オリオン村(跡地)

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2017年通信簿 51 信樂晃史

2018-01-02 00:15:12 | 千葉ロッテ

 

51 信樂晃史 投手 26歳 年俸760万円

【2017年成績】 E 19試合 1勝1敗0S 防御率6.58 26回 33被安打 7被本塁打 9与四球 1与死球 13奪三振

教官、で話題となった信樂は、しかしその教官から脱することなく二年でユニフォームを脱ぐことになりました。
判断が早すぎる気がしないでもないですが大卒社会人二年目でのプロ入りですからあっという間に20代半ば過ぎ、しかも同期に同い年の右腕がぞろぞろといれば下から切られていくのも仕方なし、ある意味で早めに結論を出してあげたのが球団の好意かもしれません。
残念ながら一軍で投げることはできませんでしたが二軍では白星を手にしましたので、次の人生でもそれを誇りに頑張ってくれればと思います。

そもそも何を見て獲ったのか、特徴が分からないままの信樂でした。
目を見張るストレートがあるわけでもなく、武器になる変化球があるわけでもなく、数字はそこそこ出ていたストレートも制球が定まらなければただの棒球でしかありません。
紅白戦では1回4四球とこの時点で生き残りレースから脱落をしてしまったのではないかと、昨季が5点台、今季が6点台の防御率では三年目のチャンスが無かったのも必然でしょう。
球質が軽いのか26回で7被弾はさすがに異常、石垣島で見たときも何となく投げて何となく打たれる、そんなイメージしかありませんでした。
下位指名ですので当たればラッキー、ぐらいの存在ではあったにせよ、それであれば信樂ならこれ、という何かを見せて欲しかった、それが無かったのであれば編成部の失態です。

2016年通信簿


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4 コメント

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化けず (ごっつ)
2018-01-02 02:51:23
ドラフト6位では成功しなくても仕方がないです。
この順位は発掘できないことがほとんど。
結局、変わり種で終わりましたね。
しかし、2年でクビとは。
プロとして真摯に取り組む姿勢がなかったんですかね。
何らかの致命的な要因があったのでしょう。
ところで育成の菅原祥太というのは一年でクビでした。
全国津々浦々、足で探した原石をあっさりクビにするって、
要は野球の力だけでなく、
会話なり態度から逆鱗に触れる何かをやらかしたのかと想像しちゃいます。
バクチドラフト (パンテーラ)
2018-01-02 10:41:03
ロッテは育成が下手なので、スカウトの眼力が問われるところですが、
そのスカウトがロッテの場合・・・。
アマチュア界で名の知れた人材は獲得資金もそこそこかかるので、
どうしても無名の選手を揃えて数合わせをするしかないのかもしれませんが。
ロッテが一番変えなければならないのは、育成方針ですが、
2番目はスカウト基準だと思います。
私から見ると、無名選手をスカウトするのはロッテの裏方現状に合わない気がします。
結果的にロッテはバクチもバクチ、大バクチドラフトを長年続け、
結果は皆様が御覧のとおりです。
スカウト陣頑張れ!
話題性 (オブ)
2018-01-02 20:54:09
年齢及び成績を考えれば、仕方がないと思いますが、そもそも田中投手もそうですが、話題性を割り引いて純粋に戦力として考えての獲得であったかどうか疑わしいですね。「キラリ」としたものがあったから話題にもなったとも思いますが、ロッテには原石を磨ききる育成力はないですし、そうであれば高校生でよかったのでは?平沢選手以外は投手指名でしたが、補強ポイントは他にあったはず...とモヤモヤしますね。枠を無駄にした指名だったことになります。
ドラフト以外の補強は基本しないチームなのですから、枠を大事に狙いがしっかりとわかる指名をしてほしいです。
「とりあえず投手で」お茶を濁している場合ではないです。
お返事 (オリオン)
2018-01-03 00:18:51
>ごっつさん
さすがに二年は、ってのはありますが、年齢的にはそのあたりが判断ポイントであってもよいようには思います。
菅原はどうよ、ってのは気にはなりますが、それはまたそのときの話として。

>パンテーラさん
スカウトの眼力が秀逸でも育成下手ならどうにもならず、ロッテのケースではそちらに問題がありそうな。
まさに育成方針ですね、井口監督の「短所を直すよりは長所を伸ばす」とのそれが貫徹されることを願って。

>オブさん
田中英はともかく、信樂の話題性を求めたってのは無いかしら、結果的にそれってのはあったにせよ。
アマチュア時代はストレートを評価されたところがあったはずが、プロでは棒球でしかなかった、まあ下位指名なので、と思うしかないのか・・・
とりあえず投手で、からの脱却が、今年のドラフトでさらに進んでいくことを期待したいです。