竜王戦 対宮本三段
前局と同じ、ダイレクト向かい飛車。
力戦形となり、お互いに駒組みに気を使う展開になった。
細かい読みを積み重ねて、長いねじり合いの末、
ようやく勝ちの局面までたどり着いた。
…今回は、ここからなんとか勝ち切ることができた。
正解手を逃し、詰みまで逃し、本当にひどい内容だったけれど、
紙一重で逃げ切ることができた。
相手が奨励会員だという意識は全くなかった。
関西の有望な若手と戦う、という心構えで臨んだ。
宮本君は、三段リーグで好成績を挙げながらも、
なかなか四段になれず苦戦している。
私が何かアドバイスするような立場ではないが、
彼が四段になってから、また指したいと思う。
前局と同じ、ダイレクト向かい飛車。
力戦形となり、お互いに駒組みに気を使う展開になった。
細かい読みを積み重ねて、長いねじり合いの末、
ようやく勝ちの局面までたどり着いた。
…今回は、ここからなんとか勝ち切ることができた。
正解手を逃し、詰みまで逃し、本当にひどい内容だったけれど、
紙一重で逃げ切ることができた。
相手が奨励会員だという意識は全くなかった。
関西の有望な若手と戦う、という心構えで臨んだ。
宮本君は、三段リーグで好成績を挙げながらも、
なかなか四段になれず苦戦している。
私が何かアドバイスするような立場ではないが、
彼が四段になってから、また指したいと思う。
お待たせ致しました。
相居飛車編、3月21日に発売決定です。
(マイナビブックスの紹介文はこちらです)
アマゾンでは少し遅れて、27日付けの予約が可能です。
また、将棋連盟オンラインショップでは、限定サイン本も発売予定です。
(ただし、こちらは送料がかかります)
少しでも早く欲しい、という方はお近くの書店で、
配送希望の方はアマゾン等で、
サイン本が欲しい方は連盟オンラインショップで。
それぞれお買い求め頂ければ嬉しいです。
振り飛車編を含めて、今回の企画がスタートしたのが昨年2月。
1年かけて、ようやく相居飛車編を刊行することができました。
これで、振り飛車と居飛車、一通り網羅することができます。
今回も、何人かの将棋ファンに原稿を見てもらい、
分かりづらい個所の指摘や、アドバイスを頂き、
それを元に書きなおす作業を行ないました。
また、コラムの題材をツイッターで提供して頂くなど、
多くの方の協力がありましたことを、ここに改めて感謝致します。
そして…今回の企画にあたり、念頭においた本があります。
それは、勝又さんの名著「消えた戦法の謎」です。
以前流行したのに、今は指されない。
その理由が分かりやすく書かれている本で、
奨励会時代、夢中になって読んだ記憶があります。
その後も勝又さんは、最新戦法を分かりやすく解説する本や、
将棋世界の講座等、精力的に執筆されています。
私も、自分なりの視点で同じ方向性の本が書けたら…と、
ずっと思っていました。
今回出版の相居飛車編を読んで頂き、
多くの方に、相居飛車の序盤の魅力を感じて頂けたら、
それは本当に嬉しいことです。
相居飛車編、3月21日に発売決定です。
(マイナビブックスの紹介文はこちらです)
アマゾンでは少し遅れて、27日付けの予約が可能です。
また、将棋連盟オンラインショップでは、限定サイン本も発売予定です。
(ただし、こちらは送料がかかります)
少しでも早く欲しい、という方はお近くの書店で、
配送希望の方はアマゾン等で、
サイン本が欲しい方は連盟オンラインショップで。
それぞれお買い求め頂ければ嬉しいです。
振り飛車編を含めて、今回の企画がスタートしたのが昨年2月。
1年かけて、ようやく相居飛車編を刊行することができました。
これで、振り飛車と居飛車、一通り網羅することができます。
今回も、何人かの将棋ファンに原稿を見てもらい、
分かりづらい個所の指摘や、アドバイスを頂き、
それを元に書きなおす作業を行ないました。
また、コラムの題材をツイッターで提供して頂くなど、
多くの方の協力がありましたことを、ここに改めて感謝致します。
そして…今回の企画にあたり、念頭においた本があります。
それは、勝又さんの名著「消えた戦法の謎」です。
以前流行したのに、今は指されない。
その理由が分かりやすく書かれている本で、
奨励会時代、夢中になって読んだ記憶があります。
その後も勝又さんは、最新戦法を分かりやすく解説する本や、
将棋世界の講座等、精力的に執筆されています。
私も、自分なりの視点で同じ方向性の本が書けたら…と、
ずっと思っていました。
今回出版の相居飛車編を読んで頂き、
多くの方に、相居飛車の序盤の魅力を感じて頂けたら、
それは本当に嬉しいことです。
C2 対阿部光四段
最近流行のダイレクト向かい飛車。
派手な駒交換が行なわれた後、にらみ合いが続く。
相手の攻めを丹念に受け、反撃に転じて有利を掴む。
そして、これは逃すはずがない、という勝勢を築いた。
…どうしてここから決められないのだろうと、
今もずっと考えている。
簡単な勝ちを2回も逃して、信じられない逆転負けだった。
これで降級点3つ目。フリークラスに転出することになった。
今期は前半戦がひどく、後半戦に巻き返したものの、後一歩及ばなかった。
後半戦に内容の良い将棋を続けることができたのは、妻のおかげ。
対局前日にナーバスになる私に誠実に向き合い、話を聞いてくれた。
そのため、今までよりもリラックスして対局に臨むことができた。
ここから先、自分にはいろいろな道がある。
まずは自分の将棋を見直し、基本から学んでいきたいし、
(こんなことを35歳の自分が言うのは恥ずかしいけれど)
将棋ファンの皆様が楽しめる本をまた書きたい、という気持ちもある。
その他、やりたいことがたくさんある。
応援してくれた皆様に心から感謝し、
さらなる挑戦に向けて、力を蓄えていきます。
最近流行のダイレクト向かい飛車。
派手な駒交換が行なわれた後、にらみ合いが続く。
相手の攻めを丹念に受け、反撃に転じて有利を掴む。
そして、これは逃すはずがない、という勝勢を築いた。
…どうしてここから決められないのだろうと、
今もずっと考えている。
簡単な勝ちを2回も逃して、信じられない逆転負けだった。
これで降級点3つ目。フリークラスに転出することになった。
今期は前半戦がひどく、後半戦に巻き返したものの、後一歩及ばなかった。
後半戦に内容の良い将棋を続けることができたのは、妻のおかげ。
対局前日にナーバスになる私に誠実に向き合い、話を聞いてくれた。
そのため、今までよりもリラックスして対局に臨むことができた。
ここから先、自分にはいろいろな道がある。
まずは自分の将棋を見直し、基本から学んでいきたいし、
(こんなことを35歳の自分が言うのは恥ずかしいけれど)
将棋ファンの皆様が楽しめる本をまた書きたい、という気持ちもある。
その他、やりたいことがたくさんある。
応援してくれた皆様に心から感謝し、
さらなる挑戦に向けて、力を蓄えていきます。