オリオン村(跡地)

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オフが動き出す

2018-10-15 01:20:02 | 千葉ロッテ

昨日に今季最終戦が終わったばかりですが、小林コーチ、金森コーチと来季の契約を結ばないと球団が発表をしてオフが動き出しました。
投手については井口監督から全権委任、という名の丸投げがされているとも言われていた小林コーチはリーグ5位の防御率と低迷をした投手陣の責任を取らされる形なのか、実際問題として特にリリーフ陣の一点集中の過負荷が中盤戦以降の失速に繋がった感は否めませんので仕方のないところなのでしょう。
ただブルペン担当の清水直コーチとの配置転換で状況改善の兆しがあったのに短期間で元に戻してしまったのは井口監督の判断のはず、詰め腹を切らされたような気もします。
あるいはお友だちの倉野招聘の目処が立ったことでのお役御免なのか、後任が決まればそのあたりの事情も見えてくるかもしれません。
いずれにせよ小林コーチがそのままのポジションで来季も、には賛成できなかったので退任という形はともかくとして悪い手ではないと思いますが、しかしそれが誰になるのであっても丸投げは論外、細かなところは任せるにしても大きなところは井口監督がしっかりとグリップをしなければ同じことの繰り返しです。
一方の金森コーチは前日に楽天入りが報じられたことから本人からの申し出によるものなのかもしれず、そもそもが井口監督の師匠として球団が忖度をしたような感じもありベンチでの距離も微妙なところがありましたので、もしそうであれば強い慰留もされずの退団なのでしょう。
その金森打法は前任のときに比べれば一様に押しつけなかったのであろうとは荻野が染まりきらなかったことから好意的に見ていましたし、中村や井上が手元までボールを引き付けられるようになったことでの広角覚醒に一定の評価もしていましたが、残念ながら今のロッテには宝の持ち腐れ、その指導を大きく活かせたとは考えていません。
どうしても手元まで引き付ければそこから力負けをせずに振り抜くスイングスピード、パワーが必要になり、しかしロッテにそれができる選手がほとんどいないのが現実です。
それが金森打法のせいだけではないにしても昨日の試合が顕著でしたがどん詰まり、ポップフライの多さの一因にもなっていたような、あれだけ鋭い打球を右中間に放っていた鈴木の失速がその典型的なもので、生真面目な選手ほど取り入れる、入れないを考えずに愚直に学んでしまったような気がします。
来季はホームランラグーンの導入でフライボール革命に走らなければならないことからして、そうなればこちらも後任が誰になるかがポイントになりますが、まさかの堀コーチなのか大村コーチがいよいよ一軍なのか、はたまた外部から引っ張ってくる当てでもあるのか、金森コーチに逃げられた形での後手後手でないことを願わずにはいられません。
そして金澤が二軍バッテリーコーチに就任との報道も、鶴岡コーチとの二枚体制なのかこちらも退任見込みなのか、ただ正直なところ若手へのアドバイスを今岡監督が評価ともありましたが捕手としての実績がそれほどにある金澤ではないので正直なところ不安と言いますか、やはり捕手失格で野手転向をした吉鶴を思い出してしまいます。
それよりも何よりも細川の獲得報道にうんざり、一昨年にもやはりそんな報道がありましたがその人間性がキライなので、飛ばしであることを心の底から願います。
そうでなくとも田村に万が一のことがあったときの二番手育成が喫緊の課題のはず、捕手は経験が必要なポジションですので先がない選手に出番を与える余裕はありません。
最終盤にお試しモードだった吉田、江村が不甲斐ないからこそこういったことが報じられるのでしょうが、そうであっても細川は不要、それならドラフトで捕手を獲りましょう。



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