全豪オープン2回戦で前回ウインブルドンのファイナリストになったE.リバキナ(ランク3位カザフスタン)がノーシドーのA.ブリンコワ(ランク57位ロシア)と対戦しました。ランクからリバキナの圧勝かと思っていたら、何と物凄い接戦になりリバキナが4ー6,6ー4,6ー7で負けてしまいました。
最終セットは、6-6で10ポイント(先に取った方が勝利)のタイブレークになりました。そのタイブレークがグランドスラム最長の30分以上になりマッチポイントをお互いが交互に握り合った結果、6-7(20-22)でリバキナが負けてしまいました。勝った瞬間、ブリンコワはまさに優勝したかのような喜びようで顔を覆って泣いているようでした。終了後のオンコートインタビューで「私のテニス人生で最良の日」と話していました。テニスでは稀にこういう事が起こります。