ロッテ打線がダルビッシュを粉砕し、沖縄出身の大嶺が北海道でプロ初勝利を挙げるという話題性充分の展開になること、昨日の願いがまさにかなった試合でした。
大嶺が日本のエースに投げ勝ってのプロ初勝利、ロッテのU-20コンビに輝かしい未来が見えてきました。
中盤までは好投しながら味方打線の援護が無く力尽きる、今までと同じ様な展開になるのではないかと今日もヤキモキしましたが、ついに神様は大嶺に微笑んでくれました。
ダルビッシュ、しかも内ダルに投げ勝ってのプロ初勝利は、大嶺の門出にはこれ以上のものはない勲章です。
今までの不憫すぎる敗戦は、この輝かしい1勝のための演出であったとさえ思えるぐらいです。
コントロールを意識するあまりに持ち味のストレートの威力が落ちるのではないかとの懸念を払拭するかのように、今日のストレートには力がありました。
しかも制球で破綻することもなく、カウントを悪くしても粘り強いピッチングで切り抜けていく姿には大いなる成長の跡が見られました。
型さえ自分のモノに出来ればストレートの威力は戻ってくると信じていましたから、今日のピッチングは非常に嬉しいです。
80球あたりから威力が落ちてくるスタミナ不足は今後の課題ですが、ヒーローインタビューで語っていたように、唐川と競い合ってチームを引っ張っていって欲しいと思います。
今日のダルビッシュはコントロールに苦しんでいたために本来のピッチングはできていませんでしたが、それでも要所では150キロのストレートでバットをへし折るわけですからさすがでしたし、だからこそ内ダルを撃ち落としたことには大きな価値があります。
4月の千葉マリンでも渡辺俊が乱調であったために負けはしましたが、打線は10安打を放ってダルビッシュを捉えていましたから、ダルビッシュにとってのロッテは鬼門の千葉マリンとともにイヤな存在になっていると思います。
こういった印象の悪さを投手に植え付けることは重要で、それだけに橋本の満塁アーチはいろいろな意味で価値のあるものでした。
乱調につけ込んでチャンスを作りながらも力でねじ伏せられる流れだっただけに、まさに値千金という言葉がピッタリだと思います。
複雑な心境ではあるのですが、今日の小宮山には素直に感謝しなければならないでしょう。
危なく大嶺の勝利を消しかけた久保の乱調を救った小宮山には、大嶺は足を向けて寝られないと思います。
あの場面で小宮山を起用するとはバレンタイン監督も腰が据わっていると言いますか、正直なところ何を考えているかわかりません。
普通に考えればシコースキーであったと思うのですが、満塁の場面でしたから押し出しが怖いと考えたのでしょうか。
しかし小宮山は昔ほどコントロールがよくありませんし、球威がないために犠牲フライを打たれるリスクはかなり高かったでしょうから、やはりギャンブルであったとしか思えません。
今日の結果で小宮山が大事な場面で起用され始める、そういう流れになるのかが今後の大きな注目点になりそうです。
カードの初戦を落としての勝ち越しは、チームの状態が上向きである証左です。
打線は拙攻、中継ぎ陣も一時期の安定感が怪しくなってきた、などと不安材料はありますが、勝負強さが戻ってきたことは確かだと思います。
予想したとおりにソフトバンクは左を3枚投入してきそうですが、ここを勝ち越しで乗りきればCSが現実的なものとして見えてくることでしょう。
そのためには根元、大松、福浦の力が絶対に必要だと考えますので、今度こそ彼らをスタメンから落とすことなく戦いに臨んで欲しいと思います。
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久保がまねいた1アウト満塁の大ピンチ、まさに断崖絶壁に車を置いての後よろしく状態で見事な火消しだ!勝負強い森本をスライダーで浅いライトフライ、
工藤をピーゴロにしとめた。この修羅場を切り抜けられるのは小宮山しかいないとBS解説の武田も言ってました!
