オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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欲しかったのは背番号22なのか

2016-12-04 01:26:28 | 千葉ロッテ

中村がミスターロッテを背負うことになりましたので田村が里崎の背番号22を継承するのは既定路線、大方のロッテファンの想像どおりの結果です。
ただ不思議なことに昨年はラジオ番組だかで「.230を打ったら背番号変更を球団に推してもらえますか」と里崎に直訴をしたなんて話もあった中で、今回にそれが実現をしたところで「球団からつけるよう言われ戸惑いましたけど」とのコメントは謙遜なのか、それとも望んでいたのは別の番号だったのか、ちょっと気になります。
ドラフトで指名をされたときの「里崎ファン」が実は嘘だったのは本人のゲロによるもので、あるいは目指す城島の2を狙っていたのかもしれません。
まあファン心理としては田村も大人になったと、里崎が育て上げた名跡を背負う重責に気持ちが引き締まっての言葉だと思いたいです。
一歩も二歩も前に出てはいますが年齢の近い捕手が多く、また球団も補強の手を緩めていませんから、さらに高みを目指す来季であることを願いましょう。


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コメント (13)

QED 熊野の残照

2016-12-04 00:57:23 | 読書録

QED 熊野の残照

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QEDシリーズもそろそろ後半戦、ということもあるのか、ややタッチを変えての熊野三山です。
タタルこと桑原崇に棚旗奈々、途中から熊つ崎こと小松崎良平に奈々の妹の沙織が合流といつもの面々ではありますが、しかし物語は神山禮子の視点で語られていきます。
この神山禮子がある意味での主人公、その冷めた視点でタタルや奈々を観察しているところのギャグ要素は空回り気味ではありますが、こういった展開も悪くはありません。

題材がまたしても神話の世界だったりもしますので、自分にはかなりハードルが高いのもいつものことです。
征服者に虐げられた民、怨霊、鬼、といったテーマは毎度のお約束ではありますが、それに加えて今回は読み方すら分からない漢字がぞろぞろと、さすがに天照大神や素戔嗚尊ぐらいは分かりますが伊弉諾尊、長髄彦、饒速日命ともなるとちんぷんかんぷん、熊野三山の家都美御子大神、夫須美大神、速玉大神なんてのもさっぱり、いずれも土豪の名前らしいのですが氏姓の繋がりが見えないので人間関係がよく分かりません。
それを紐解いてまで、が正直なところだったりもして、今回はタタルらが殺人事件に遭遇をすることもなく、その講釈を名跡紹介とともに延々と聞くことに耐えられるかどうか、自分にはやや苦痛ながらも叙述トリックな香りがぷんぷんと、それを整理をするのに頭を使いましたから、まずまずではありました。
どうやら次の作品への導入でもあるようですので、あまり間を置かずに読むことにします。


2016年12月3日 読破 ★★★☆☆(3点)


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