健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

体感温度

2010年11月07日 21時46分37秒 | Weblog
今日は立冬、早いですね。
関東はここしばらく穏やかな陽気が続いた為過ごしやすい日々でした。
こんな日を「小春日和」といいますが、ぽかぽかとした暖かさは何とも心もほころぶものです。

きのうはAPEC開催前で警備が厳しくなっている横浜にコンサートを聴きに行きました。
マエストロの飯森範親氏のもとで歌いたいという方々が集って立ち上げられたという
「コーロ・フォレスタ」混声合唱団のファーストコンサートでした。

実は私の知人がこの合唱団のひとりとして参加していたので、とても楽しみにしていました。友人は大病を乗り越えそして今回も風邪で体調が万全ではない中、最後までステージを務めていました。
70名あまりの皆様それぞれに1年5か月の練習と、この日のために注がれた情熱には多くのドラマがあったことと思います。

メンバーには大先輩の方々のお姿も見受けられましたが、姿勢を正して声を出すことは健康にもよく、大きな目標に向かって努力することや今日のような達成感は、大きな生甲斐になっていると思いました。
迫力と感動が伝わるステージを有難うございました。

さて冒頭で陽気の話をいたしましたが、温度や気温の変化は健康にも大きな影響を与えます。
特にこの夏の猛暑は精神面や情緒不安をももたらしました。
そして、10月の急な気温の降下は身体の健康面に支障をきたしたことも多いでしょう。

私たちが体感する寒暖の感覚は気温だけではなく、湿度や風、日射などの環境の要素のほかに、着衣の程度や活動などによる代謝によって体感温度は変わってきます。

また同じ温度の空気と水では熱伝導の大きい水は体温をどんどん奪いますから雨などにぬれると身体は冷たく感じます。

また同じ温度の空気でも風や湿度によって体感温度は変化します。
風が吹いて乾燥していると汗も出やすく熱を運ぶので涼しく感じ
風がなく湿度が高いと蒸し暑く感じます。
 
季節の変わり目はこのように気温などの要素で体調を崩しがちになりますので、
衣類の調整だけでなく、身体の中から環境の変化に負けない力をつけたいものです。



ところで、前回のブログでご自分の実測体重が標準体重以上だった方は是非、肥満度を計算してください。
まずは再度、標準体重を出してください。
*標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22 
または
・身長165㎝未満の人 →  身長-105=標準体重
・身長165㎝以上の人 →  (身長-100)×0.9=標準体重


*肥満度(%)=標準体重÷(自分の体重-標準体重)×100
 
肥満度10~20%の方  ・・・筋肉質などの例外を除き、肥満者となります。
   0~マイナス10%の方  ・・・望ましい状態
   マイナス10~20%の方  ・・・やせ型
   マイナス20%以上の方  ・・・病的で要検査


食欲の秋ですから美味しい物もおおいに頂きながら、標準体重に近づく努力もしていきたいと思います。

ではまた近いうちに

 


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