孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

== ポチの一人旅 「プリンスTOKUGAWAが眺めた風景」

2021年09月10日 20時25分35秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)

== ポチの一人旅 「プリンスTOKUGAWAが眺めた風景」==

今日は、NHK大河ドラマ「青天を衝け」で徳川慶喜の名代として欧州へ旅立った徳川昭武(民部公子、当時14歳)が明治になって住んだ千葉県松戸市の戸定邸へ出かけた。今日は久しぶりの晴天でした。(戸定邸:1884年(明治17年)座敷開きを行う、徳川昭武31才)

戸定邸は松戸駅から徒歩で15分程度の小高い場所にあり、まず隣接の戸定歴史館を見学。

 

施設の入り口にある表示と戸定邸の入口の門。

この歴史館の展示物は撮影禁止なので、特別展示展のパンフレット等でご勘弁。

徳川昭武が欧州で来た赤い陣羽織(よ~く見たら複製と書かれていました。そりゃそうだよね)や欧州団の関係図など興味がある展示がありました。

写真は、展示されている陣羽織を着た「青天を衝け」で徳川昭武を演じた板垣李光人さん

(下記2枚の写真は、松戸市の広報誌(松戸市x晴耕雨読)から撮影)

戸定邸の縁側(徳川昭武はこの場所に腰掛けるのが好きだったようだ)に腰掛ける板垣李光人さん、私もこの場所に座ってみました。眺め抜群です。

 

次に、戸定邸を見学。大きなお屋敷です。

松戸徳川家の総家としても使われていた家ですので、来客も多かったのでしょう。

お供の人たちが休憩する座敷も用意されています。

中に入って建物の中に石造りの蔵がありました。蔵の中には徳川の紋の長持があり、貴重品などはこの蔵の中にしまっていたのでしょう。

中庭のガラス越しの眺めもよいです。 ガラスは注意して見てみたら、何か所かのガラスは現在の工法ではなく昔の工法で作られた戦前のガラスと思える物がありました。

廊下を進むと客間として使用していた部屋があります。

廊下越しに眺める庭の景色が素晴らしいです。

徳川昭武はこの場所から庭の外の江戸川の景色を撮影したとか…

当時は建物も少ないので江戸川越しに葛飾方面、そして冬ならば富士山が綺麗に見えたことでしょう。

客間から庭(芝生、奥の方に松の木など)の眺めは素晴らしいです

客間から江戸川方面

この甲冑は徳川慶喜の甲冑をモデルに作成したもので、材料は段ボール等で作成したとの事です。

 

庭に下りてみました。庭の公開は、現在はコロナの関係もあり月3日間のみです(10,20,30日)。 今日は久しぶりの「青天を衝け」のような初秋の晴天日でしたので庭も見ごたえがありました。

庭から戸定邸の建物の眺めです

東屋(この東屋の場所は無料で入れる場所です)から江戸川の眺め

徳川昭武は徳川慶喜とこの場所でカメラ談義していたのではないでしょうか…

眺めがよかったので、私は、ちょっとだけ430MHzのトランシーバでワッチ。