベースに彼なりの巨視的な視点で書かれています。歴史が好きな僕には、史実(歴史学的に論証された事実)については背景知識があり「過去の史実にたいして、こんな捉え方もあるのか。」と目からうろこの記述も多く、すんなりと読み進めることが出来ました。

しかし、『Homo Sapiens』の続編ともいえる『Homo Deus 』は彼(著者)個人の考える人類の未来予想図であり、未来に起こる出来事は歴史あるいは歴史学の対象範囲ではないため、論証された史実もなく、「彼は何を言いたいのだろう?未来のことは事実ではないので、彼がそのように考える根拠は?あるいは背景は?彼の意見に対して僕の考えは?」などと考えながら読まなければなりませんので、1ページ読むのに1時間以上かかることがあります。昨日は彼の書いたわずか単語数20語程度の一文に2時間も考えました。(翻訳するだけならわずか10秒で出来るような短い文章です。)

これは、ちょっとカッコいい言い方をすれば、「クリティカル・リーディング(critical reading)」といいます。英語でのcritical は日本語直訳の批判や非難とは若干ニュアンスが異なります。日本語では、批判的、というと、「なんでもかんでも俺のいうことを批判するやつだ。」と感情的にネガティブに受け止められがちです。英語のcritical も、もちろん間違いを探す(finding fault)という意味もありますが、この場合は、analytical evaluation のことです。(自分なりに分析して評価する。もちろん評価できれば賛同する。)

しかし、critical readingでは色々他の資料も読んだり、自分だったらどうなのか考えなければならないので、時間もかかり、ずぼらな僕にはかなりしんどいことです。僕がもしTOEICの Part 7でcritical reading をしたら、間違いなくpart 7は零点です(笑)。しかし、その著者が精魂を傾けて書いたような大作、代表作であれば、critical readingの手法を用いると、まるで著者が近くにいて直接対話しているような感覚になりますので、得られるものも大きいと思います。ですから、ケースバイケースですね。

なお、『Homo Deus』は2018年9月に日本でも日本語で出版されるそうです。英語学習者の端くれの僕は、日本で発売される前に、英語(原文)で読めることは、一次情報として、より著者の考えを直接的にとらえることが出来るので、楽しみの一つです。

邦訳版が出るのはいいことだと思います。が、一方僕は翻訳、特に邦訳では100%完璧な翻訳はあり得いと考えており(翻訳にはどうしても翻訳者の主観や解釈が入ってしまう。特に文化的、歴史的背景がことなる英↔日翻訳の場合では)、出来れば原文で読むのが好ましいと思います。(ただし、ユヴァル・ノア・ハラリは『Homo Sapiens』は母国語のヘブライ語で書いており、英語版は彼自身もイギリスで学び英語が堪能なので、Translated by the author, with the help of John Purcell and Haim Watzmanと明記されています。『Homo Deus』についても初版はヘブライ語で書かれており、英語版を彼が書いたか、『Homo Sapiens』のように、彼が英語ネイティブの助けを得て書いたのか、まったく別人が英語に翻訳したのかは、僕の調査不足でまだ知りません。)

今週出会った未知か、忘れている単語 (今週は英文は『Homo Deus』しか読んでいないので、全部そこからの単語)
mummify    ミイラ化する
seer    見る人(この単語は常識)
kosher    (ユダヤ教の掟に従って)適法の、清浄な
purgatory    煉獄
asphyxiation    窒息(これはかなり難度の高い単語)
incision    切り込み
regugitate    吐き戻す(これも難度の高い単語)
dungeon    地下牢
dreary    侘しい(これは覚えておかなければいけなかった単語)
bequeath    遺言で譲る
等々。来週はまた暑いようですが、頑張っていきましょう。

 

 

 

 

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教材が届く

2017年09月03日 15時11分36秒 | 一般的英語学習

 今週末は東京地方は涼しく、過ごしやすい天気です。

さて、前回の記事で書いた、『メンタル心理カウンセラー』の学習教材が到着しましたので、ぼちぼち読み始めています。

結構面白いです。途中で投げださずに済みそうです。

『TIME』は9月4日号を全ページ読みました。最近『TIME』月曜日に届くので、大体土曜日には読み終えてしまうので、日曜日には自分の好きなことに取り組めます。いちおう、その週の『TIME』を読み終わるまでは、次の学習をしない、という馬ニンジン式のゆる~いノルマを自分に課しています。同じ週に『TIME』を全部読むのは最初はかなりキツかったですが、2月の初めにこのペースではじめてもう7か月ほど経ち、『TIME』も25冊ほど読んだので、習慣化し、だいぶ慣れてきました。来週は『TIME』は休刊(の週)なので、『メンタル心理カウンセラー』の学習や、好きな洋書を読んだりDVDを観たり出来そうです。

今週の『TIME』のカバー・ストーリーは、アメリカでは親の子供のスポーツに賭ける金額と情熱は並々ならぬものがあり、かつては盛んだった地域のコミュニティとしてのスポーツクラブはなりを潜め、代わりに、プロチームの下部組織のチームに参加する子供が増え、全米各地を試合で転戦する旅費や、施設使用料、はたまたコーチ料の親による負担が大きく、かといって子供のスポーツに金と情熱をかけても、例えば奨学金をもらえるようなNCAA(全米大学体育協会)のディビジョン 1 のような奨学金をもらえるような選手になるのは全体の2%に過ぎず、現実は厳しい、と述べています。

しかし、今週の記事では、カバー・ストーリーよりも、北朝鮮で活躍している200人のアメリカ人についての記事の方が印象的でした。北朝鮮に現在200人のアメリカ人が活躍していることは、僕は知りませんでした。とっくにアメリカ人は北朝鮮から引き揚げているとばかり思っていた。その200人の大半が医師や教育者、教会の人間など、人道支援の観点から北朝鮮に渡った人達です。しかし、トランプ大統領によって9月1日からアメリカ人の北朝鮮への渡航と滞在を禁止するという法令が出されています。

200人北朝鮮在住のアメリカ人の一人で、その医術によって、北朝鮮の全身麻痺の子供を救ったこともある医師のスティブン・ユンは、『我々の活動が結局は北朝鮮の国益を増すことに米政府は面白くないのかもしれないが、救えるべき子供たちにはなんの罪もない。』と米国政府に抗議しています。

アメリカは様々な問題を抱えた国ですが、一方では、”敵国”であっても人道支援活動している人もいて、懐の深さを感じます。日本から人道支援のために北朝鮮に渡った人は僕はあまり聞いたことがありません。

今週出会った未知の、あるいは忘れてしまっていた単語は
bulimia    大食症(この単語は時々出てきます。)
quadriplegia   四肢麻痺(先ほど書いたユン医師が助けたのはquadriplegiaの子供です)
proselytize    改宗させる(難しい単語です)
rechristen    改称する(これも難しい単語です)
stomp    足を踏みならす(これは常識的な単語)
tensile    引き延ばすことが出来る
facile    たやすく得られる
burr    ギザギザ(これはよく出てくる単語)
cleave    割く、割る
rant    わめく、どなる
visor  覆面(これは一見みたこともないような単語だが、サンバイザーのバイザー。覆い隠すもの、という意味)

等々。来週は少しは秋らしく涼しくなってきそうです。頑張っていきましょう。

 

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