健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

頭痛に効くツボ

2008年11月02日 15時50分28秒 | Weblog
私たちはどこか痛いところや、痒いところには自然と手を伸ばし押してみたり、摩ったり、撫でたりとそのツボを刺激しています。
自分にとってもっとも良い加減の強さで刺激して、それが痛みの緩和や気持ちよさに効果があるとその経験を再び試そうと思います。

このような積み重ねで道具を用いたり、植物を煎じて飲んだり、膏薬として使ったりと様々な方法で病と闘い養生の為に伝承されてきたことが民間療法といわれているのです。

現代でも○○健康法といわれるものは次々と現れて、それを試して自分の健康法にする人もあれば合わずに別の事を見つける人もありと、民間の健康法や療法は古いものから新しいものまでどんどん増え続けています。

さあこの健康ブームの中で、みなさんはご自分の健康を守るための方法や主張をお持ちですか?

健康塾では東洋医学を基盤として中医学の漢方、導引、ヨーガなどのほか、筋力や柔軟性を考えた運動プログラムを提供しています。

また健康塾通信としては広い立場からの健康法などを発信提供させていただいています。
いつも申し上げていることですが、何か皆様のきっかけになっていただければと考えています。


さて前回は頭痛の分類などをお伝えいたしましたが、今回は頭痛の対応策をお伝えします。


①筋肉疲労やストレスが原因となる緊張型頭痛を和らげるツボ


●天柱(てんちゅう)

首の後ろで髪の生え際にある、2本の太い筋肉を探し、その外側で左右両側に あります。
親指のはらで揉むようにゆっくり圧を加えます。

●風池(ふうち)

首の後ろの髪の生え際で、後頭骨の下のくぼみから2~3cmほどで天柱より外側の左右のくぼみ。
親指のはらで揉むようにゆっくり圧を加えます。


●百会(ひゃくえ)

身体の正中心で頭のてっぺん真中より、少し後ろのくぼんだところにあります。
人差し指あるいは中指を使って垂直に圧を加えたり軽くとんとんと叩きます。

●肩井(けんせい)

左右の肩の先端から指3本分ほど内側にあります。
片方ずつ指でやツボ押しの棒などを使って押したり肩井周囲を叩いて凝りをほぐしたりする。


②片頭痛に有効なツボ

●百会(ひゃくえ)・・上記を参照
             百会は頭痛全般に有効なツボです。

●頷厭(がんえん)
 
解りやすい探し方はコメカミといわれ口を開閉すると動くところのやや上にあります。
人差し指などをつかってツボを押しながら20~30回くらい回転させて刺激します。


●足臨泣(あしのりんきゅう)

足の甲で、第4指(薬指)と第5指(小指)の骨を指先から押し上げてきて指の止まるところに取ります。   (骨の接合部の前)
人差し指などをつかってツボを押しながら20~30回くらい回転させて刺激します。


このようなツボ刺激のほか、緊張している肩まわりや首まわりのストレッチ、また「耳の導引」
といって両手で耳の上の端を持って天井の方向に振動させながら伸す方法で、これを横の部分耳たぶの部分でそれぞれ上・横・下にと引っ張りながら振動させます。

まずは痛いときのツボだのみをお試ししてみてください。

11月に入りすっかり秋も深まってきました。ことしは日中穏やかな暖かい日が続いていますが
朝晩の冷え込みは油断できません。
急な気温の変化も頭痛の原因になりますので要注意を!




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