ロッテの新外国人選手の話題が伝わってきました。
井口の獲得などは片腹痛く、地味にテストをした上での獲得となります。
ロッテ、バーナム内野手をテスト (11/3 サンケイスポーツ)
ロッテは3日、ことし台湾プロ野球のラニューでプレーしていたゲーリー・バーナム内野手の入団テストを行った。
4日には今季米大リーグ、マーリンズ傘下3Aのアルバカーキに所属していたチェイス・ランビン内野手のテストも行う予定。
新外国人選手を獲得に向かう姿勢は買いますが、この時期にテストで獲得するようなレベルの選手では多くの期待をするのは無理なような気がします。
そもそもチームとして必要なのは内野手なのか、確かに終盤に怪我人が続出して苦労はしましたが、どうも方向性を誤っているように思えてなりません。
アブレイユや呉、そしてベニーの動向が不確かではあるのですが、必要なのは投手と外野手だと考えます。
Gary Burnham (La new-Bears公式ホームページ)
こんな顔をした、今年34歳の左投げ左打ちの選手です。
ラニュー熊と言えば呉の所属していた球団で、台湾球界では今年も優勝した強豪チームです。
そのチームでクリーンアップを任され、.323の10本塁打ですから好成績と言ってよいでしょう。
登録は外野手ですが、どうやら主に一塁を守っていたようです。
Gary Burnham (CBS SPORTS)
見た感じ、メジャーの経験は無さそうです。
と言いますか3Aでも目立った成績は残しておらず、年齢的に厳しくなってアジアに流れてきたといったところでしょうか。
今年の成績ですからアジアの野球には合ったのかもしれませんが、韓国ならまだしも台湾ですからレベル的にどうかとも思います。
台湾でもそうでしたが、三振が少ないタイプでスラッガーではなくアベレージヒッターという感じです。
他でも調べましたが守備はやはり一塁が専門のようで、アベレージヒッターの一塁を守る外国人選手は不要ではないか、というのが初見での感想です。
Chase Lambin (albuquerquebaseball.com)
こちらはランビンで、29歳のスイッチヒッターです。
やはりメジャー経験は無いようで、今年は3Aで.300の14本塁打とやはりアベレージヒッターのようです。
Chase Lambin (thebaseballcube.com)
本職は二遊間のようですが、三塁も外野も守れるユーティリティプレーヤーだと思われます。
かと言って好守というわけでもなく、まあリック・ショートみたいな感じでしょうか。
メジャー経験があれば活躍するわけでもなく、日本野球にフィットして意外な成長を見せるかもしれませんが、どうもジャックとスパイクといった匂いが漂っています。
いずれにせよ米球界から6年も離れたことで、バレンタイン監督ルートの外国人選手の獲得が難しくなったことだけは間違いないと思います。
あまり成功率が高くはないバレンタイン監督ルートではありますが、3A出身の長身左腕であればヒルマン、セラフィニと結果が出ていますのでそちらに期待をしていたのですが、既に無い物ねだりの状況になってしまっているようです。
ロッテ・ズレータ退団決定的、ボビー示唆 (11/3 日刊スポーツ)
ロッテのフリオ・ズレータ内野手(33)の今季限りでの退団が2日、決定的となった。
千葉商科大で講義を行ったバレンタイン監督が、受講生との質疑応答の中で「この2年間のミスは、一番高い額を使ってズレータという、ひとりの選手に頼ってしまったこと。本来なら若い選手に使うべきで、大きな失敗」と話した。
シーズン終了後、同監督の起用法について批判的な発言をしていたズレータの去就が注目されていたが、指揮官の来季戦力構想から外れていることが明らかとなり、退団は確実となった。
来る人がいれば去る人もいるわけで、しかしズレータの去就がまだ決定していなかったとは知りませんでした。
