![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/2b/1c025306a5b4cb2f25888df917182ffa.jpg)
今夜、今年度の大学の課題すべての提出を終えました。
最後の最後までつまずき、最終授業にたどり着くまで
もっとも時間を要したのが、「生命倫理」でした。
授業を振り返ると、クローン、ヒト・ゲノム、人工授精、尊厳死
そして、iPS細胞、再生医療、遺伝子治療などなど、
生命の倫理にかかわる数々の問題提起であり実態でした。
この授業も1時限終わる毎に、理解度確認テストがあり、
1問でも不正解をすると3日間授業がストップしてしまい、復習のための時間になります。
なかなか正解しないために、日数ばかりが経過し本当に難儀しました。
しかし、この学科を7月から受講して、学んでいるさなかに
今年もっとも世界的に旋風を巻き起こした
山中教授のiPS細胞の発見による再生医療への大きな期待を、
授業の中で学べたことが大きな収穫でした。
これまで移植において拒絶反応を起こしていたことが、
患者さん自身の皮膚細胞から作られたiPS細胞という万能細胞を
必要な細胞に変化させることで
拒絶反応がなくなり、より多くの患者さんたちに
大きな希望をもたらしたということです。
これは今後の医療の発展にも期待される画期的な発見として、
ノーベル賞の栄誉に輝いたのは、まだ最近のことでした。
日本人として、また山中教授のお人柄に多くの人が
さらに感動をいただいたのではと思います。
私にとって、忘れられない授業になりました。
今日の1枚 横浜:ル・ジャルダンより
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます