127 木本幸広 投手 19歳 年俸240万円
【2009年成績】 なし
木本のルーキーイヤーはイースタンでの登板がゼロで終わりましたが、シリウスやフューチャーズでは投げていたようですし、高卒1年目ですからこんなものでしょう。
すらりとした投手らしい体型には魅力たっぷりで、大きく育てたい投手の1人です。
とは言え、ちょっと細すぎる感は否めません。
私が見たのは春先のボールボーイとしての木本でしたが、181センチ66キロという数字が頷けるような華奢な体つきでユニフォームもだぶだぶであり、まずは体作りが優先だと首脳陣が考えてもおかしくはないと思います。
高校時代のピッチングをドラフト指名の際にいろいろと探して見ましたが、ストレートは130キロ台半ばでカーブやスライダーを駆使する変化球中心の投球内容でした。
ただ制球が今ひとつで、これは下半身がしっかりとしていないことも理由のひとつだと思われ、そういう意味では体制が変わって厳しい練習をするチームに様変わりをしたことは木本にとってはチャンスであり、このオフもしっかりと走り込んでくれているであろうと期待をしています。
育成枠、ということを考えれば木本のような投手を育て上げることに存在意義があるとも言えますので、池田や田中崇のようなことにはならないよう願っています。
体力がついてくればストレートも140キロ台を安定して投げられるようになるでしょうし、そうすることで武器である変化球も活きてくることでしょう。
来季はイースタンで最低でも10試合程度は投げたいところですし、あれが木本かと驚くような体つきで私の前に現れてくれることに期待をします。
【オリオン村査定】 240万円 → 240万円 (±0%)
悪い事だとは思いません。
ただ、今のまま行けばかつての、オリックスの契約金ゼロ選手大量集めと同じ過ちを犯しかねないでしょう。(ただ、現楽天の中島がある程度の活躍をしてることを考えると、過ちとも言い切れない〓)
育成選手を大量に集めるのであれば、高卒であれば最低3年は我慢が欲しいですね。(素行が悪いなど、よっぽど酷かったら例外)
さて、木本ですが、やはり、じっくり見てみたい投手です。
制球の甘さ、練習態度など、良くない部分もありますが、その粗さも含め魅力的です。
「もしかしたら、この投手は100勝してくれる投手かもしれない」「この選手は首位打者を取れる選手かもしれない」
私はプロに入る選手は皆、その可能性があると思います。
ホークスのカズミ(斉藤和巳)だって、あれだけ年数が掛かったんです。
長い目で見ましょう。 大きく育てましょう。
これまでの育成選手への育成システムは、結果があまり出せていないことから、無責任と言われても仕方がないのではないでしょうか。
このままでは、育成選手として契約してくれる選手が出てきてもおかしくはありません。
「契約してくれる選手」ではなく、「契約してくれない選手」の誤りです。
申し訳ありません。
育成枠選手を多く抱えることに私も反対はしません。
ただそれも育成の場、実戦の場を伴っていることが大前提で、今のロッテにそれが備わっているとは思えません。
しかも選手構成が歪であり、これでは選手が可哀想です。
もっと投手と野手のバランスを考えて、また地方リーグへの派遣や場合によってはシーズン中の海外派遣も視野に入れなければ、今後も大きな変化はないように思います。
また木本については仰せの通りで、じっくりと見ていきたい投手です。
伸びやかなストレートを投げていましたし、我慢をして使えばきっと1軍を狙える投手になると期待をしています。
>ろびんそんさん
地方リーグへの派遣、マリーンズカップの開催、いずれも新聞報道のみで終わってしまいました。
積極的だった前監督の退団でトーンダウンは否めず、それであれば育成枠選手を全て支配下選手登録にして70人で勝負をする体制にした方がよいように思います。
140㌔少々のストレートとカーブ、スライダー、そして西本コーチのシュートを習得すれば、十分に開花の可能性はあります。楽しみにしています。
チャンスの横には地獄が待ち受けている、そのぐらいの気持ちで頑張ってもらいたいです。