今さら残留などの選択肢があるとは思っていませんし、何を今ごろ言っているのだろうかという感じです。
一番高い額という自爆的な発言もあったようですし、巨人の批判など言いたい放題だったようで、こういう講演は是非ともナマで聴いてみたいものですが、通訳を介してでは今ひとつ臨場感に欠けて実は面白みがないかもしれません。
ロッテの代田が引退 (11/3 時事通信)
ロッテは3日、代田建紀外野手(34)の引退と、2軍外野守備走塁コーチ就任を発表した。
近鉄、ヤクルトを経て2003年にロッテに移籍。
今季は代走で2試合に出場した。
去る人と言えば、代田の任意引退が発表されました。
私の戦力外リストには載っていた選手ですので驚きはありませんし、むしろ遅すぎた発表であったとすら感じています。
フェニックスリーグに派遣されながらも、この時期に引退発表ですから何があったのかが気にはなります。
まさか入団が未確定の長野の影響でもないでしょうし、フェニックスリーグでの結果が思わしくなかったのか、あるいは南や早坂らの成長の跡を見届けることで代田に引導を渡したのか、何にせよ野手がまた減ったことだけは確実です。
驚いたのは2軍の外野守備走塁コーチに転出することで、例によってOBで安く済ませる算段かと頭が痛くなってきます。
昨日まで同じ土俵で1軍を争っていた選手が今日からコーチですと言われて指導に素直に従えるのか、しかも若手を納得させる実績があるわけでもないですし、このコーチ人事に単なる頭数を揃える以上の理由が見いだせません。
強いて挙げれば解雇を乗りきって復帰したという、諦めない精神の注入といったところでしょうか。
仲良しクラブであるロッテにはもしかしたら一番必要な人材かもしれず、物怖じ無く指導してくれればいい結果がでるかもしれません。
選手としては成功できなかった代田ですが、コーチとして結果を残せるよう頑張ってもらいたいものです。
中村公、起用法不満で退団申し入れ (11/2 スポーツ報知)
中日・中村公治外野手(27)が1日、ナゴヤ球場を訪れ、首脳陣に退団を申し入れた。
秋季練習を突然欠席した中村は、起用法などの不満を理由に、高柳2軍打撃コーチらと話し合いの場を持った。
会談内容は明らかにされなかったが、近日中にも自由契約選手として公示される見込みだ。
この日、ナゴヤ球場に姿を見せた伊藤球団代表は、「私は何も(現場から)聞いていません」と話したが、前代未聞の申し出だけに、退団は決定的。
他球団への移籍を模索することになりそうだ。
中村公は2003年のドラフト5巡目で東北福祉大から中日に入団。
落合監督からも右の大砲候補として期待を寄せられていたが、5年間の通算成績は56試合に出場し、1割8分1厘、6打点(本塁打なし)。
そうなると外野手の補強に走りたいところですが、うってつけの選手が浮かび上がってきました。
この中村公は某仮想ドラフトで私が指名した選手で、大柄ですが足も速く、年齢的にも可能性を秘めていると思います。
中日は過去にも鉄平、仲澤、田上、小山と余力のある選手を惜しみなく他球団に譲渡した実績のある球団ですから、自由契約として公示される前に迅速に金銭トレードの交渉をすべきだと考えます。
ネックは同じ右の外野手を獲得することで長野が態度を硬化することで、かと言って長野が態度を明らかにするであろう社会人野球日本選手権後では既に中村公の移籍先は決まってしまっているでしょうし、なかなか頭の痛い問題です。
ロッテがどういう行動を見せるのか、かなりの興味を持って注目したいと思います。
サブローが抜けたときのために、外野手がほしいです
あと、先発左腕も
そういう意味でもオリオンさんの仰るとおり中村公はうってつけの人材だと思いますし、個人としては日ハムを戦力外となった中村泰投手なんかもいいかと思います。
ロッテで優勝を目指すというのも充分に発奮できる材料だと思うんですけどね…米国と何が違うのでしょう?
