四日市でのイベントに行きます！

来年１月３０日（土）に「ＫＯＭＡの会」主催による、
四日市で行われる指導対局会＆将棋大会のイベントに行きます。
イベント名が

「上野裕和五段指導対局会/上野裕和杯将棋大会」

となっており、はじめてのことなので照れます（笑）

このイベントの中では、
指導対局、そして「最新戦法講座」を行います。
序盤完全ガイドを書いてから、はや３年。
現在のプロの序盤戦術を理解するための、基本と最新情報を盛り込みます。

本イベントにつきましては、こちらのページをご覧ください。

地元の方をはじめ、たくさんの方に来て頂けたら嬉しいです。

機会を得る

棋王戦　対高田六段

横歩取り模様から、類型の少ない展開に進む。
将棋の序盤には無限の可能性があることを改めて実感することになった。

序中盤の拙い指し回しを咎められ、苦しい状況が続く。
差は開く一方で、終盤、こちらの玉に詰みが生じた。
…しかし、相手が錯覚によりその詰みを逃し、勝ちを拾うことができた。

内容的にはほぼ丸負けであり、たまたま結果が幸いしただけである。
反省点が山ほどあるが、次の将棋が指せることに感謝して、
また１から積み上げていきたい。

同世代が持つ感覚

竜王戦　対藤本アマ

相手の注文で、横歩取りの珍しい戦型に。
序盤から飛車角交換になり、駒組みのセンスが問われる展開になった。

お互いに妥協しない手順で一気に決戦になり、
ギリギリの寄せで際どく一手勝ちを収めることができた。

藤本君（とあえて呼ばせて頂きます）とは、奨励会の同期。
東西で離れていたとはいえ、同じ時期に修行した仲間である。
今も、会えばご飯やお茶をすることが多く、
こうした形で対局が実現したのは何だか不思議だった。

感想戦では、同じ世代が持っている感覚が共有できていた感じがして、
少し嬉しかった。