丁度あおるところで順番待ちをしていたらNHKテレビで中曽根元総理大臣の死去を伝えていた。事務所前や自宅などからの中継と、自民党関係者や共産党の元委員長のコメントやインタビューが放送されていた。この中の多くの人が「表題」の「巨星落つ」という表現を使い中曽根氏の業績を振り返りその偉大さをコメントしていた。巨星かどうかは各人の思想信条や評価次第。確かに国鉄や公社の分割民営化に道筋をつけた点で評価されている。
ロン,ヤス関係の日米外交の進展など業績として語る部分も多い。5年余りの在任期間だが、現総理、安倍氏はさらに在任期間を延ばしている。甲乙をどうつけるか、4選が取りざたされているが、評価という点では結構厳しい。時代に名を残し、評判ではない厳密な評価は中々難しい。トラは死して皮を留め・・・のたとえが当てはまるかは後世の人たちの評価に委ねたほうがいいのかもしれない。そんなことを思わせた昨日の午後のことだ。