オリオン村(跡地)

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参議院選挙は民主党圧勝

2007-07-30 02:27:38 | 独り言

注目された参議院選挙は民主党が圧勝しました。
現時点で59議席ですから最終的には60を越えるかもしれず、地滑り的な圧勝だと思います。

そもそも小泉の舌先にのって衆議院で自民党に圧倒的勝利を与えてしまったのが間違いで、その振り子が大きく元に振り戻った感じです。
改革には痛みがついて回るとのもっともらしい言葉を信じた国民を裏切るかのように、痛みしかない自己満足な改革でしかなかったことがようやくはっきりとしてきたことで、国民の怒りが爆発したと言うところでしょうか。
小泉に続いて選挙の顔として選ばれた安倍が、2月に民主党に年金問題を指摘された時に「問題ない」と答弁し、松岡前農相や赤城農相の事務諸費問題の際にも「適切に処理されている」とコメントした状況判断力の致命的な欠如に、さすがの国民もNOの意思表示をしたわけです。

民主党は勝利したと言うよりは、相手の失点で勝ったようなものですから、今後が正念場と言えます。
これだけの争点がありながらも投票率は前回を上回ったものの60%には到達しないようですから、自民党支持層の消極的支持、投票棄権などもあったのかもしれません。
いずれにせよ無党派層の支持をいつまで引き留めることができるのか、今後の戦略が次の衆議院選挙に大きく影響しますので、ここで失敗すると期待感が裏目にでて惨敗になりかねませんから現実的な議論を進めて欲しいところです。
私は民主党を支持しているわけではありませんが、衆議院の圧倒的多数を背景にした自民党の傍若無人にストップをかけるためにも、唯一の受け皿である民主党に頑張ってもらわなければならないと思っています。
いくらなんでも調子に乗りすぎた、最近の自民党の暴走を見るとそう思わざるをえません。

これで何かが変わってくれればいいのですが、安倍首相は続投を表明したそうです。
中川幹事長、青木党参院会長、片山党参院幹事長が軒並み辞任表明をする中で、手足がなくなるのに頭だけ「美しい国造り邁進する」と言うのは滑稽でもあります。
党内運営も困難を極めるでしょうし、国会運営も多難が予想されるだけに、辞任する方が楽な中で続投を選択したのは宇野元首相と同じに政治生命が断たれることを恐れたのかもしれません。

いずれにせよ、小泉や石原慎太郎が選挙応援をすると「彼が言えば何とかなるような気がする」「彼の言葉には説得力がある」と軽く思ってしまう国民性ですから、国民が何を望んでいるかを敏感に察知すれば失地挽回はそう難しいことではないでしょう。
何より、これだけの状況で投票に行かなかった人が4割をこえるわけですから、この国民あってのこの低レベルの政治家というのは仕方がない話です。

年金の再審査請求が始まったようですが、第一の審査ポイントを参院選挙で投票したかどうかにするのはどうでしょうか。
私は選挙権は権利であると同時に義務であると考えており、しかもこれだけ選挙の争点に年金問題がなっている中で棄権した奴らに年金を支払う必要ないと思います。
やや過激はありますが、こういった行動しないくせに文句だけは言う連中が日本をダメにしているのです。

明日以降、年金問題も含めてどういった政局運営になるのか、注目していきましょう。

 

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2 コメント

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Unknown (ビタミンM)
2007-07-30 23:30:11
はじめまして。
いつも読ませていただいています。
安倍は今の状況ではやらざるをえないのでしょう。
そんなことよりも明日の先発が吉井とでてしまったことが信じられません。しかも年に一回のビアスタですからビールもまずいでしょう。
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お返事 (オリオン)
2007-07-31 01:13:46
こんにちは。
いつもご愛読いただき、ありがとうございます。

明日のビアスタジアムは、泥酔して全てを忘れるためにあると思うしかないですね(笑)
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