中途半端に早い時間に寝入ってしまったせいか、夜中に目が覚める。いつも通りラジオのイアホーンを耳にあて「ラジオ深夜便」を聞く。３時台は「にっぽんの歌」この日は岡晴夫の特集。戦前から戦後にかけてあの独特の明るい声で多くを魅了した歌手だ。上海の花売り娘や親鳩小鳩．啼くな小鳩よなどで知られている。その解説にアンカーの徳田章アナが解説の中で使った言葉。この言葉は弁士の「西村小楽天」が紹介コメントとして使ったもの。リズミカルなコメントにイントロとしては秀逸なものだと感心する。結局おしまいまで聞いてしまい寝不足気味となってしまったか。
天声人語では先日亡くなった「はらぺこあおむし」のエリック・カールさんについて触れていた。大きな青虫の絵、きっと見たことがあるはず。忘れないで欲しいのは「楽しむこと」「遊ぶ時間を持つこと」「自分でいること」と話す。
この下の広告欄は今日は四つ割りだ。珍しくカラーで彩られている。見た目を重視したのかな？
朝の情報入手ツールはまず新聞。早いもので４時半前に届いていることが多い。早朝の約一時間、じっくりと読む。今日の一面はワクチン供給について、菅総理がファイザー社のCEOとワクチン供給について直談判の記事。確かにトップ交渉でもしない限り中々いきわたらない実情だ。中国も外交攻勢を念頭にワクチン外交を繰り広げている。日本もワクチンの独自開発を続けているがモノになるのは年末か来年か。先行投資の先見の明があるのかないのか。研究開発体制とともに疑問符が付く。
そんなことを考えながら紙面をめくると、コロナ重症化は感染した人の体内で「悪玉たんぱく質」が生成されこれが症状を重くするという疑いが出てきた。免疫を邪魔するなど厄介な存在だ。ワクチンをめぐる研究も様々進んでいる状況がわかる。流行病とワクチン開発の「鼬ごっこ」がまだまだ続きそう。ワクチン入手を巡る陰に政治やメーカーの思惑がちらついて見える。
今朝はクモの多い天気、灰色の空だが、予報では日中晴れ間が広がりそう。しかし世情ではコロナをはじめ暗雲が漂う状況が続く。総理は緊急事態宣言を来月２０日まで延長とのことだが、オリンピック開催に大きく舵を切り、是が非でも開きたいとの思惑が鎧の下から透けて見えてくる。仙台では青葉区のみが、午後９時までの飲食店営業が認められる、酒類の提供は午後８時までとか、来月からだが・・・ただ境目の宮城野区や同じ青葉区の山間部などの扱いはどうなのだろうと余計な心配をしている。普段通りの生活をいつできるのか
コロコロナ 鈴振るように 鳴り響く （駄作）
楽天は昨夜、逆転負け、ぼろ負けではないのが救いだが、ここ一発が欲しいところ、今日は土曜日、午後に試合。民放で中継がある。そこでもう一句。
楽天を 楽にする道 どこにある （駄作）
※ 写真は 晴れ間の広がる昨日の仙台
巨人との三戦目、楽天は茂木のHRなどで２対０で勝つ。今日からはホームでDeNAとの対戦。普段対戦していないチームだけにどんな試合展開となるか。東京から仙台への移動とプロ野球選手も中々大変。裏方のバットやユニホームなどの輸送も大変だろうなと気になるところ。テレビの一般波では放送がない。これが玉に傷なのだが・・・交流戦のトップは昨日現在で「中日」だ。楽天はオリックスなどと並んで６位につけている。
さて、仙台市のコロナワクチンの集団接種、６５歳以上の先行接種が実施されている。ヨドバシカメラ4階の結構広いスペースで、書類の確認、医師による問診、接種そして15分間の状況観察と流れ作業で接種は行われている。二回目は4週間後となる。菅内閣もオリンピック開催が頭にあり、集団接種や個別接種の体制作りに余念がない。ただ、東京、大阪、福岡など9都道府県に出している「緊急事態宣言」を来月20日まで延長の方向で、オリンピック開催までひと月の段階でも，終息するのかどうか疑問符が付く。
昨夜は月食の話題で持ち切り。確かに皆既月食は月食の中でも珍しい現象、中学生のころだったっと思うが日食の観察に学校中が公邸に出て観察したことを思い出した。月食。、日食、星食など天体には不思議が結構ある。
このニュースとともに三内丸山や北海道の縄文遺跡が世界文化遺産に登録を勧告。と東北や日本にとっては大きなニュースが飛び込んできている。三内は青森市の公営の墓地があるところ。小学生時代に土器や石器を拾いに近所の高校生と出かけたことを思い出す。後年文化財担当者にじっくりと話を聞いたことも思い出す。クレーン車に乗って高所から遺跡全体を見渡したこともある。大型保掘っ立て柱建物や広い集会所的な建物など3000人ほどが済んでいたのではと思われる遺跡だ。当時の日本の中でも人口の多い一大集落だった。栗の栽培など縄文のイメージを覆す発見もあり、当時は海が集落のすぐ近くまで来ていたこともわかり、海を交通路としての交流が行われたこともわかっている。我々の祖先がどんな生活をしていたのか,一見の価値がある。三内丸山の人々もきっと月食を見ていたことだろう。
