14 小宮山悟 投手 42歳 年俸3200万円
【2007年成績】 41試合 3勝1敗0S 防御率3.99 56回1/3 65被安打 2被本塁打 12与四球 2与死球 24奪三振 被打率.297
今年は3年ぶりの勝利をマークし、42歳ながら41試合にも登板したタフネスぶりでした。
頑張っていることは間違いありませんが、しかしながらそろそろ後進に道を譲るべきとの考えは変わりません。
高木とともにリードされている展開で投入されることが多く、負け試合に若手を使いたくないというバレンタイン監督のポリシーを支える働きをしました。
今季は勝っている展開や、あるいは僅かに負けている展開で起用されるケースも目立ち、3勝は頑張った勲章です。
久保が骨折で戦線を離脱し、代わりに抜擢された吉井がダメダメであった時に、小宮山の先発起用すら話題になったほど中盤には活躍が目立ちました。
しかしシーズントータルで見ると被打率が3割近いことからも分かるとおり、充分な活躍であったと評価できるかどうかは微妙です。
小宮山は特殊な立場にいる選手です。
次期監督とも言われるように、チーム内で独特の存在感を発揮しています。
小宮山枠とでも言いますか、故障か余程の不振でもない限りは1軍が保障されています。
そして今季の成績ですから、彼の存在がチームにとってプラスであるのかどうか、これまた微妙なところです。
もちろん超ベテランが黙々と投げる姿は素晴らしいですし、彼を抜くことができない若手が不甲斐ないとも言えます。
しかし小宮山の特殊な立場を考えれば相当な力の差がなければ取って代わることが難しいのもまた事実で、今季の成績を見れば神田でも充分に小宮山の役割を果たせるであろうとの思いもあります。
小宮山はいくら頑張ってもやはり年齢からして投手陣の軸にはなり得ず、しかし神田は中継ぎで登板数が増えることで化ける可能性を秘めています。
バレンタイン監督のポリシーもあるのでしょうし、また成瀬や荻野のような成功例もありますが、やはり私は若手投手が経験を積む場として負けている展開での起用は必要であると思います。
実際、川崎は負けている展開での好投から這い上がり、今の地位を築いています。
小宮山は来季も現役であることは間違いないのでしょうが、彼が将来は監督としてチームを率いることを意識しているのであれば、ここは潔く身を引くことも必要だと思います。
今の彼は自分がかつての力を失っていることを自覚しているにも関わらず、「まだまだ若いもんには負けねぇぜ」と意地を張って若手が台頭するチャンスを潰しているように見えます。
厳しいことを言いますが、来季は現役最後の年と見極めた出処進退をしてくれることを願っています。
【オリオン村査定】 3200万円 → 3200万円 (±0%)
難しいですね…。
吉井のように完璧に力の衰えがハッキリしてしまえばいいのですが小宮山の場合、未だそこそこ1軍レベルで投げれてしまうので、つい頼ってしまう。結果、小宮山が1軍にいる事で若手のチャンスの芽を摘んでいる‥。
確かにチームの精神的支柱になっている部分もあると思いますが、小宮山の役目をそろそろ若手に経験させてもいい頃かなぁと感じます。
小宮山自身が潔く身を引いてくれればいいのですが‥。
吉井は論外としても、小宮山の役割をもう少し他の投手に担わせたかったですね。
>富山マリンさん
小宮山が他の若手と同じ土俵で勝負して勝ち抜いたのであれば、それは賞賛に値します。
しかし残念ながら、まず小宮山ありきであったことは否めません。
来季はがちんこ勝負で若手とぶつかって欲しいと思います。
言い換えれば、41試合も起用しなければいけない程、今期の投手台所事情が苦しかったことも言えると判断します。
楽天戦の1勝目はチームに非常にプラスな1勝だったと思います。ヒーローインタビューでの『これ終わったら、成瀬におしおき』みたいなコメントが印象に残っております。
小宮山の代わりになれる選手を試せない、1軍枠を抑えておかないといけないところには、非常に判断に困ります。結局、今年は荻野(1軍定着)・大嶺・中郷の3人しか『1軍初登板』を見れなかったのも『小宮山枠』の影響だったと思います。
2軍もあの様な成績だったことから、いっそのこと黒滝なども『経験』させる意味での1軍登板があってもよかったかと…。しかしこの枠の影響でそれもままならなかった様な気がします。
来期については『小宮山を外さざろうえない』状況が出来れば、チームもかなりいい位置にはいけないと判断します。
あれだけ節制されてる方でも『お腹のぷっくり感』を見ると年齢を感じてしまいます。
余談ですが、次期監督になった際に『牛島さん』を連れてこないこと強く希望します。理由はオフにゴルフ番組出演三昧だったにも関わらず、シーズンは怪我続きで登板出来なかった様な方が『指導』なんて出来る筈がないという私の持論からです。
が、小宮山に関しては意見が反対です。
小宮山は、まさに特殊な役割にいます。
彼や喬木を追い抜けない若手が歯がゆいという気持ちもわかりますが、ボビーのポリシーがある以上、必要不可欠な存在であると思います。
川崎の台頭に関しては、基本的には勝ちパターンで使われていました。
稀に小宮山、高木の後に負けパターンでも投げていただけかと思います。
今年はマサ、藤田、薮田の後ろ3人が機能しなかった事が、V逸の原因であったことは明らかです。
逆にボビー方式で、川崎、荻野は育ってきました。
その影には小宮山、高木の存在があったかと思います。
プロ野球選手として、もっといい場面で投げたいと恐らくは両投手とも思っているでしょう。
それがありながら黙々と投げ続ける小宮山が、来年進退を見極めるというのはどうかと思います。
逆に言えば、その役をこなせないと感じたからこそ、藤田は放出されたのでしょう。
長文失礼しました。
あの「これから成瀬を説教します」とのヒーローインタビュー、あれは小宮山の照れだと思い微笑ましく見ていました。
小宮山が監督になった場合、師と仰ぐ牛島を入閣させる可能性はありますね。
球団としてもOBで知名度も高いので、きっと受け入れるでしょう。
かと言って後輩監督の投手コーチはやりづらいでしょうから、監督経験もあることでヘッドコーチとしての入閣が予想されます。
現役時代のサボタージュもありますが、あれはあれで金田監督の下で働きたくなかったとの話しもありますから、まあ大目に見ようと思います。
>柏マリーンズさん
川崎は開幕から10試合で勝っているあるいは同点での起用は3試合、逆に荻野は7試合です。
川崎が勝ちゲームで台頭してきたというのは違うのではないかと思います。
バレンタイン監督のポリシーは一理ありますので、全く否定するつもりはありません。
しかし小宮山の今年の使い方を見る限りではそれも徹底されていませんし、単に特殊な立場の投手が一軍の一枠を占めているように思えます。
負けている展開で投げる投手はモチベーション維持が大変ですし、黙々と投げてくれるベテラン投手には頭が下がりますが、チームとしての長期的な育成を考えた時にそれが正解なのかどうか、個人的には疑問の方が大きいです。
だからこそ、将来的にチームを率いる立場に立つであろう小宮山がそのことを理解していないとも思えず、進退云々の考えに至りました。
まあ、あれですね、お互いに若い選手には早く一人前になって欲しい気持ちは同じですし、早く小宮山がいなくなっても大丈夫な環境にしてあげたいと思うところも一緒ですね。お返事ありがとうございました。