18 清水直行 投手 32歳 年俸1億9000万円
【2007年成績】 25試合 6勝10敗0S 防御率4.78 145回 189被安打 15被本塁打 39与四球 6与死球 101奪三振 被打率.318
5年連続2桁勝利とは言いながらも昨年などはギリギリの10勝でしたから、下降線に入ってしまっている認識は本人もファンもあったはずです。
しかし今年ここまで一気に崩れるとは、なかなか予想できませんでした。
今年の清水が良かったのは開幕戦の2回まで、極端なことを言えばそんな感じです。
元々高めに力強いストレートを投げ込むスタイルですので被本塁打の多さに驚きはしませんが、この被安打の多さには力の衰えを感じざるをえません。
規定投球回に達するほどのイニングを投げて、1試合あたりの被安打が11.7本ですから勝てるわけもありません。
この傾向はCSに入っても変わらず、ピシッと抑える場面に出くわすことが珍しくなりました。
必ずしも力で押すタイプではありませんが、それでも清水の持ち味はストレートです。
ただナチュラルシュートする嫌いがあるため、コントロールミスで真ん中に入ってしまい大怪我をすることが多いのが難点ですが、それでもストレートに威力さえあればスライダーなどを駆使して割と打たせる投球ができた投手でした。
しかし今年はストレートにキレが無く、そのせいで変化球での緩急がつけられないことで単調なピッチングになってしまいました。
緩急という意味ではチェンジアップ習得を拒否した、これは小林雅と同様にストレートの威力が落ちるからという理由らしいですが、この影響も大きかったように思えます。
とは言え何にせよストレート、彼が復活するにはまずストレートのキレを取り戻すことが第一です。
元々が力でねじ伏せるタイプではないだけに、大幅なスタイルチェンジは難しいように思えます。
今のスタイルにチェンジアップを交えながらも、それでもストレートを軸にしたピッチングを目指すのがよいと考えます。
月並みではありますが走り込むこと、長いイニングを投げられない今年を反省するのであればスタミナをつけることが必須です。
3イニング目ぐらいになると上体が立ったまま手投げに近い形になることが多いのは、コントロールに意識が行き過ぎていることと合わせて下半身の粘りの無さが原因だと思います。
YFK崩壊により清水に抑えを期待する声もありますが、それもこれもかつての輝きを取り戻すことが大前提です。
今年のようなピッチングを来季もするようですと抑えはおろか、中継ぎですら出番がなくなる可能性があります。
阪神とのトレードなどとの報道が出てしまうぐらい、「元エース」と言われてしまうぐらい、清水にとって屈辱的なことはないはずです。
意外ですが誰よりもチームを愛する男であるらしいので、まさに来季は「やるしかないねん」の気概で復活してくれることを期待しています。
【オリオン村査定】 1億9000万円 → 1億4000万円 (▼26%)
とにかく年間通して「力のあるボール」が投げれなかったと言ってますが、2軍に落とされなかったのが不思議なくらいで、いつまでたっても復調の気配がないので7月くらいからは清水直の登板試合は負け試合と諦めてました。
来季は絶対に完全復活!それしかありません。
本人も来季がプロ野球選手として正念場だと思っているようなので、しっかり調整し、先発として完全復活してくれると信じています。
老け込むにはまだ早い!
今年の清水直さんは味方のエラーで、後藤にHR打たれて、交代タイミングの悪さでマウンドでコーチに不満ぶつけたり、常に『イラついていた』イメージがあります。
本来なら『エース』であるので、先発での復活に期待でしょうが、CSでもそうでしたが、後ろの方がいいのかなぁ?と思ってます。
そもそも清水直さんがエースを勝ち取るキッカケは『中継ぎ』だったと記憶しています。
コバマサがかなり高い確率でチームを去りそうなので『原点回帰』の意味を込めて、来期は『抑え』で復活してほしいです。
一言でいえばただ投げているだけというピッチングばっかりでした。ストレートは伸びがない、変化球もキレがない、そして、マウンドなどでキレまくるという最悪な状態がずっと続きました。衰えという考えもありますがこれは下半身と精神が弱いだけというふうにしか見えません。2軍に落とす方法もありましたが今考えると落としても変わるのか保証できないので何とも言えません。ベニーなどが落球したときこそ成瀬みたいに絶対に抑えてやるという気持ちを持ってほしいです。来季も先発としてやるのが一番だと思うので復活を望みます。
清水がこんなに精神がもろいのはこの高額な年俸もいけないと思います。普通に考えて清水の年俸は高すぎです。何か黒木みたいにタイトルを取ったことがあれば話は別ですが清水はこれまでタイトルは特に取っているわけでもなく毎年防御率はあまり良くありません。ということで、1億円以上の選手に制限されている40%ぎりぎり下げて欲しいと思います。
毎度毎度打たれた後に同じコメントを聞くのが辛かった今年でした。
必死にやっていることはわかるものの結果が全ての世界ですから、高給取りと言うこともあり弁解の余地はありません。
そういう意味ではグダグダと言い訳をしていた吉井に比べれば、清水は潔かったと思います。
来季ダメなら終わり、そのぐらいの思いでプレーして欲しいですし、実際問題ダメなら終わりそうな気がします。
>HJMさん
あの打たれた時の情けない表情、首を傾げる姿、あれが何とも腹立たしかった今年の清水でした。
納得のいくボールがいっていないのかもしれませんが、あれでは相手打者に舐められるだけです。
虚勢を張るぐらいの姿勢が必要かと思います。
両小林と同様に、仰るように清水も中継ぎからスタートした投手です。
そういう意味では経験のあるポジションである抑えですが、やはりまずは復活が先決です。
ストレートにキレを戻すこと、先発か抑えかはあとはスタミナとの相談でよいと思います。
>ビタミンMさん
何だかんだ言っても6勝はしたので、5000万程度のダウンがギリギリかなと思います。
それでも1億以上は納得がいかない部分もありますが、今まで積み上げてきた実績に対する評価と考えればよろしいかと。
来季がダメなら半減も仕方がないでしょうね。