反抗期の子供がイラついて家の壁をパンチし、
壁に穴が開く、てな類の話、ごまんと聞く。
怒りに任せて壁を殴り、手首いわして、
治療に来る子もいるからな。
そういう子には、僕、言うもん。
「オイオイだせぇな。やるなら怪我すなや」て。
なんなら、手首をいわせない、
パンチのコツまで伝授してあげる。
中には、子のみならず旦那までもが、
家の壁をパンチしはるとこもあって、
奥さんが「大きなガキがおって困る」、
なんてボヤかれることも…。
壁に穴開けられちゃあ、たまったもんじゃねぇ。
けど、これはこれで正解じゃない?、
とも僕は思うのよね。
本人は、反抗期でやり場のないイライラを、
人に向けてはいけないと分かっているから、
壁を殴っているんである。
外で無難にふるまうために、
その分、家で発散している。
ある意味、健全である。
昔は、子供同士でつかみ合いや殴り合い
のケンカはしょっちゅうしたもんだけどね。
ケンカで負けりゃ、どこの親も、
男なら負けて泣いて帰ってくんな、
ってハッパかけてくるしね。
今から思えば、野蛮な親だよね。
そういや昭和の不良は、けんかして殴られて、
前歯ないのがステータスでもあったw
昔、僕が小学校の帰りに見かけた光景なんだけど、
どこぞの不良のお兄さんらがタイマン張ってた。
僕はガキだったから、
なんだか、兄ちゃんらカッコエエと思って、
友達と一緒に遠くから見てたの。
そしたら、通りがかりの男性が、
タイマンを止めに入ってさ、
「ケンカすんなら、相撲にとしき。
殴ったらあかん、前歯は大事にせな。
入れ歯や差し歯の不便さを知らんやろ。
とうもろこし食べづらくなるぞ」
って言ってた。
その後、兄ちゃんらがケンカやめたかどうか、
記憶にないのだけども、
この男性の言葉だけは、すごく覚えてる。
前歯は大事。
壁に穴が開く、てな類の話、ごまんと聞く。
怒りに任せて壁を殴り、手首いわして、
治療に来る子もいるからな。
そういう子には、僕、言うもん。
「オイオイだせぇな。やるなら怪我すなや」て。
なんなら、手首をいわせない、
パンチのコツまで伝授してあげる。
中には、子のみならず旦那までもが、
家の壁をパンチしはるとこもあって、
奥さんが「大きなガキがおって困る」、
なんてボヤかれることも…。
壁に穴開けられちゃあ、たまったもんじゃねぇ。
けど、これはこれで正解じゃない?、
とも僕は思うのよね。
本人は、反抗期でやり場のないイライラを、
人に向けてはいけないと分かっているから、
壁を殴っているんである。
外で無難にふるまうために、
その分、家で発散している。
ある意味、健全である。
昔は、子供同士でつかみ合いや殴り合い
のケンカはしょっちゅうしたもんだけどね。
ケンカで負けりゃ、どこの親も、
男なら負けて泣いて帰ってくんな、
ってハッパかけてくるしね。
今から思えば、野蛮な親だよね。
そういや昭和の不良は、けんかして殴られて、
前歯ないのがステータスでもあったw
昔、僕が小学校の帰りに見かけた光景なんだけど、
どこぞの不良のお兄さんらがタイマン張ってた。
僕はガキだったから、
なんだか、兄ちゃんらカッコエエと思って、
友達と一緒に遠くから見てたの。
そしたら、通りがかりの男性が、
タイマンを止めに入ってさ、
「ケンカすんなら、相撲にとしき。
殴ったらあかん、前歯は大事にせな。
入れ歯や差し歯の不便さを知らんやろ。
とうもろこし食べづらくなるぞ」
って言ってた。
その後、兄ちゃんらがケンカやめたかどうか、
記憶にないのだけども、
この男性の言葉だけは、すごく覚えてる。
前歯は大事。