謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
訃報は、昨日の対局中、昼休みに聞きました。
正直、対局を指す心境ではなくなりましたが、
それでも、棋士は目の前の将棋を指すしかない。
様々な場面が頭の中をよぎりましたが、
気持ちを強引に切り替えて、盤面に集中(しようと)しました。
米長先生には、理事時代の2年間、特にお世話になりました。
印象に残っていることが一つあります。
ある時、某一流企業の社長にご挨拶に伺うことを米長会長に伝えたところ、
「それでは、この人に連絡を取って、一緒に行きなさい」
と言われました。
あまりピンとこないまま、アドバイスに従ってその方と一緒にご挨拶に伺ったところ、
後にその方と一緒に行ったことが、活きてきたのです。
今、自分自身のこれまでの人生を簡単に振り返ってみて、
5年前に理事選への出馬を決意したことが、
非常に大きな意味を持っていることに気付きました。
あの時(理事選に出ることを)決断していなければ、
米長会長のもとで経験を積むことはできなかった。
本当に貴重な経験をさせて頂いたと、今はしみじみと感じています。
米長先生の恩に報いるためにも、
今後、様々な形で、将棋界に貢献していきたい。
その想いを新たにしました。
訃報は、昨日の対局中、昼休みに聞きました。
正直、対局を指す心境ではなくなりましたが、
それでも、棋士は目の前の将棋を指すしかない。
様々な場面が頭の中をよぎりましたが、
気持ちを強引に切り替えて、盤面に集中(しようと)しました。
米長先生には、理事時代の2年間、特にお世話になりました。
印象に残っていることが一つあります。
ある時、某一流企業の社長にご挨拶に伺うことを米長会長に伝えたところ、
「それでは、この人に連絡を取って、一緒に行きなさい」
と言われました。
あまりピンとこないまま、アドバイスに従ってその方と一緒にご挨拶に伺ったところ、
後にその方と一緒に行ったことが、活きてきたのです。
今、自分自身のこれまでの人生を簡単に振り返ってみて、
5年前に理事選への出馬を決意したことが、
非常に大きな意味を持っていることに気付きました。
あの時(理事選に出ることを)決断していなければ、
米長会長のもとで経験を積むことはできなかった。
本当に貴重な経験をさせて頂いたと、今はしみじみと感じています。
米長先生の恩に報いるためにも、
今後、様々な形で、将棋界に貢献していきたい。
その想いを新たにしました。
また一緒に仕事をしたい先達の訃報を聞く度に
「自分は何をもたもたしていたんだ!」と
自己嫌悪に陥ることがあります。
「また今度!」はないと思って生きなくては…
と改めて思いました。合掌。
本当ですね。
いつでもお話しできるはず、と思っていても、
そうではないこともあるのですね…。