舵誌、新連載

2007年09月23日 | 風の旅人日乗
来月10月5日発売の『舵』誌11月号から、ぼくが担当する新連載が始まります。

日本で発売されているいろんなヨットに試乗して、その艇の購入を考えているオーナーに代わって試乗したり、設計者や製造者や販売者に、いろんな疑問を直接インタビューして聞き出す、という企画で、タイトルは『KAZU impression 西村一広的熱視線』

この連載でちゃんとした文章を書くには、実際に乗りに行く前にじっくりとその艇のことを調べなければならないし、乗った後も、自分が実際にセーリングしてみて感じたことを、科学的に裏付ける文章で、まだその艇に乗ってみたことがないオーナーやセーラーの皆さんが分かるように丁寧に書かなければいけない。
ちょっと大変だけど、その過程がすごく自分の勉強にもなることもあって、ぼく自身がけっこう楽しんでいる企画です。

連載第1回目に選んだのは、8月初旬に愛知県・衣浦に行って乗ってきた、話題の新モデル・VITE(ヴィッテ)。ヴィッテルじゃあないよ。



淡路島の親子体験セーリングセミナーの準備や、来年の横浜でのレースイベントの企画書作りなどと原稿書きの時期が重なってしまったけれど、先週やっと入稿が終わった。
VITEを設計した横山さんや金井さん、建造したツボヰヨットの坪井さんからもいろんな情報をいただいて書き上げた。

これからも、日本の海が好きで、セーリングが大好きな人たちに楽しんで読んでいただけるような文章を、努力を怠らずに書いていきたい、と願っています。