橋本もノーアウト満塁がツーアウト満塁となり、0点で終わるかという所でのホームラン!素晴らしい!
FAでどっか行かないで欲しい!
大嶺もダルとの投げあいで勝ったことは何よりの自信になったことであろう!石垣島から一番遠い初夏の北海道での記念すべき1勝!
唐川も大嶺もスタミナ面にまだまだ不安がありますね(年齢を考えれば当たり前ですが)今年ローテを経験したことで来季以降の成長に期待です。
打線は案外普通にダルから安打を放ちました。この好調は本物です。だからこそきっちりと1点を取りにいってほしいんですがね。ハムとの試合はロッテの野球下手が浮き彫りになって嫌ですわ。
そしてなんといっても橋本選手の一発。前の二人がぐうの音も出ないストレートでねじ伏せられたのに対し、ストレートに強い橋本選手がスタンドまで運んだのは見事でした。
橋本選手が今年絶好調なのはFAがかかってるからでしょうか?DHとして、もしくファーストとしてでも残したい選手。あの打撃センスは、福浦選手に次ぐものだと思うので、他チームに獲られるのはもったいないな。
大嶺は安定感ありますね。先発して4試合しっかりゲームを作っているのは立派でダルと投げ合っての初勝利は見事でした。
橋本、地獄から天国へ起死回生のホームラン見事でした。ますますFA流出は避けなければと感じました。
今日は全体的についてました。4回の稲葉の当たり完全にフェンスに当たってました‥あれは審判4人制の弊害で遠目にはダイレクトで捕ったように見えます。
日ハムファンの心情を考えると大嶺の初勝利に水を差すようで残念な気もします。
小宮山、仕事しましたねぇ!しかし、あの場面で小宮山投入とは驚きました。ダル相手にも強攻、強攻ですからバレンタイン采配は摩訶不思議で読めません‥。
ほんとうは、川崎、荻野の前にでてきた久保が贈らなければならない勝利だったのではないでしょうか?
せっかくリリ-フに道を見つけ出せたかに見えたのに、このざまじゃあきまへん!一体、ロッテにおける自分の役割はなんなのか、今日はすすきのあたりで小宮山にみっちりとお説教を喰らってください。
それにしても、ダルと大松、今江、橋本の勝負はしびれました。まさにプロの熱い闘い!
160球投げた気迫のダルにも拍手!
大嶺は素晴らしかったです。小宮山も橋本も早川も、みんなよくやった!手を叩いて喜んだ場面が多い試合でした。しかしファイターズとは胃に悪い試合が多くて、疲れます。
しかし先日の楽天の田中と同様、ダルビッシュに165球とは梨田は何を考えているのか。本人が投げたいと言ったから、というコメントは聞きたくありません。
しかし、あのボッツという選手、スイッチだけどアメリカ時代から左打席よりも右打席の方が成績がいいらしいので、川崎からシコースキーまたは伊藤に敢えて代えても良かったかも。
橋本のグランドスラム、痛快でした。4月30日のマリンで橋本がダルから打ったホームランもストレートだったと記憶していますが、橋本はストレートに強いしあのスイングで当たったらスタンドまで行きます。大松、今江とストレートで三振を取り橋本までストレート勝負したのは、ダルが自分のストレートを過信? ストレートに強い打者はいますって。五輪で里崎はダルに勝負どころで変化球を投げさせられるだろうか?
大松の捕球?に、早川の2つの好守備。今日は久保が不調だったが、満塁で小宮山の好リリーフ。大嶺にもやっと運がむいてきました。
ダルを撃破して勝ち越しで借金3。左3枚ならべるだろうソフトバンク戦を勝ち越せるかが重要ですが、たぶん橋本、根元、福浦を先発に使わないだろうと思います。使ったほうが部がよいと思うのですが、もう勝ってくれればOKです。まず5割が願いです。