新外国人については面白そうなので良いのではないでしょうか。何にしても、挑戦してみるのは大事な事で、それは球団にとっても同じ。最悪打撃なら博打になりますけどパスクチも良いかと。今なら少しはよくなっているかもしれませんし
サブローは堅守、俊足という点では日本でもトップレベルにあると思います。しかし、(得点圏打率を除けば)打撃面では到底メジャークラスには及びません。総じて39歳の元フィリーズ田口の現時点でのレベル程度でしょう。それを承知で獲得に出る球団があるとは思えません。これは、ロッテファンとしては、ある意味、(認められずに)残念な面もありますが、現実なので仕方がありません。あとは本人の意向次第で、マイナー契約覚悟での渡米になる可能性もあるように感じます。
代田は足のスペシャリストで、守備も悪くない選手でした。が、やはり、ロッテ特有の守れるが打てない外野手なのが残念でした。それでも、守備走塁コーチとしてはその経験を十分に活かして後進の指導に当たって欲しいと思います。ズレータは論外。口とパフォーマンスだけは達者ですが、弱点が見え見えであり、王氏のように手綱を引き、強く指導できるコーチが居なければ、到底打てません。態度が悪くてはチームの結束力に関わるので、解雇は遅すぎる対応だと思います。ズレータ資金を他に有効活用すべきです。
さて、補強点ですが、やはり先発・中継ぎの左腕及び、外野手またはDHの大砲でしょう。微かな可能性として、パスクチを蒼星石さんは挙げられておりますが、私としてはM.フランコなら安く、年齢も加味して単年なら中距離砲として期待できる気がします。あとは、和製大砲+守備固めでしのぎ切るとか。そうなりますと、長野の動向や入団しても、一年目からの活躍ができるかどうかという可能性も考えて、もう一枚欲しいところです。左腕投手も日本球界全体で、すでに手薄感がありますので、こちらも助っ人頼みにならざるを得ないかと。または、豊富なソフトバンクからトレードで獲得をするとか。とりあえずは、自前でドラフト補強し、育成しないことには先がありません。成瀬、高木、川崎に続く先発1枚、中継ぎ2枚は欲しいところです。
思えばFWSで最後にハイタッチしたのも彼でした(笑)でもお下がりで狙うならブラゼルでしょうね。
この新外国人候補はスパイクレディーゴーもそうですが、最近横浜によく入団するような選手達みたいです(苦笑)
この様子では、ズレータに替わる大物外人の補強はせずに、ズレータ特別会計の分は、球団の赤字削減に回りそうですね。
私は、それで良いと思います。
来シーズンの助っ人は、
ホセは、セカンドとDH専任(一塁は避ける)
ベニーは、代打とDH専任(外野は避ける)
ブライアンは、中継ぎフル回転(故障しなければ)
それに加えて、やはり、セラフィニの様な「先発・中継ぎ左腕」を一人欲しいですよね。補強の左腕が実質木村一人では厳しいでしょうから。
あと、できれば、「外野と一塁ができる打者」スイッチのアベレージヒッターが欲しいですね。
つなぐ四番サブローの活躍と福浦の復活とが、シーズン通して実現すれば不要だとおもいますが、なかなかそうも行かない状況なので・・・
外人はシコースキー、ベニーの2枚で充分でしょう。余った資金は清水の複数年契約と横浜高の2年生4番筒井を獲る時まで取っておきましょう。
台湾の成績だと、実力がよくわかりませんね。
小坂を戻す案は良いと思います。
小坂は巨人よりもロッテですよ。
彼がいれば、虚弱な西岡を休められるし、そもそも彼の存在そのものがチームの守備意識を高めてくれると思います。
橋本の残留は良かったですが、今度は里崎との兼ね合いですね。
ヘタな外国人使うくらいなら2人を捕手とDHで出すべきかもしれません。
しかしその場合、みんな10本くらい打つけど、大砲がいないオーダになりますね。
ベンチ内采配では??の部分も感じられるボビーですが、千葉地元でのファン作りでは模範となる活躍をされているので、今後監督業を離れても後方支援でサポートしてもらえると嬉しいですね。(給料が・・・無理か)
補強の事ですが、思惑は皆さんのおっしゃる通り!
又、ベテランの捕手も欲しい所なので楽天戦力外の木村選手の調査も是非球団にお願いしたい!ノムさんが使わなかった理由が何か??そこは判りかねますが。