オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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早川大輔

2007-05-06 15:00:52 | 千葉ロッテ

 

今日は雨天中止、GWの主催試合が2試合も中止になるのは興行的に厳しいでしょうね。
それもあってか、確かに午前中に雨は1度止んだのですが、天気予報からするとどう考えても厳しい天候の中で開場し、しかし開始時間直後の13時5分に中止が決まりました。
ここで去年まででしたら諸積が雨中のヘッドスライディングのパフォーマンスを見せてくれたのでしょうが、今日は何もありませんでした。
ファンも何かを期待して、かく言う私も15分ぐらい待ったのですが、肩すかしです。
三塁側で楽天の田中がサインをするなどファンサービスをしている一方で、一塁側ベンチはあっという間にもぬけの殻となりました。
開幕戦が雨で中断した時も、スタンドを沸かせたのは日本ハムの森本とマスコットのパフォーマンスでしたし、いったいどちらの本拠地かわかりません。
どうやら諸積の引退とともに、ファンサービスの魂もどこかにいってしまったようです。

実は早川が出てきてくれるかと、ちょっと期待していました。
やや演じている気がしないでもありませんが、「熱い男」早川がここでヘッドスライディングのパフォーマンスを見せてくれれば、ロッテファンの心をがっちりと捕らえられたのに、と残念でなりません。

その早川ですが、序盤から見事な活躍を見せてくれています。
昨年、辻との交換トレードが発表された時に「損なトレードだ」と思った人も多かったのではないでしょうか。
里崎・橋本がいるとは言え、金澤や青松に繋ぐまでの貴重な第三の捕手である辻を放出してまで獲得する選手なのか、これが当時の早川の評価だったと思います。
確かに捕手とともに補強ポイントである外野手ですし、地元出身選手でもありますし、バレンタイン監督好みの俊足巧打の選手ですから、間違った補強ではないものの、やはり年齢的にも辻との交換はどうなんだろう、と私も思いました。
引退した諸積の後釜として外野の控えの位置づけなんだろうな、程度の評価です。

しかし蓋を開けてみると、開幕当初こそ評価通りの控えでしたが、サブローらの不振でチャンスを与えられると見事に結果を出し、今や規定打席に到達して3割を打ちレギュラーに定着しつつあります。
予想と期待を、いい意味で裏切ってくれたわけです。
俊足を活かしたゴロやライナーなど、叩きつけるようなバッティングを心がけているのが好結果に繋がっていると思います。

よくよく考えてみると、早川は昨年こそ結果が出ませんでしたが、一昨年までは今年の活躍が予想できるぐらいの成績を残しています。
2005年は87試合で.282、2004年には68試合で.307と3割を打ち、盗塁も14個です。
確かにロッテ戦でも痛い目にあった記憶があり、今から思えばよくオリックスも放出したな、と思います。
それだけ捕手難で、辻が欲しかったのでしょう。

藤木直人ばりの2枚目ですし、今後も人気が上昇していく結果を残してくれると期待しています。

 

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