オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

おー、松井裕を打ち崩すとは天晴れ

2017-10-02 00:12:04 | 千葉ロッテ

1点ビハインドの九回に先頭打者の清田がツーベースで出塁をするも中村に送らせることなく鈴木も打ち上げて二死、しかしそこからドラマが始まりました。
制球定まらない松井裕は田村を歩かせて高濱もファールで粘っての満塁、大嶺翔は真ん中高めに浮いたチェンジアップを見逃さずに前進守備の島内をあざ笑うかのような走者一掃のツーベース、さらには代わった青山のやはり外寄り甘めの初球を加藤が逆らわずに流した追加点も大きかったです。
チャンスに弱い大嶺翔なのでダメだろうな、追いつけない程度の十八番で終わると思っていただけにゴメンナサイ、時折に見せるパワーの炸裂にひれ伏すしかありません。
守備のミスが多いので使いづらい選手ではあるのですが年齢的にも活躍の場を与えたい選手の一人であり、そろそろ資質だけのプレーからの脱却をしなければ大きな飛躍は望めませんので、今春には外野用のグラブを持参したのですから本人にもその意識はあるのでしょう、秋季キャンプからの本格的な外野転向をひたすらに推し続けます。
そんな最終盤の反撃だったためにHQSが報われなかった酒居はやたらと変化球が多かったのが気にはなりましたが、苦労をしながらも粘りのピッチングで五回のピンチには力のあるストレートを低めに投げ込んで銀次を見逃し三振に切って取るなど全体的には力感があり、今日は被弾もありませんでしたからルーキーイヤーの最終登板、前日の佐々木も抹消をされませんでしたから酒居にももう一度の登板があるかもしれませんが、白星は手にできなかったもののいい形で締めくくれたと思います。
来季にローテーションに入るためには攻めの気持ちをさらに強く出すことかなと、チーム内に反面教師がいますので自分を見失わないようやっていってください。
またいきなりストレートの四球だった陳冠宇はそこからイニング跨ぎの三者連続三振、最終回のスピードガンはさすがにあれな状態でしたがキレッキレなストレートは健在で来季に先発か中継ぎかを迷うところですが、やはりここは先発でいきたい、中継ぎ左腕は外国人選手を獲りましょう、それでチェンチェン大丈夫です。
これで残り試合を全敗しなければ90敗は免れる鬼門での連勝、角中の軽率なエラーで勝ち越し点を許し、チャンスにパラデスという起用を乗り越えて、2017年は暮れていきます。



一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 1 0 0 0 0 0 0 4 5 7 1

楽天

1

0

0 0 0 0 1 0 x 2 5

0

◆10月1日(日) 楽天-千葉ロッテ22回戦(楽天14勝8敗、14時、koboパーク宮城、26,430人)
▽勝 陳冠宇 27試合3勝4敗
▽敗 松井裕 52試合3勝3敗33S
▽本塁打 ペーニャ15号(辛島)

▽バッテリー
千葉ロッテ 酒居、陳冠宇、大谷—吉田、田村
楽天 辛島、ハーマン、福山、松井裕、青山—足立

コメント (13)